「今日はオランダの有名な画家のドキュメンタリーを見よう!」
口をあんぐり開けた二人ですが、あくびをしながらも45分くらいのドキュメンタリーを見切りました。
感想はもちろん・・・つまらなかった・・・。(字幕のものだったので、読みきる前に字幕が変わってしまっていたため、完全には分からなかった模様)
それは予想されていたことですが、このドキュメンタリーを見ることは、次のステップへの準備でした。
それは・・・
見たドキュメンタリーは、レンブラントに関するものでした。オランダを代表する画家で、昨年は生誕400年ということで、いろいろと催し物もあったようです。(確かミュージカルもありました。)
そういう背景もありますが、もう年齢的に本当の作品を見るのもいい経験になるだろうということで、五右衛門が美術館に連れて行きたかったようです。ミュージアムカードがあれば、割引や無料になりますから、行きやすいんですよね!(^^;;
そしてその第一弾として、一番有名なレンブラントの作品のある「国立博物館」に行くことにしました。
国立博物館は2010年まで改装がされていて、メインの部分には入れません。が、メインの作品は横にある「Philipsvleugel」(フィリップ廊とでもいうのでしょうか?)に展示されています。
もちろん、レンブラントといえば「夜警」といわれるくらいですから、この作品も展示されています。この「夜警」が展示されている場所には、数年前に切られるという事故があったことから、1mくらい手前に柵があり、ガードマンもいます。
そしてこの「夜警」といえば、「サイズを変更された」という事実もあります。オランダ語のWikiのページには、切られる前の写真が載っていますので、一度ご覧ください。
原型を見てから、現在の作品を見ると、なぜ端っこがこれだけ不自然か・・・よくわかると思います。
その辺も五右衛門の解説を交えながら、体全部で感じた二人です。博物館としては小さくなっていますが、二人にとっては・・・過去との接点の場となったようです。何せ絵画は1600年代のものですからね!
でも一番気に入ったものは、「こちら」。(^^;;
必ず通ることになっている「お店」に置いてありました。
国立博物館に関しての、ちょっとした情報。入場するのには、空港にあるような金属探知機を通りますが、空港のものよりかなり弱いようで、お財布や携帯を持ったまま通っても大丈夫です。手荷物も
X線をかけられます。
大きな荷物・・・リュックは背中にはしょわず、お腹のほうで持てば良いようですが、それをしたくない・出来ない場合は、クラークに預けます。また中は、携帯禁止・カメラ禁止です。
総入場可能人数は650人のようで、現在の入場者数も表示されていました。場合によっては、入場制限があるようです。何せ中は狭いですからね・・・。私たちが行った時には、605名ほどが入場していたようですが、場所によってはかなり待たないと、見たい絵が見れない状態でした。
出口の手前にトイレがあるので、済ませたほうが良いです。出口を出てしまうと、もう外になってしまうので、トイレは有料、おまけに、出口からは中に入れないようになっています。間違って出てしまっても、入場券を見せればまた入れてもらえます。(^^;;
運河沿いの立派な建物の国立博物館でレンブラント、フェルメールを見ました。
今 国立新美術館開館記念でフェルメールの「牛乳を注ぐ女」他公開されています。
五右衛門は雑学ですので、いろいろ知っているようですよ。知っていて損はないですからね。さっちゃん・みーちゃんにも、沢山覚えて・感じてほしいです。
今回フェルメールはなかったようです。気がつきませんでした。
我が家は五右衛門の仕事で、家族旅行は出来ませんから、1日単位で、いろいろ行こうとしています。それもなるべくためになるような所・・・って感じですね。まだまだ感受性が強い年齢ですから、何かを感じてくれたと思います。
と言ってもわかりませんが、先日ラジオでレンブラントを全部観ることを決意して世界中旅している女性の話を聞いたのを思い出しました。 そういうツアーがあるそうです。 そして何年かしてまた出会うと違う感想をもったりより理解が深まるとのことでした。 小さいときから名画に接するのはよいことなんでしょうね。
ちなみに一番気に入られた物は、まさか有名な画家が描いた物ではないですよね(笑)
子供の頃ピノキオのパズルがあってよく母親と遊んだのも思い出しました。
一番気に入ったのは、「駄洒落バージョン」です。(^^;; 約10ユーロで買えるので、「買って〜〜〜」とかなり強引におねだりされました。(でも買いませんでしたが・・・)
美術館・博物館の雰囲気も、いつも行くような場所とはぜんぜん違いますからね。結構戸惑っていたようです。
ぜひまたオランダにいらしてください!ゴッホ博物館も変わったようですよ。