2007年11月21日

アンネの栗の木(De Anne Frankboom)



かなり前から「伐採」すると言われていたアンネ・フランクの栗の木があります。アンネ・フランクの隠れ家から見える樹齢100年を越す栗の木です。

アンネの日記では、自由を求める象徴として書かれているらしいですね。狭い屋根裏部屋から見えるものといえば、数が限られます。そんな中で見えた栗の木・・・一緒に生活をしていたピーターに恋をし、その事もこの栗の木を通して書いているとか。

が・・・その栗の木は重度の病気で・・・中から腐ってきているとかで、専門家達の意見として、伐採したほうが良いといわれていました。

そして今週・・・(といっても昨日の月曜日からですが・・・)



日本語では栗の木といっていますが、オランダ語ではカスタニエ(kastanje)。「こちら」で紹介しているものと同じものです。でも花の色は、ピンクのほうでした。(^^;;
(だから正確には・・・栃の木かな・・・?)

伐採推進グループ(!?)が道具を持って、「伐採許可の書類」を待っての伐採を実行しようと、木に集結!

伐採に反対のグループは・・・伐採も「手段の一つ」ではあるけれど、最後のオプションだとするグループは、裁判所に訴えました!

いや〜、びっくりです!裁判ですよ!

その判決が、今日の午後7時に出ました。(予定では明日伐採なので、その前に結果を出した模様です。)

その結果、伐採をしてはいけないことに。


それとは別に、この木がオランダeBayオークションにも登場していたとか。そして60近い入札があったらしいですよ〜。


当面の間は伐採はされないことになったようですが、本当にこの木を救えるかは・・・分かりません。でもこの木の意味は、オランダ人にとって、またオランダ在住のユダヤ人たちにとってはとても象徴的なものがあると思います。

だからといってあまり大騒ぎをせず、見守っていきたいですね。そして出来たら・・・木が再生出来れば良いですが・・・。


 
posted by ニコラ at 06:23 | Comment(6) | TrackBack(1) | オランダ
この記事へのコメント
こんにちは。初めて書き込みます。よろしくお願いします。

私もそのニュース、見ました。本当に本当に木の専門家でも救えなければ、いくらアンネ・フランクのマロニエでも、諦めるより仕方がないのでは…そうしたら、そこへまた、新たに植えればいいではないか、皆の気持ちをこめて…なんて、私は思うのですが。

ドライな考え方の人も多いオランダの人々にも、ウェットな日本人よりさらにウェットな方々もいらっしゃるということでしょうか?
Posted by 由美子 at 2007年11月21日 19:44


由美子様
初めまして!(とはいえ、どこぞではお世話になっていると思います・・・)

今回のアンネの木をどうするか・・・では、かなり意見が分かれているようですね。感情的にならず、可能性を吟味してほしいと思うのですが、「アンネの木」だけに難しいようですね。
アンネ・フランク協会(というのでしょうか・・・Anne Frank Stichting)は、伐採するほうに動いているようですが。
オランダ人だけではなく、ユダヤ人も絡むので、より難しいのでしょう。
Posted by ニコラ at 2007年11月22日 06:11


アンネ・フランクの家覚えています。
運河沿いの街路樹なのでしょうか!
生命あるものは何時かは滅びる運命ではあると思いますがそれに替わる新しい命を又育ててゆけばと思います。平和の尊さを伝えて行くためにも保存出来るものなら残したいですね!
Posted by ケイコ at 2007年11月22日 20:44


ケイコさま
街路樹ではなく、裏庭にあるもののような感じです。この木は花を咲かせているものなので、実もつけているはず。その実から新たな命を・・・とも思ったりもしますが、やはり「アンネが見ていた木」はシンボルとして、残しておきたいようです。
Posted by ニコラ at 2007年11月23日 04:50


ナチのホロコーストに絡む問題ですから簡単には結論はでないのでしょうね。
私は切らない方に賛成したいとおもいます。 支えを入れてでも天寿を全うさせてやりたい気がします。

 とはいえ、伐採派は、伐採した後に、2代目を植えるとしても伐採したものをどうするかという計画もあったのでしょうか?
日本ならその木を利用して、箸をつくる、コースターを作る等々形を変えて象徴的なものを作ろうとすることでしょう。
そして幹の部分などでしょうか、比較的状態が良い部分の年輪は保存展示されることでしょう。

 また伐採しないことによる不利益(例えば不意に倒れて危険)などもあったのでしょうか?
Posted by root at 2007年11月23日 15:09


rootさま
この木を伐採しないと、人に危害を加える可能性があると聞きました。(倒れるらしいです・・・)
伐採後のことは、ニュースでは聞きませんでした。
Posted by ニコラ at 2007年11月25日 07:50


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