2008年04月13日

母乳



昨日のラジオ・テレビのニュースのトップは、なぜか母乳。

「こんなことがトップになるなんて、どういうこと!?」って思うのですが、それだけ深刻な問題になっているということでしょう。

何が深刻って・・・

オランダの産休は、日本に比べて短いような気がするんです。法的にはもしかしたら日本と同じかもしれないのですが、職場復帰をする時期が、日本に比べてかなり早いです。

職場復帰をするためには・・・その仕事がフルタイムであろうとパートであろうと、子守をする人、もしくは保育所の手配が必要で、人気のある場所・曜日はなが〜〜〜〜いウェイティングリストがあるようです。

 さっちゃんがまだまだ赤ちゃんで、赤ちゃん用保健所にお世話になっていたとき、「母乳はまだ上げているの?」と言うことをよく聞かれました。私の予定では、我が母がしたように生後10ヶ月目で止めようと思っていたので(それを過ぎると難しくなるようで)、それを伝えると、「と〜〜ってもいいわね〜」って言われていたのでした。

その時は、今よりもオランダ事情に疎かったので(^^;;、うすうすは皆早くに哺乳瓶に切り替えているな〜とは気づいていましたが、どれだけ多くの人がそうしているのか・・・というのは知りませんでした。

昨日のニュースによると、生後1ヶ月の間母乳をあげる人は、全体の8割。3ヶ月頃まであげる人はその半分、6ヶ月までには殆どの人が止めているとか言っていました。

この数字を職場復帰の時期とあわせると、納得が行くような気がします。というのも、産後6週間は産褥期なので産休になりますが、早い人ではその時期が過ぎた頃には、多くの人が3ヶ月が過ぎた頃には産休を終えて、職場復帰しているんですよね。

職場復帰をすれば、自然と母乳を上げる環境は・・・厳しくなりますから、自然と哺乳瓶になるのでしょう。職場でも母乳を搾る・・・というのは、殆どしないような感じです。


けれども、母乳と言うのは赤ちゃんにとって一番体にあっているもので、抗体を作ったり、成長に関しても、「出来れば半年はあげたほうがいいもの」だとニュースでは言っていました。

最近はオランダも例外にもれず、色々なアレルギー持ちの子が増えています。お誕生日会・遊びに来たついでに一緒に何かを食べる・学校でのディナー・・・などで準備をするときにも、食物アレルギーのことを多少頭に入れておかないと、とある子だけ寂しい思いをするようになってしまいます。

まだまだ母乳をず〜〜〜〜っとあげていた時代には、そのようなアレルギーはかなり少なかったり、殆どなかったとか?母乳を上げる期間が減ったとこにより、色々な弊害が出てきているようです。

Kraamzorg(産後のケア)の看護婦さんたちは、「母乳は必ず出る」と言い切ります。そのためには、赤ちゃんにたくさんすってもらうのが一番で、その次にママの水分補給が大切だと言います。

が・・・オランダで母乳を上げるには、食べてはいけない食品もあるので、ママが我慢をしなければいけないというのもあります。それが面倒と言えば・・・面倒なのでしょうか。


1年間は母乳を上げるのが「普通」な日本と、それが「珍しい」オランダを垣間見たニュースでした。


 
posted by ニコラ at 01:00 | Comment(10) | TrackBack(0) | 育児の世界
この記事へのコメント
日本は、母乳育児が進み始めていますね。娘たちの保育園でも0歳児クラスは、母乳持込OKでした。先生が母乳をあたためて、哺乳瓶で飲ませてくれるんだとか。でも、保育園に入園するのが至難の業。オランダは、きっと、職場復帰の環境が整っているんでしょうね。うらやましいです。
Posted by ぽん at 2008年04月13日 08:12


私は母親が授乳できるほど母乳が出なかったようで、粉ミルクのお世話になりました。当時ヒ素事件があったのですが、メーカーが違いセーフでした。 ということで粉ミルクがなければ生きながられなかったかもです

さてこれはさておき
今はあまりに人工的な環境で育っているので、アレルギー、アトピーなど諸々の問題が起こっていると言っていたお医者さんがいました。 その方は自説を実証するために自らいろいろと我が身で実験されたようです。
ということで母乳というのはごく自然で正しい選択なのでしょうね。
Posted by root at 2008年04月13日 23:01


ぽんさん
オランダも保育園入園は大変ですよ〜。妊娠中から手を打っておかないと、大変なことに。
私がオランダ語の学校に通っていた時には、母乳を冷凍させたものを持参していきました。ちゃんと温めて、飲ませてくれました。でもそうしているのは・・・私だけでしたね。
Posted by ニコラ at 2008年04月14日 03:20


rootさま
人によって、母乳が出たり出なかったりするのは、普通だと思うんですよ。幸い、我が母は出すぎて困ったようですが。(^^;;
日本のドクターも、「牛乳は牛の赤ちゃん用のおっぱいなんだから、自分の子には上げちゃ駄目!自分の子には、自分のおっぱいをあげましょう!体はそのように出来ているんだから」と言っていましたね。
どんなに科学が発達しても、自然には勝てない・・・ということでしょうか。
Posted by ニコラ at 2008年04月14日 03:24


 まさにそうですね。 人間などは浅知恵以前でしょう。

 母乳にはまったく無駄がなく、余分なものがないので、排泄物もまったく違うそうですね。 とはいえスルーするものもあるので、母親さんは大変です。 我が家でもコーヒーの(飲み過ぎ?)が子供に出たこともあり一時期我慢していたようでしたね。
Posted by root at 2008年04月14日 07:55


アレルギーを持つ可能性があるとは知りませんでした!!
昔テレビで、赤ちゃんのお腹にはもともとない”良い菌”を赤ちゃんは母乳から得るので、
ある程度母乳はあげないと便秘や下痢になりやすい子になると聞きました。
それだけではなくアレルギーもとは!!

私は子供が小さい頃は側に居たいです。
すぐに成長しちゃうのにそれを見逃すのはもったいない気がしちゃいます。
とか言って育児ノイローゼになっちゃったりして??
出来てみないと分かりませんが。(^_^;)
Posted by makui at 2008年04月14日 08:26


私の友人も(オランダ在住イタリア人ですが・・・)、
出産後2週間で職場復帰してました。
母乳の出が悪かったこともあって、
彼女の息子ちゃんは最初からほとんど粉ミルクです。
母乳で育つと丈夫になる(免疫力がつく)と昔聞いたことがあります。
私もいつか子供を持ったら、母乳で育てたいなーと思います。
出るといいな〜^^;
ところでオランダの保育園って日本同様、
いっぱいなところが多いんでしょうか?
友人の話では、妊娠に気付いたときからウェイティングリストに載せてる人もいるとか( ゚д゚)
Posted by zebra at 2008年04月14日 17:05


rootさま
オランダで食べてはいけない食品は、やはり母親の体を通して、赤ちゃんの体にも影響があるものです。でも・・・赤ちゃんのお腹によるんですよね〜。さっちゃんは敏感でしたが、みーちゃんは・・・関係なかった。(爆)
Posted by ニコラ at 2008年04月15日 06:58


makuiさま
赤ちゃんの月齢に合わせて、母乳の濃さも・成分も変わるようですよ。また生まれて直ぐには、赤ちゃん自身も一回にたくさん飲めませんが、母乳も出ないんです。(^^;; 赤ちゃんが吸って、「母乳作ってよ!」って信号を送ると、ママの体が反応するとか。やっぱり離れられない関係のようですよ〜。
赤ちゃんの成長は本当に早いです〜。その時間は一瞬ですからね。その時には大切にしてくださいね〜。(^^)
Posted by ニコラ at 2008年04月15日 07:03


zebra さま
普通は、生後半年の間は、病気にならないのが赤ちゃんらしいです。母乳の免疫力の影響か、赤ちゃんが持っている免疫力か・・・。その後は本当によく風邪を引くようになります。(体験談)
その後5・6歳になると、かなり体力がつくようで、余り寝込む風邪はひかないかな・・・?
小学校が水曜日の午後お休みなので、水曜日・金曜日は保育所も空いている場合が多いようです。でもそのほかの日は、その逆で仕事をする人が多いので、妊娠発覚と同時に保育所に行かないと、自分の予定通りには職場復帰が無理だとよく聞きますよ。
Posted by ニコラ at 2008年04月15日 07:08


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