2008年03月07日

やっと判決



2005年1月に起きたなんともいえない事件。

40代の女性のハンドバックを車からひったくっり、スクーターで逃げ、その引ったくりを車のバック走行で追いかけ、木と車の間に挟んでしまい(・・・今詳しく話しを聞くと、この表現が正しいのかは分かりませんが)、その引ったくりの19歳の男性を死亡させてしまった・・・そいういう事件がありました。

引ったくりが悪いのか、死亡させてしまった女性が悪いのか・・・、とても判断の難しい事件でした。

引ったくりの男性は、その事件の直前に裁判所に出頭したとか。前科があったようです。一方の女性は、自分のものを取り戻すために、できる限りのことをした・・・という見方での報道でした。

が・・・今日聞いたなかには、その女性は木と車の間に男性を挟み、3回ほど車をぶつけたとのこともありました。

何が本当なのか・・・今となっては分かりませんが、その判決が今日出ました。

検察側は、2年半の禁固刑を求刑していましたが、今日の判決では180時間のサービス労働と免停でした。

裁判官たちは、引ったくりの男性の死亡に関しては罪を問わず、運転素行を問題視したそうです。その結果免停にし、素行を直す意味でも180時間のサービス労働としたそうです。

別の問題点であった「自分物を取り戻す」事が許されるのか・・・に関しては、認められるとの判断のようです。


この事件後、この女性は精神病を患うようになったとか。被害者であった女性が、加害者になってしまい、彼女自身も彼女の家族も、大変な思いをしているようです。

「こちら」にニュース内容が出ています。


 

posted by ニコラ at 05:11 | Comment(4) | TrackBack(0) | オランダ
この記事へのコメント
同じような事が日本で間あります 警察の車がついせきをして逃げた車が電柱にぶつかり乗っていた方が死亡です。どちらが悪いのかと大変な問題になりますが最後ははっきりせず新聞にも載らずです。 何処の国で間あるのですね。跡に残された家族が大変です彼女もこれからどのようになるのか分りませんね。ニコラさんも気よつけてね。
Posted by ダルマ at 2008年03月07日 13:56


ダルマさん
引ったくりを追いかけ、バック走行をし、3回もぶつけたのが本当であれば、それを問題視されても仕方が無いような気がします。
車では荷物を置く場所には気をつけていますよ。やはり自己防衛をしておかないと。
Posted by ニコラ at 2008年03月08日 04:59


なかなか難しい点がありそうですね。 正当防衛か過剰防衛かみたいなものでしょうか? 日本だと、2,3度ぶつけたという点が過剰と判断されるような気がします。 このあたりは、条文がたとえ同じであっても国民性などをふまえどう解釈し運用するかで判決は全く変わりそうな気もします。

ところで裁判所の雰囲気は日本とはずいぶんちがっていそうですね。 もっとも私は法廷をこの目で見たことは一度もありませんが
Posted by root at 2008年03月08日 10:05


rootさま
リンク先のニュース画像をご覧になりましたか?それを見るとよくわかるのですが、裁判官・弁護士・検察・・・皆黒いケープに白いピラピラ(名前は知らない・・・)をつけています。
容疑者は下の名前に苗字のイニシャルで(こちらの名前の順番で)よばれます。(ニュースでは)また顔写真は出ません。似顔絵だけでしょうか。

正当防衛から相手が死亡してしまった場合、判断が難しいですよね。ただ・・・変な例なのですが、強盗に入られた家の人が、自己防衛と称して強盗に入った人を死亡させた場合、殺人罪に問われるんですよ。
「強盗には、出て行ってもらうように”丁寧にお願いをする”」のが、自己防衛だそうです。
それからすると、今回のこの事件は、どう考えて良いのか分からない結果のような気がします。
Posted by ニコラ at 2008年03月09日 05:11


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