2007年04月25日

生後6週間



オランダでは、出産後6週間はとても大切な時期です。

出産関係の言葉には、「kraam」がつけられ、出産をした産褥婦(・・・と言うのでしょうか・・・?)はkraamvrouwといい(vrouwが女性のこと)、この女性はして良い事・悪い事があります。また、赤ちゃんも同じです。

そもそもオランダの妊婦は、日本の妊婦に比べて、と〜〜〜〜っても自由です。「して良くないこと」はありません。何でもして良いのです。妊婦さんによって、出来ること・出来ないことの差があるために、禁止事項はありません。

なので、何でも先ずやってみて、体が・・・これはつまりは赤ちゃんが・・・辛い・心地よくない・・・と言うことであれば、教えてくれるというのです。

さっちゃんがお腹にいたときには、自転車を持っていなかったのですが、みーちゃんがお腹にいたときには、臨月まで自転車に乗っていました。でも、最後の4週間くらいは、みーちゃんの頭が下がりすぎて、足の付け根が痛くなり、動くこともままならず、助産婦さんからソファーでの安静を指示されたために、買い物もせず、検診のときだけ階段を使い・・・と、結構大変な生活でした。(^^;;
(住んでいたアパートは4階建てで、住んでいたのは4階。が・・・階段しかなかったのですが、階段は使用してはだめだと言う指示でした。それでなくても、トイレに行くだけでも大変だったので、動く気にもなりませんでしたが・・・)

そして出産・・・・。


みーちゃんの生まれたときには、その前に2回ほど、「偽陣痛」があり、3度目の正直の陣痛で、病院に行ったのでした。

退院後Kraamzorgの世話になり、黄疸で再入院もしましたが、きちんと保健所の人も来てくれ、保健所での検診も受けました。

そして「6週間」・・・が待っています。何が良くて、何がだめ・・・?

先ずは赤ちゃん側から・・・。先ずすることは、

生まれて11日間は、上向きには寝せません。必ず脇を下にして、横にします。授乳の後ベットに戻すときには、逆方向を下にしてあげます。

その後は上向きに寝せます。うつ伏せにはしません。(禁止されていると聞きました。)窒息死を防ぐためらしいです。

外出は生後1週間くらいからします。ママの気分転換で、Kraamzorgが終わると、一緒にお散歩をします。5分でも10分でも良いのです。外の空気を吸って、家の中との「差」を自然と感じるようにするようです。

「お誕生のお祝い」はこの6週間の間になるべくします。これは日本ではあまりしないことだと思いますが、赤ちゃんが生まれると、「生まれましたカード」を送ります。送られた人たちは、プレゼントもって、赤ちゃんを訪ねるのですが、その期間をその6週間の間にします。まぁ〜大抵は生まれて数日中にお祝いに行くので、問題はないのですが・・・。(^^;;

そして、生後4〜6週間の間に、パパ・ママの職場に行きます。職場の皆に、ご挨拶をするのです〜。

・・・??日本とは違う??

もっと違うのは、この6週間の間は、爪は切ってはいけません。切るのではなく、削ぐ感じ・・・?切ってしまうと、爪がよりシャープになってしまうので、削ぐ感じにして、爪の先がそれほどシャープにならないようにする・・・んですよ!


そしてママのほうは・・・
母乳をあげるママは、6週間だけではなく、あげている期間は?それとも離乳食が始まるまで・・・?の間、食べてよいもの・良くないものがあります。

先ず妊娠中は、柑橘系の果物・ジュースを飲みます。これは便秘に効くんですよ。逆に、りんごジュースは飲んではいけません。逆の作用があるようです。

が・・・出産後は、柑橘系の果物・ジュースは口にしてはいけません。また、キャベツ・たまねぎ・にんにく・きつい香辛料はだめです。理由は・・・大人でもこれらのものを食べるとお腹が張ったり、ガスが出やすくなりますので、赤ちゃんにも母乳を通してこれらの食材が体内に入ると、同じ作用が起きるからです。
(なので、みーちゃんの妊娠中には、冬と言うこともあり、酢漬けのキャベツをたくさん食べましたよ!!大好きなんです〜〜)

これを逆手に取り、赤ちゃんが便秘気味であれば、ママがオレンジジュースを飲みます。すると翌日には、赤ちゃんもオレンジジュースを飲んだことになり・・・!

妊娠中には乗ってもよい自転車ですが、産後6週間は乗ってはいけません。子宮の戻りと関係があるようです。

そして大切な・・・妊娠中の検診をしてくれていた助産婦さんとのアポです。産後6週間目くらいに、ママの体のチェックおよび赤ちゃんのお披露目をかねて、助産婦さんのところに行きます。

出産には立ち会わない検診の助産婦さんなので(私の担当の助産婦さんは、病院だったからか検診専門だったようです)、どんな出産になったのか、カルテを見ながら話をします。

そしてママの体・・・子宮の戻りを再チェック。トイレに行く回数も聞かれたかな?尿漏れも聞かれます。尿漏れがあれば、子宮を強くする運動を教えてくれます。(尿漏れは産後半年くらいまでには、なくなるのが普通だそうです。)


この6週間目の検診が終われば、Kraamvrouwではなくなり、普通のママになります〜。
ちょっと残念!?いや〜、うれしい??


 


posted by ニコラ at 04:22 | Comment(6) | TrackBack(0) | 育児の世界
この記事へのコメント
オランダは、いたせり、つくせりなんですね〜。すばらしいです。ニコラさんのお話を聞いて、日本は、やっぱり、少子化になるだけ理由があると思いました。何もないんですもんねえ。
Posted by ぽん at 2007年04月25日 05:56


ぽんさん
日本の現状を把握していないので、何とも言えませんが、それだけ子供の成長には、いろいろ過程があると言うことでしょうね。そしてママも、体を張った大仕事だから、アフターケアーもするのではないでしょうか?
とはいえ、いろいろな所に歪の出てきているオランダ社会。これからはどうなるか分かりませんけれど・・・。
Posted by ニコラ at 2007年04月25日 13:45


うつぶせで寝かせるのが駄目なのは一緒ですね☆ 理由も同じです。こちらの人は、仰向けで寝かすのを嫌がります。なぜなら絶壁になってしまうから・・・(笑)
お誕生のお祝いは、「ベイビーシャワー」と言って、産まれる前にお祝いをするのが殆どのようです〜☆
Posted by pineapple at 2007年04月25日 13:49


pineappleさま
確かに仰向けは・・・絶壁になりますね。(^^;;
お隣のドイツでは、その絶壁頭を治すギブスが開発されたようです。(数年前にテレビで見たのですが・・・) まだ頭の柔らかい乳児のころに、このギブスをするんです。すると、1歳くらいには(お座りが出来るころには)かっこいい頭に変身!と言う計算。ここまでしなくてもいいけど、頭はいっぱいなでると(丸く円を書くように)、絶壁も直るんですよ~。
確かにアメリカは、結婚やお誕生のお祝いは、その前に「シャワー」でやりますね!性別が分からずにやるのは・・・でも大変ではないですか・・・?
Posted by ニコラ at 2007年04月25日 14:19


私は、買い物の都合で、赤ちゃんお性別を是非とも教えてくれと頼み込みました。 最近では最後まで知らないというのは、少なくなってきている気がします〜☆
Posted by pineapple at 2007年04月26日 15:47


pineappleさま
オランダではまだまだ知らないまま出産が、普通のような気がしますね。神秘が感じられるからでしょうか。(^^;;
シャワーのないオランダですから、一番困るのは名前。我が家は女の子の名前は2回とも簡単に決まりましたが、男の子の名前が・・・。まぁ〜難産でした。「この響きは悪い」とか、「悪い意味がある」的なことを言われて・・・。
Posted by ニコラ at 2007年04月26日 19:09


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