2007年05月05日

日本について語る



4月の末・・・チューリップ休暇に入る前の最終日・・・みーちゃんはダンスの発表会でした。(その模様は「こちら」

その前に、さっちゃんのクラスにて、「日本について」熱く語ってきました〜!

実はその週の火曜日・・・さっちゃんが担任に物申す!とばかりに詰め寄りました。どうしても私が日本についての話を、最後までやらなければ・・・と思っていたのに、全く時間が取れなく、先送りになっていたのを、さっちゃんは面白くなかったようです。

そして直談判!そしてその週の金曜日にすることに。ただし、2時からはみーちゃんの発表会があるので、1時からの1時間だけという約束で。短いとは思ったのですが、仕方がないですね。

そして金曜日・・・。

この日は五右衛門の仕事場に行く用事がありました。どうしてもしなければいけない仕事が入りましたので。(^^;;

それをしていたら・・・まぁ〜ちっとですが時間を忘れて、仕事場を出るのが遅くなり、そういうときには悪いことが重なるもので、学校の1km手前でバスが立ち往生中。事故だったのか、バスの故障なのかはわかりませんでしたが、交差点のど真ん中で止まっているので、後ろの車は全く動けない状態。

そんな渋滞に巻き込まれて(なんとか悪さをして・・・自転車道路を利用して別の道路に出ました・・・(^^;;)、学校についたのは10分遅れ。あぁ〜息切れました!久しぶりにダッシュしましたよ!

クラスについたら担任はいず、子供達は本を読んでの自習でした。(^^;;

担任が戻ってきてから、理由を説明して、それから始めました。

今回の話題の中心は、「漢字」。

やっぱり子供とはいえ、相手は漢字を知らない人たちばかり。どんな成り立ちで、日本まで来て、どうやって使っているか・・・、すごく興味があるようです。

Wikiで調べると、漢字は紀元前1500年には現在の漢字が存在していたとか。また漢字の総数は約57,000字。最低1500字、新聞を読むなら3000字・・・とかいろいろ基準があるようです。

日本では約2000字を使っていて、漢字のほかにひらがな・カタカナを使っているけれども、それぞれ漢字から成り立っていること、漢字は男性のものであったので、怒った女性達がひらがなを使って本を書いた・・・なんて話すをすると、「そんな時代から差別があったのか〜!?」なんて反応も。(^^;;
(さすがオランダ人・・・こんな年齢から、差別は嫌なようです!)

また、常用漢字は約2000字だけれど、旧漢字もあるから、出来るだけたくさんの漢字を知っていたほうが良いとか、1年で習う漢字は80字とか100字だから、オランダではある読みのレベル(AVI・・・1から9+まである)は日本には存在しないとか・・・ちょっとしたカルチャーショックだったようです。

そしてこの漢字の話では、かなりたくさんの質問を受けました。それは名前の意味。さっちゃんの名前の意味は知っていても、みーちゃんや私の名前の意味は知りませんので、それを黒板に書いて、意味を創造させる・・・なんてことをすると、自分なりの世界で意味を創造して・・・・感動〜〜でした。(^^;;

漢字からの派生で、遣唐使・遣隋使(名前は出さずに、賢い若い男の子を中国に送った・・・ってことで)のころには、日本の貴族達は「お雛様」のような着物を着ていた・・・と写真を見せると・・・

見えないよ〜〜!!
と、ブーイング。クラスを歩き回って写真を見せると・・・

「ワ〜〜〜ォ!!!」

の連発。そしてお雛様のお話。皆感動〜〜。おまけに、お雛様が我が家にあるというだけで、エキゾチック〜〜な目で見てました〜。(^^;;

そのあとは、相撲のお話。パリに拠点のあるスポーツチャンネル・・・ユーロスポーツ。EUに参加している国では、放送がされているようです。(だから、ヨーロッパ人の間では・・・ユーロスポーツといえば、直ぐに分かる)

そのユーロスポーツで、約2ヶ月遅れで放送される相撲放送。(今場所が日本で始まっているときに、2ヶ月前の場所が放送・・・ってくらいな感じです)

クラスのお友達が、「何で米をまいているんだ・・・?」という素朴な疑問を持っている・・・と、その子のパパが教えてくれたので、その話題。

相撲はスポーツではなく、神・・・この場合は神道・・・に「力」をささげる儀式であったため、土俵の真ん中には、「隠れた供え物」が入れてあるとか、足の裏以外が土俵に着いたら負けだし、丸の外に脚の裏以外が出ただけでも(その部分が土につくだけで)負け、まわしがほどけて過ぎてしまっても負け・・・なんて話をすると・・・

パンツをはけばよい!・・・なんて素朴な打開策。(^^;;


本当はもっと準備してあって、もっと・もっと話をしたかったけれど、時間が来てしまい、おしまいに・・・。

担任も子供たちも、残念!!と言ってくれ、とても嬉しかったです。

どれくらいがみんなの頭に残っているか・・・さっちゃんの頭にはほとんど残っていずに、私は結構ショックを受けたけれど・・・そんなのは別にして、オランダとは違う国・・・日本・・・を、少しは身近に感じてもらえるチャンスが出来て、とっても良かったと思います。

これが癖になって、もっとやりたくなってるかも!?(^^;;

 


posted by ニコラ at 04:20 | Comment(12) | TrackBack(0) | ニコラの世界
この記事へのコメント
お疲れ様でした
私もその場に居たらものすごく勉強になった気がします。
是非もう一度直談判をしてもらってください!

それにつけても小さい時からの異国への興味と差別意識については考えさせられるものがありました。

日本だったら、同じような話をしても、影では蔑視するような声が聞こえて気はしないかと思ったりもしました。
(Japan as No1 ! という教育、意識付けが無意識にもなされているのが日本の様な気がします)
Posted by root at 2007年05月05日 00:28


ニコラさん頑張りましたね。 さっちゃん自分の話したいことをはっきりと話せるようになりましたか普段の生活から来る事でしょうね 言いたい事をはっきりと相手にいえる事はすばらしい事です ニコラさんも話す機会がありよかったですね 私など話すことも出来ません 何をどう話せばよいのこ迷います ニコラさんの話を聞きたかったです。
Posted by ダルマ at 2007年05月05日 01:52


お疲れ様〜☆
私だったら、出来ない事をやり遂げられて、素晴らしいぃ☆
オランダも同じかどうかは分りませんが、アメリカ人の名前には意味があるらしいです。一度息子が通っている学校で聞かれた事がありますが、同じ名前でもどの漢字を使うかによって、意味が違ってくると説明した事があります。
また、二人の息子のミドルネームを日本語にしているのですが、違う名前で、違う漢字だけど、どう考えても同じ意味になるので、聞かれると困ってしまいます〜☆(苦笑)
Posted by pineapple at 2007年05月05日 02:46


ご苦労様でした。

とても面白そうな発表会だったようですね。 確かにオランダ人はヨーロッパの中では差別意識の少ない人だと僕も感じたことがあります。 全然無いとは言わないが、他に比べたらかなりよいです。

男女差別などは20世紀になってから論議された問題なのですが・・・。 子供達にはまだ早かったようですね。

これからの子供達の健康と活躍をお祈りしております。
Posted by syn3 at 2007年05月05日 10:36


どうしてオランダは差別意識が少ない国となることができたのでしょうね

 少なくとも階級差別や性別による差別は、いろいろな意味で支配のための道具としてなされてきたような気がしますが、オランダは国としてまとまっていく際にそのような必要がすくなかったのでしょうか

いずれにしても区別はあるべきでしょうが、差別はいけませんね
Posted by root at 2007年05月05日 15:52


root さま
子供たちのキラキラと輝いた目を見て、日本関係の話をすると、自分自身の勉強にもなりました。話しをするからには下調べをし、オランダ語の単語も調べ、9歳前後の子供たちが分かる内容で・・・となると、まぁ〜私のオランダ語の単語のレベルとちょうどあっていたのかもしれませんが(^^;;、興味の対象が膨れていくのが分かりました。
オランダで生活をしていると、身の回りにはモスリム・インドネシア・スリナムの人たちに囲まれているのが分かります。アメリカほどではないのでしょうが、結構カルチャーのるつぼでもあります。
そんな中で、日本とオランダの関係は、切っても切れない仲。だからやっぱり悪い印象は持ってほしくないし・・・。
そんなかすかな希望を持って話をしましたが、少しは通じてくれたようです。
Posted by ニコラ at 2007年05月05日 18:13


ダルマさん
日本語で日本の話をすると、ものすごく堅苦しくなったと思います。学校のクラスでも、なるべく手は上げないとか、静かに座っているように・・・というのは、オランダより厳しいような気がします。
それに、オランダ語のノリ、オランダ人のノリ、子供たちのノリが、やはり日本とは違うので、上手く出来たんだと思いますよ。
Posted by ニコラ at 2007年05月05日 18:15


pineappleさま
そうです〜、こちらの名前にも意味はあるようですが、隠れているから、名前を聞いただけでは想像が出来ないんですよね~。
ヘンク君が自分の名前を漢字で書きたい様子でしたが、なるべく彼の名前の意味に近い漢字を探すために、名前の意味を聞いたけれど、自分では知らないようでした。
息子さんたちのミドルネームの「意味」が同じようになってしまったのは、わざとそうしたのよ~ってことで良いのでは?(^^;;
その名前の意味が好きだから、違う漢字の組み合わせて考えたのよ~って。それも結構難しいと思うけど。
Posted by ニコラ at 2007年05月05日 18:19


syn3 さま
お隣のドイツに比べたら、雲泥の差で、差別はないですね。極端な話、誰にでもオランダ語で話してくるし(あたかも旅行者と分かる人にも、最初はオランダ語だし)、役所からの手紙も皆オランダ語だし(移ってきたての人たちには、やっぱり英語とかの方がいいと思うのは、私達だけ?のようですね・・・)・・・。
五右衛門に対して、「君達オランダ人は・・・・」というと、「誰、その君達って・・・!」といわれます。「僕達地球人だよ!」ってことで。(^^;;
歴史的にオランダ人は、差別を嫌う様な気がしますね。
Posted by ニコラ at 2007年05月05日 18:24


rootさま
ハーグにある国会議事堂のそばの広場には、第二次世界大戦後に刻まれた「平等」の文字があります。
オランダ人たちが作り上げたオランダの大地・・・と言われていますが、自然(水)は国王も農民も差がありません。
また1970年代に起きた「精神革命」の時代に、オランダ人の価値の変化があり、差別をそれまで以上に嫌うようになったように思われます。それまではやはり、キリスト教が基本の文化でしたが、キリスト教から精神を開放し、同性愛を認め・・・それを認めると、男女の差はなくなりますから、それまでは普通であった男女間の結婚を、同性間でも認めていき・・・それに派生する色々な法整備も進み・・・と、なって行ったと思います。
現在は、日常生活でも、言われた・された本人が「その言動は差別に当たる」と思えば、しっかりと言います。バスの運転手が、前の乗客にはよしといったにもかかわらず、自分にはだめといった・・・バス券に押されている時間は全く同じにもかかわらず(昔、五右衛門と私と別のバス券で乗ろうとしたときに)・・・という場合は、「差別だ!」としっかり言います。白人には良いけれど、アジア人種にはだめだというのであれば・・・、男性であれば良いけれど、女性はだめだ・・・これはすべて差別に当たりますからね。
そういうのは、日ごろの生活の中で、子供たちも耳にし、目にしていることなので、自然と差別に対しては敏感になっているのでしょうね。
Posted by ニコラ at 2007年05月05日 18:34


 ニコラさま
 すばらしいこと、すばらしい国だと思いました。 地球人という言葉はちょっと大げさかもしれませんが、感動的に聞こえました。
 オランダは元来差別意識は少ない国(地域)だっのかなと読んで感じましたが、さらにそれが戦後、そして戦後から現代に至るまでの間に平等という意識がより強まっていったのだなと理解させて頂きました。 同性婚を認めることが差別をなくすことにつながるとは目から鱗でした。
 日本よりも比較的自由(差別がないとは言いません)アメリカでもまだまだ同性愛は生活感覚で市民権を得たとは言えないのではないでしょうか?
 よって日本など差別だらけでその差別をする側もされる側も差別と思わず当然視しているのが日本と思いました。
最後に差別というとかつて高校生の時代にこんな経験がありました。前提として私は成績はクラスで半分より上、まあ真面目にな生徒でした。 ある日朝学生ズボンに履き替えるのを忘れてGパンで登校しました。 先生は一目で気が付いたはずですが、注意はなかったか、簡単に説明したらOKしてくれたかのどちらかだと思います。授業が進み、クラスのちょっと不良っぽい生徒が「○○はGパンで登校していも何も言われないのにオレやったらいろいろ言うやんか!」と不満を述べていました。 先生からは明確な説明はなかったと思いますし、言った本人も含めて暮らす全員がある意味自明の事と思っていたようにおもいます。 私はたまたまラッキーだったわけですが、これだって立派な差別と言えそうです。 日本にはこんな意識がたくさん残っているように思えますね。
ちなみに、日本では「男の子なんだから」「女の子あんんだから」とよく言います。そして女の子を男の子以上に行儀良くしなさいとか、細かいところに目を行き届かせなさいと言われるとおもいます。 これは差別ではなく躾かもしれませんがこのようなことはどうなのでしょうか?
長いコメントになって失礼しました。
Posted by root at 2007年05月06日 00:59


root さま
そうですね、結婚の条件を、愛し合う二人・・・となったので、同性愛を認める形となったのかな・・・?とも思います。が・・・これも当時に認めていたかはちょっと疑問が残るのも確かです。(あまりにも奇抜すぎるので・・・)
その一歩手前で、「公式な同棲」・・・日本で同棲というとあまり良い印象はないですが、結婚ではないけれども、愛し合う二人が同じ住所に、市役所の許可を取って住む・・・というのがあります。これは現在でも続いているシステムです。結婚との「差」は紙が違うだけ・・・と言われるくらいに、同等の意味合いがあります。(ただし結婚の場合は、苗字を変える事は出来るけれど、この場合は無理)
こちらの結婚は、市役所が許可をし、反対がなかった場合にのみ可能なのですが、公式な同棲も同じ手順を踏み、市役所で同棲開始式(結婚式の代わりの式だけれど、することは一緒らしい・・・)を経てから、正式なパートナー同士となります。
でも色々な書類には、「既婚・未婚」しかないので、この場合はどちらになるのか・・・私は知りません。(^^;;
(たぶん立場上は未婚のままだと思いますが)
日ごろ「女の子なんだから・・・」というせりふは、使っていませんね。きっとオランダ語の中には、そういう表現もないし、オランダの風土にも、今はないのでしょうね。(子供たちとは日本語でも話しますが、やはり出てきませんね~)
Posted by ニコラ at 2007年05月06日 19:42


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