でも日本とオランダ・・・かなりこの放送形態は違います。
先ずニュース・スポーツ関係は、NOSという会社が担当。まぁ〜メインの会社でしょうか。ほかにはKRO・・・これはキリスト教関係だと聞いたことがありますが、子供番組をメインにしています。NCRVという娯楽番組を扱っている会社もあります。VPROもあったかな?
ほかにもまだ数社あると思いますが、あまり大きくないです。
そして日本やBBCと違う点はもう一つ。それはCMです。日本やBBCでも一種のCMはありますが、それは自分のところの番組の宣伝ですよね?でも・・・オランダでは民放と代わらないCMが流れます。
にもかかわらず、この「公共テレビ局」は、国から補助を貰っているのです。そしてその補助の貰い方も、面白い!
それぞれのテレビ局は、「テレビガイド」を製作しているのですが、そのテレビガイドの定期購入者・・・会員になって年間予約をしての購入者・・・の数によって、番組の制作費を出してもらえるとか、制作が出来ないとか・・・そんなことを聞いたことがあります。
そして今回の「ドナーショー」を制作したBNN・・・
これは数年前にも存続の危機がありました。その時には、一時的に会員数を増やして、危機を脱したと記憶しています。
がこのBNN・・・公共放送局の中では、結構お下劣な番組制作をしていて、五右衛門の私も・・・95%の確立で見ない番組を作っていました。
そして今回のドナーショー。国会でも「こういう番組を放送しても良いのか!?」との討論まで。文化関係の大臣は、「禁止できない」的なことを言っていました。
そしてプロデューサーは、「これをきっかけに、ドナーの必要性をアピールできたら」と言っていました。
確かに、ドナーの数が少なく、オランダでは18歳以上の成人は、ドナーになるかならないかの意思表示を求められていますが、意思表示をしている人数はかなり少ないとか。
その意思表示を即すためのポスターも、かなりの大金を費やして制作したようですが、「ポルノポスター」と言われたためか・・・まだ一度も街中では見たことがないです。
しかし番組の統計では、120万人が見、23,000人が投票をし、18,000人がドナーの意思表示のフォームをダウンロードし、12,000人が携帯からフォームをダウンロードしたとか。
BNNは伝統的に「冗談の番組」を貫いたようですが、一部の目的は達成できたと喜んでよいのか、番組の質をもっと問うべきなのか・・・。
難しい問題が浮上してきた感じです。
最初にこの話をきいて,オランダではありそうな話だなという印象を持ちました。
こちらでは,美談として伝えられているげです。
こちら ⇒ http://ukmedia.exblog.jp/6237007
こうして見ると色んな問題とリンクしているものですね。
臓器を聞かれるのは、免許の更新時に登録するか否か聞かれるくらいな気がします〜☆
そうです、その番組のことです!
このBNNの創始者は、mozaiekさまがリンクをしてくださったブログにもあるとおり、一般人よりも体が小さい人でした。顔も子供のままの感じ。そんな彼は、臓器が間に合わず、確かに35歳で他界しました。
http://www.condoleanceregister.com/
index.php?p=nat_registered.php&id=2&pg=3
(2行にわたっていますので、切り貼りしてください)
ここに小さいですが、写真があります。
5月25日が命日と言うこともあり、こういう内容を企画したのだとは思いますが、何とも言えない内容ですね~。
お久しぶりです!お元気ですか?たまにはオランダのこと・・・思い出しているでしょうか・・・?(笑)
確かに、五右衛門も「オランダだから、こういう番組が出来るんだ」と言っていましたね。それは良い意味でも、悪い意味でも。
注目を集める意味では、成功をしましたが、ほかには方法がなかったのか・・・?とも思います。まぁ〜BNNなので、あまり期待は出来ないのですが・・・。(苦笑)
献血も臓器提供も、CMはないですね~。時たま、報道特集みたいな形で、臓器提供者の必要性が取り上げられたりしますが。
死亡後の埋葬方法も、焼く方法と焼かない方法とあるので、自分の意思だけではなく、家族との関係もあるので、提供者が少ないのでは・・・?と、私は思っています。
これを機に、我が家も話し合わないと駄目かな・・・?(^^;;
提供をしていただけたようで、良かったですね。身内にその様な方がいると、率先して提供に参加されるのでしょうか。
今回のニュース、日本語のニュースでヒルバーサムのBNNで・・・って聞いたとき、「あ!昔このテレビ局に仕事で行ったことある!」何年前かも忘れてしまっていましたが、別の意味でふと思い出しました。
当時英語もオランダ語もあまりできなくて、わけもわからず、当時の仕事(お花屋さん)関係で連れ出された大きな仕事でした。
このブログを見て、もしかしたらあれはやはりBartという方のお葬儀だったのですね、きっと。
当時そのとき聞いた記憶ではコメディアン?みたいな人で、一般人よりも体が小さくて顔も子供のままの感じ年齢より若く・・・ニコラさんが書かれているままの方の印象でした。
お葬儀準備中(ホントに多くの人が関わり大量の花を使う大きな徹夜の仕事でした)、彼の生前のビデオが流れると仕事をしているみんなの手が止まり、一瞬しんみりもするのですが、笑いの耐えない雰囲気でした。
それを見て、私は全く彼のことを知りませんでしたが、すごい人なんだな・・・と思っていました。
その彼がきっかけなんですね、今回の騒動・・・
人騒がせな・・・とは思うものの、重要な通過点かもしれないですね。
お久しぶりです!貴ブログのアドレスを、ブラウザーを変更した時に移すのを忘れて・・・。やっとまた出会えました!ありがとうございました!
BNNでのお仕事をされたのですね!あの方が亡くなった時は、かなりの話題になりましたからね〜。最後の頃は、見た目は子供のような感じだけれど、それでもしわが増えていた記憶があります。そのギャップが病気と言うか、シンドロームを語っているな〜と思った覚えがあります。
その病気のせいで、確かに大変な人生を送ったのではないかな〜と想像します。しかし芸人でもあったのですよね。詳しくは知りませんが、惜しまれた芸人でした。
「オランダだから許された」と言うのは、良い意味でも、悪い意味でも当たっていると思います。政府も何とかしなければとは思いながらも、間違われそうなポスターを作ってしまったりして、人々の関心を引く方法が分からないんだと思います。そこに痺れをきらせたBNNが・・・自分達の方法で、関心をひきつけた・・・。これはこれですごいことだと思います。当人達はすべてを納得しての参加だったとか。騙す・騙されるという内容ではなかったのが、救いですね。
さてこれからどうなるか・・・、これだけで終わるのか、また何か発展するのか・・・。暫くは見守りたいですね。