先ずその動きのひとつとして、「その学校での保育を受けますか?」に関するアンケートがありました。
さっちゃん・みーちゃんの学校では、グループ1〜4は金曜日は午前中まで、5〜8は3時までです。この関係で、金曜日のお迎えが12時と3時となるため、これを1回にするためにみーちゃんは、学校のそばの保育所に金曜日だけ行っています。
それも上手く行けば、みーちゃんは夏休み以降はグループ4に行かれるはずなので、その保育所に行くのも後1年余り・・・の予定。これを学校側からのアンケートには書きました。
現在の予定では使わないつもりだけれど、(落ちこぼれのあるオランダなので)もしかしたら使うかもしれません〜・・・と。(^^;;
この保育所の「場所」を確保するために、学校側はいろいろと動いています。公立なので、市や周りの学校との関係もあります。(現在近所の学校のとあるグループが、われらの所有している教室を使っているのです・・・)
そして出てきたとてつもない案・・・。
オランダの小学校には、日本にあるようなグランドはありません。少なくとも、都会の学校では・・・めったに目にしません。(もちろんある学校もあるようですが・・・)
さっちゃん・みーちゃんの学校も然り・・・。
校庭と呼ぶ場所は、石がひかれています。
子供達が全員出てきたら、かなり狭く感じますが、クラス・学年単位で取る休息の時間では、十分に走り回れる広さがあります。
しかし、学校側が提案をしてきた案・・・保育施設や増えるであろう(学校側は増やしたい模様)生徒の数に対応をするべく案・・・それによると、現在は校庭として使っている場所に、校舎を建て、現在ある砂場や猿渡、校庭自体をなくしてしまう・・・というものでした。
これに激怒をした父兄達。そうなると、日本のPTAなんかよりも行動が早い!!それに強烈!!(^^;;
まずはみんなにこの案のことを知ってもらおうと、朝の通学の時間に手紙を配布。その数日後・・・実際には先週の木曜日(4月12日)でしたが、3時のお迎えの時間には・・・

仕事をしている人もいますから、関係者全員がいるわけではありませんが、皆して学校側への要求を態度で表しました。

この青い風船の中側が、つぶれる予定の大きさらしいです。
「えぇ〜〜??こんなにつぶれるの!?」と皆して口あんぐりしてました。

それじゃ困る!!!ってんで、「そんな案は空中へ!」(無くしてしまえ!ってことで)との横断幕を作ったり、

「もっと外へ!と笛を吹くよ!」と出してみたり。
そして実際、この時は子供達が笛をもらって、あっちでもピーピー、こっちでもピーピーと、ものすごい音でした!!!
そしてこの日は、ご近所に住んでいらっしゃる・・・

ブルーナご夫妻も参加をしてくださっていました!
この翌日・・・実際には木曜日にも署名運動をしたようですが、どうも用紙が間違っていたとかで、金曜日に再度、署名を集めていました。
五右衛門も学校の案には大反対。これ以上子供達が遊べる場所をなくしてはいけないし、生徒の数は増やす風潮ではなく減らす風潮にあるのに、何故増やさなくてはいけないんだ!!と、私に食って掛かってきました。(^^;;
確かにそのとおりなんですよね。だから、私も署名をちゃんとしましたよ。
結果はどうなるのでしょうか?
それにしても、校庭が石畳だなんて、可哀相っ!!
やはり生徒が遊ぶスペースは、セメント、アスファルトではなく、土が一番なのにぃ〜!!
保育所が出来るのは、有り難い事ですが、せめて他の場所であって欲しいですね〜☆
確かに学校の校庭が石畳というのはかわいそうなんですが、日本と違って、上履き制度がないので、校内が泥だらけになってしまうんですよね。グループ1・2が固まっている校舎のほうは(本校と道路を挟んでいる)、石畳の上に土をかぶせてある感じですが、雨が降ると大変です。「外では遊ばせられない」とか、「室内履きが必要です」といわれますから。
法律の改正で、保育所は学校の責任になるので、仕方のないことなんですが、それにしても納得の行かない案です。