2007年04月12日

オランダの出産後・・・1



さてさて、出産を終えたからといって、すぐに元気に歩けるわけでもないし、家事も出来るわけでもないです。なので派遣看護婦さんはとっても頼りになる存在です。特に我が家のように、五右衛門は仕事だし(もちろん出産後に休暇をとることもしますが・・・)、五右衛門の家族はいないし(家族を頼って、家事をしてもらうことは出来ないし)・・・ってことで、我が家は8時間のサービスを頼みました。

このサービスを申し込むと、家事・買い物・料理もしてくれます。朝8時から午後5時までの8時間びっちり!休息の時間は含まれません・・・?それとも、午後4時までだった??もう忘れてるわ〜。(滝汗)

そしてその看護婦さんに来てもらうために用意するものがあります。

それは・・・


当然のことながら・・・
赤ちゃん用の部屋にベット
布団関係(日本の布団ではなく、指定のもの)
コモーデと呼ばれる台・・・オムツ換えや体をここで洗う
体温計2つ・・・赤ちゃん用とママ用と分ける(理由は下で)
湯たんぽ
ガーゼ(赤ちゃんのへその緒に使う)
75%のアルコール
ベビーバス
おしめにも使える木綿の布・・・6枚(これは布のおしめを使う人も、別途用意)
洋服(ボディー)・・・最低6セット(だったかな?)
などなど・・・こまごま指定されています。

それから一番重要な・・・ママのベットの高さを、指定の高さに上げる!(75cmだったかな?)
そのためのものを、Kraamzorgでは貸し出しもしてくれます。それがないと・・・低すぎると、看護婦さんの腰に負担がかかり過ぎるとのことで、拒否されます。(看護婦さんの腰の高さくらいに、ベットの高さを調節します。つまり病院のベットの高さくらいです。)

その点の部品のチェックを、最初に来てすぐにします。

ママのベットの高さ・・・OK
    ↓
赤ちゃんのベット・・・ある
    ↓
こまごま用意されている?・・・OK
    ↓
はい、看護を始めます・・・って感じです。

そして指示されることは、ママが使うもの・・・バスタオル・ハンドタオルおよびベット関連のものは、毎日洗濯!
これはママの体が弱っているし、赤ちゃんと接するので、ばい菌を出来るだけ少なくするためとか。(だから赤ちゃんと接する前・後は、手を必ず洗います。)

暖かい時期はいいけれど、みーちゃんの生まれた1月末は・・・暖房を入れていても乾かないときも。そんな時は、「例外的に」2日連続使用でした。(洗い変えに2セットしかなかったので)


2日目からは朝8時に看護婦さんが来ると、自分が帰った後に起きたことをチェックします。チェックするために、それ専用の用紙が用意されています。

それは何かというと・・・

授乳の時間
ウンチをしたか
体温

授乳の前には、体温を必ず肛門で測り記録し、おしめを取り替えます。そのときの時間も記録します。

体温を測る理由は、赤ちゃんは猫のような変温動物なので、周りの気温によって、自分の体温が変わってしまいます。おまけに頭が大きい4頭身。だから必ず帽子をかぶせます。(今回の皇太子の写真でも、帽子をかぶっていましたよね!)
そして、「足が温かければ、体温は保たれる」という視点から、靴下や靴下付のズボンをはかせます。

そして、体温は36.5〜37.5度に保ちます。

37.5度よりも高い場合は、薄い布団にしたり、帽子を取ったりして、体温調節。そして36.5度よりも低い場合は、湯たんぽを利用します。湯たんぽといっても日本のようなものではなく、丸い筒になっているもので、布の袋に入れたり、おしめにも使える木綿の布で巻いたりして使います。それを布団の上において、赤ちゃんが直接触らないようにします。真冬の場合は2本、真夏でも1本は用意するものです。

また赤ちゃんは日本風に言う「布団」は使わずに、ひざ掛けのようなものと、毛布とを使います。気温や赤ちゃんの体温により、どのように使うかを決めます。

湯たんぽが必要かどうか、毛布が必要かどうか・・・その点を授乳のたびに調べます。

また2〜4時間の間隔をあけての授乳になりますので、その時間も書いておくわけです。

それを朝きたら、看護婦さんはチェックして、その日の目安にします。

そして毎日、ママの体温も肛門でチェックし(なので、体温計が2つ必要です〜)、ママの子宮の戻り方をチェックします。また傷口のチェックもしてくれます。オランダでは、傷口があって痛いからといって、日本で言うドーナツ型のクッションは禁止です。どんなに痛くても、硬い椅子に直角に座って治します。
抜糸が必要な場合は、抜糸もしてくれます。

傷口の手当の一環として、病院でも使うのですが・・・オランダにはビデがないので(あるのかもしれないけれど、まだまだ一般的ではないので)、ビンにぬるま湯を入れてトイレに行き、最後にそのお湯を使います。
また1日に数回、カモミールの座浴をします。カモミールに傷口の消毒作用があるとか。そしてその後、ベットにバスタオルを広げて、その上に下半身すっぽんぽんで、足を立てて寝、傷口を乾燥させます。(5分くらいそうするのですが、冬場は寒い!!)そうして直りやすい環境を、一時的に作ります。


そしてこの派遣看護婦さんは、ママ専用なので、新米ママ・パパにはお風呂の入れ方も教えてくれます。ベビーバスでのやり方、バケツ型のお風呂の入れ方、また体の洗い方、髪の毛の洗い方(頭に出来ているかさぷたのようなものは、取ってはいけないとかも言われます)、つめの処理の仕方(生後6週間は、爪切り・はさみはご法度。爪の端っこから、剥ける部分を剥いていく感じでやります)・・・などなど、お世話の仕方を教えてくれます。

また授乳で張ってしまったおっぱいを、冷やすものも、ママのおっぱいの状況に合わせて(上のほうが張るとか、下のほうが痛いとかありますから)作ってくれます。

ほかにも、分からない事・不安なことがあれば、教えてくれます。

授乳のたびに飲みのも用意してくれたし、トイレの時間も気にしてくれていたし・・・。合計4人の看護婦さんのお世話になったけれど、一番最初の看護婦さんが、最高でした〜♪

そしてこの看護婦さんは、産後専用の巡回助産婦さんとの連絡も取ります。

この巡回助産婦さんは・・・・長くなったので、またね〜。(^^;;


 


posted by ニコラ at 22:57 | Comment(6) | TrackBack(0) | 育児の世界
この記事へのコメント
日本では考えられない事ですね 何から何ま揃えるのもたいえんですね  お母様から見せていただきました赤ちゃんのバスタブとても面白く拝見しました 是非皆様にも見せてさしあげては如何でしょうか 私の主人は理がかなっていると話していました 最初は赤ちゃんを入れるのにとても苦労をするのですよね あれなら溺れる心配が無くとてもいいと話していましたよ。
Posted by ダルマ at 2007年04月12日 22:18


ダルマさん
そろえるものは、保険会社によってはもらえるし、お店に行くと、簡単にそろいます。足りないものも、後から簡単に買い足せます。
ご依頼どおりに、バケツ型のお風呂の写真を投稿しました。ぜひご覧ください!
Posted by ニコラ at 2007年04月13日 10:17


こういったヘルプは良いですね〜☆
ホント、出産後は動くことが大変ですものね。こちらにはそう言ったヘルプはないし、私も周りに家族がいないことから、身の回りの世話は、新生児だけではなく、他の家族の面倒も見なくてはいけなかったのは、結構辛かった覚えがあります〜☆
Posted by pineapple at 2007年04月13日 13:54


なるほど〜
またまた勉強になります!!
私も出産後は家事育児と大変だろうと思います(涙)
日本から母が来るわけでもなく、彼のお母さんはもう80歳近いのでとても無理。
昼間は彼は仕事だし。。
看護婦さんが頼りなんですね〜!
頑張ります(涙)
Posted by Rietje at 2007年04月13日 15:57


pineappleさま
まだ一人目ならば、なんとか「合間」を見つけて出来ることもあるけれど、上に子供がいると、なかなか合間が見つけられませんからね。
パパがいるときには、こまめに動いてくれるパパだと、楽なんですけどね~。我が家は、みーちゃんが生まれてしばらくは、五右衛門がさっちゃんだけとの時間を、たくさん作っていましたね。「寂しがらないように」って。それだけママは、赤ちゃんにかかりっきりになるものですからね~。
Posted by ニコラ at 2007年04月13日 19:14


Rietjeさま
お母様が来られても、買い物も出来ないし、料理も出来ないと思いますよ。わが母がそうでしたから。(^^;;
母はさっちゃんの時には、生後1ヶ月くらいのときに、みーちゃんの時には・・・予定日の関係で生後2週間くらいのときに来ました。もう元気になっていて、スキポールまで迎えに行ったのですが、逆に驚かれました。「私のことなんか必要ないでしょ!」って。(^^;;
看護婦さんは、ママの睡眠や水分の摂取量、トイレの間隔まで全部目をかけてくれます。出産のお祝いのお客様の相手も、テキパキとこなしてくれます。
腕のいい看護婦さんだと、ほんと、頼りになりますよ!
Posted by ニコラ at 2007年04月13日 19:18


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