2007年04月29日

ベシュハウト・メット・マウシェス (Beschuit met muisjes)



病院で出産をしても、ちゃんと用意してくれるものがあります。自宅で出産をしたら・・・きっとスーパーが開くのを待って、この材料を買ってくるでしょう。

私は病院で出産をしたので、出産をしてしばらく休んでから、このものを「おめでとう!!」と言われながら戴きました。

五右衛門はもちろん知っていて、「病院でもくれるの?」なんてびっくりしていたようですが、私はなんのこったかさっぱりわからず・・・キョンとしたまま。

でもこれは、赤ちゃんが生まれた家に訪問すると、必ず振舞われるものです。

何かと言うと・・・

Beschuit_met_Muisjes.jpg
我が家はこの色でした。

でも五右衛門が生まれたときには・・・
Beschuit_Blauwe_Muisjes.jpg
こんな感じです。

そして王室の方がお誕生日・・・大抵は女王や皇太子、また先日のように赤ちゃんが生まれたときには・・・
Beschuit_met_oranje_muisjes.jpg
このようにオレンジ色のものになります。
皇太子の赤ちゃん達が生まれたときには、外で待っていた市民には、このオレンジ色のものが配られたとか。

退院をして、自宅・・・と言っても宮殿ですが・・・に戻られてからも、このようなオレンジ色でお客様をおもてなししているか、ピンクでおもてなしをしているかはわかりませんが、お店にはオレンジ色のものが直ぐに並びます。

これらの名前が、「ベシュハウト・メット・マウシェス」(もしくはベシュハウチェ・メット・マウシェスとも言います)と言います。

訳すと・・・ねずみが乗った固いパン(ベシュハウト(もしくはチェ)のものが、日本ではあまり目にしないので、正式になんというか・・・わかりませんが、サクサクしているパンのようなものです。)・・・と言うものです。

つまりは・・・子孫繁栄!ってことです〜。
なにせ「ネズミ」に似せてありますので・・・!


作り方は、ベシュハウトにバターを塗り、このマウシェスと言われるものを、上から降りかけるだけ。

そしてこの味ですが、原料がアニスなので、好き嫌いが・・・日本人の場合は分かれるようです。

赤ちゃんが生まれたよ〜というお知らせを貰った人たちは、プレゼントを持って赤ちゃんに会いに行きますが、行くとこれを必ず出されます。

スーパーでこれを買っている人を見かけると、「あぁ〜、赤ちゃんが生まれたんだ!」って直ぐ思ってしまいます〜。(^^;;


皆さんのところでは、赤ちゃんが生まれたら必ず食べるものってありますか?

 


posted by ニコラ at 05:25 | Comment(10) | TrackBack(0) | 育児の世界
この記事へのコメント
興味深いもののご紹介ありがとうございました。
アニスは http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%B9 で勉強しました。 かなり強い芳香をもった野草なんですね。 精油も取れるようですね。 これでは好みが分かれそうですね。 また母乳がよく出るようになると信じられていた時代があったようですから、母体への配慮というのもあったのかもしれませんね。
さて、日本では赤ちゃんが生まれたら必ず食べるものなんでしょうか? 大昔の我が子を思い出しても特に私の地方ではなかったような、赤飯を炊くというのはあったとは思いますが、お食い初めでも基本的には鯛のお頭とか縁起物を赤ちゃんが食べるということですよね。 振る舞うのいうのはさてどうなんでしょうか? お餅や紅白まんじゅうを配るというのはありそうですが、
Posted by root at 2007年04月29日 01:44


アメリカは特に無いような気がします〜★
やはりピンクは、女の子、ブルーは男の子なのかしら??
Posted by pineapple at 2007年04月29日 06:08


root さま
母乳のことは知りませんでした!でもヨーロッパはハーブを生活にたくさん取り入れているので、納得がいく理由ですね!

この食べ物は、オランダ全土ではなく・・・南部のほうはしないようです。でも、この習慣は「オランダならでは!」のものなので、紹介しました〜。
Posted by ニコラ at 2007年04月29日 18:32


pineappleさま
そうです〜。女の子はピンク、男の子はブルーです〜。
そして王室のメンバーは、性別の関係なく、お祝いであれば・・・オレンジ色です!さすがオランダ!
Posted by ニコラ at 2007年04月29日 18:33


王族はオレンジ色というのは理由があるのですか?
ブルーとピンクは国際的に男性色、女性色かなと納得できるのですが...

 ところで、アロマテラピーはフランスが発祥ですね。フランスは、美容というよりは薬そのものようですね。 ですから産後に腰浴をされたというのも納得できました。
Posted by root at 2007年04月29日 21:44


かわいいですね〜♪日本では、何があるでしょう?夫の出身地では、すずきのようです。そうすると、悪露が早く、きれいになるとかで。でも、出産後は、好きなものを食べたくて、すずきは、ほとんど、食べませんでしたねえ・・・
Posted by ぽん at 2007年04月30日 07:46


rootさま
オランダ王族は、「オレンジ公ウィリアム」の子孫に当たると聞いています。(世界史出てきましたよね〜?)なので、苗字に当たる部分が、「オラニェーナッサウ」なんですよ。(五右衛門によると、直接の子孫ではないらしいけれど、事実はまだ未確認です・・・)
なので、オランダ全体として何かをするとき・・・サッカーワールドカップ・何かの世界選手権・国際試合なんかの場合は、オレンジを身につけて応援をするわけです〜。
Posted by ニコラ at 2007年04月30日 18:21


ぽんさん
すずきですか!?魚ですよね?
面白いですね!
確かに妊娠中から、味の好みも変わったりしますから、産後は好きなものを食べたいですよね〜。精神上もそのほうが良いし!
Posted by ニコラ at 2007年04月30日 18:26


世界史は...でして (成績はまずまずだったのですが、試験が終わると、忘却の...)
オレンジ公ですか
由来はともかくも(いやいや大切?) オーストラリアのOGカラーのように、オレンジは、オランダカラーなんですね。
また一つ勉強しました。
Posted by root at 2007年04月30日 22:31


rootさま
オランダにとってはオレンジはとても大切です〜。これを機にオレンジを見たら、オランダを思い出してください〜!(^^;;
Posted by ニコラ at 2007年05月01日 18:28


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