2007年03月27日

1977年3月27日



今から30年前の今日、オランダがかかわる大惨事が起きました。場所はカナリア諸島のテネリフェ島 ロスロデオス空港。

日本でも当時は、このニュースは流れたと思いますが、私は全く覚えていません。でも30年後の今日は、オランダでこの関連のニュース・報道を見ています。

忘れてはいけない事なので、今日はこの大惨事の事について投稿です。



場所が空港と言う事で、察しの良い方ならもう分かったと思いますが、そう・・・飛行機事故です。

Wikipediaで見ると・・・

−便名: 1) KLMオランダ航空 4805便、2) パンアメリカン航空 1736便
− 機種: 1) ボーイング 747-206B、2) ボーイング 747-121
− 死者: 両機の乗員乗客計644人中583人が死亡
− 状況: カナリア諸島のテネリフェ島 ロスロデオス空港の滑走路で、濃霧の中、KLM機の機長が管制塔からの離陸許可を得ずに離陸を強行、同じ滑走路上を逆向きに移動中のパンナム機と鉢合わせに。パンナム機を視認したときKLM機はすでにフルスロットル状態で、KLM機は慌てて機首を上げ、パンナム機は左に機首を向けて正面衝突を避けようとしたが、間に合わずKLM機の胴体腹部とパンナム機の胴体上部が衝突。KLM機は滑走路の先に墜落して爆発炎上し乗員乗客248人全員が死亡、パンナム機も滑走路場で炎上し乗員乗客396人中335人が死亡、あわせて 583人が死亡という、航空史上最悪の大惨事となった。


原因・・・
1.濃霧だった
2.KLM機長はやり手であった(結構傲慢)
3.パンナム機が濃霧のために、使用する滑走路を間違えた(3番目を使う予定が、2番目と勘違いし、次の滑走路に行ってしまった)
4.管制塔との通信が上手く行かなかった

とのようです。


このKLM側の事故機の副機長の息子さんが、現在はパイロットとして活躍をされているとか。

また今日が30周年目ということで、慰霊のためにご遺族の方たちが現地に向かわれていました。


私の中での飛行機事故といえばJALの「御巣鷹の尾根」、羽田飛行場沖での「逆噴射」による墜落です。(9月11日の分は、まだまだ記憶に新しいですが・・・)

最近の機体は、自己判断が出来るようで、2年前の里帰りでもそうして見つかった欠陥を、「部品がないから直せない」との事で機体変更に。機体が壊れての事故は・・・少ないのでは・・・?との印象があります。

が・・・人が原因での事故。つまり人災。これは何がきっかけでおきるかは分かりませんが、ちょっとした積み重ね、勘違いから大惨事になってしまいます。

五右衛門の口癖・・・「Niet denken, maar (zeker) weten!」(思うのではなく、確信しないと!)を実行していれば、人災は防げるのでは・・・?と思います。


 


posted by ニコラ at 21:04 | Comment(8) | TrackBack(0) | オランダ
この記事へのコメント
先日ラジオでこのことを紹介していました。 そういえばこんなこともあったのかなと思った次第でした。
機長のミスが重なったのと、 「・・・と思っていた」「・・・だろう」という意識でしょうね。 これは何にも通用することです。このような大惨事から指先をちょっと切るようなよくありがちなことまで思い返すと大抵どこかで、十分な確認を怠っていますね。

あと航空機事故で私の記憶に鮮明なのは、ボーイング727が羽田沖に墜落し札幌雪祭りの帰りのお客さんが多数亡くなられた事故でしょうか? かなり小さい時でしたが、その後柳田邦夫が独自の調査で真実を明らかにしたノンフィクションを書いたのを読み、事故調査委員会はなんでもすぐにヒューマンファクターという都合の良い言葉で死人に罪をなすりつけるのだなと思った次第でした。
Posted by root at 2007年03月27日 22:57


地元にボーイング社がある関係上、大小関わらず、全ての飛行機事故は、ニュースで放送されます。確かにテクノロジーの発達で、事故は少なくなってきているとはいえ、このように人災により起こる事故を防ぐにはまだまだ時間がかかりそうです★
Posted by pineapple at 2007年03月28日 14:10


rootさま
五右衛門は、サッカーの試合でゴールが来る前には、その危険性を察知できます。私はただハラハラして見ているだけですが。
事故が起きるときというのは、やはり色々な要因が重なって起きると思います。「おかしい・・・?」ということが多い時というのは、事故の原因となる要因が多いという事。
その危険性を察知できれば、人災は減るんでしょうね。
死人に口なしとは言え、罪を押し着せるのはよくないですよね。
Posted by ニコラ at 2007年03月28日 17:05


pineapple さま
人災は機械がどんなに発達をしても、なくならないものだと思います。ミスの積み重ね、勘違い、思い違い、こんなはずじゃ・・・。
車の事故と一緒ですが、人命が関わる仕事の人たちは、そのような言い訳は通用しないのは分かっていると思います。でも起きてしまう人災。
私達が変わるより、方法がないのでしょうか・・・?
Posted by ニコラ at 2007年03月28日 17:08


人災もありますが、その逆も 先日の高知空港の胴体着陸などはそのよい例でしょう。 自動操縦装置にあのような芸当ができたかはなんともです。
またその昔新潟だったかとおもいますが、YS11が片輪で見事着陸というのもありますね。
またこれは災害ではないですが、勝でゼロファイターの坂井三郎が大けがを負いほとんど目が見えずまともに自分の位置もわからない状況で見事洋上の小さな島の飛行場に帰還しています。 災害を起こすのも人であればそれを防ぐのも人です。 要はなんでも片方の過信は禁物ということでしょうか?

例が違いますが、昔は 「デンシケイサンキ(電子計算機)ウソつかない!」 という誤った神話はほとんど信じられていたと思いますが、いまでは信じる人などほとんどいませんよね。 でもそれに頼ってなんとか暮らせるのが現代。 そしてそれを支えているのもやはり人の存在だとおもいます。 
Posted by root at 2007年03月29日 14:38


root さま
高知空港の胴体着陸の光景は、ほんの少しだけ見ました。あれは自動操縦なのですか!?凄い技術ですね〜。
坂井三郎さんも凄いですね〜。そういうことも出来るのですか!
関わった方たちの、意気込みを感じますね!
確かに昔は、「デンシケイサンキ・・・」と言っていましたね。計算は間違わないけれど、式を組み込むのは人間ですからね。そこにミスがあると、大変なことになりますが、「デンシケイサンキ」の恩恵は、大きいですよね!
Posted by ニコラ at 2007年03月29日 18:24


すみません あれは手動操縦だったようです。 自動ではとても無理だったことでしょう。 それから 着陸何分前というアナウンスを細かく機長は流したそうですが、そういう配慮もデンシケイサンキにはむりだったことでしょう...

でも、恩恵は絶大ですね。 このコメントが書けるのも たぶん 数え切れないくらいのデンシケイサンキの手を経てのことですから
Posted by root at 2007年03月29日 21:11


rootさま
やはり人間の「判断力」というのが必要なようですね。それから、心配り。確かにどちらも、デンシケイサンキにはないものですね。

でも計算は早く正確ですから、これ位のコメントはお茶の子さいさい!?
Posted by ニコラ at 2007年03月30日 16:30


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