この距離別大会に参加できるのは、他の大会より基準が厳しいのか??、試合自体は気が付いたら終わっていた・・・の連日でした。(^^;;
そんな状態でも、オランダと日本の応援は欠かしませんよ!!
特にオランダ勢!!若手二人がまたもや、やってくれました!!
男子1万メートルでは、1ヶ月前に世界記録を更新したばかりだというのに、クラーマー選手はまたもや更新!いったいどういう体に精神をしているのでしょうか!?
それとも、ご家族の応援が一番の栄養剤だったとか!?
というのも・・・
アメリカではスピードスケートがそれ程人気のあるスポーツではないとかで、このオリンピック・スケートリンクの氷は・・・・オランダの常識では考えられないほどの「厚み」があるとか。
オランダのスケートリンクといえば、ヘーレンフェインです。クラーマー選手の地元。フリースラント州にあります。
ここで製氷作業をする方たち・・・オランダ語ではアイスメイスターと言いますが(英語だと・・・アイスマスター?)・・・氷の厚さや滑る距離によって、氷の硬さを変えているというのです!!
が・・・ソルトレイクの氷の厚さは、なんとも5cm以上だとか。氷の硬さを変えているかは聞きませんでしたが、厚さの事だけで・・・元スケート選手達があーだこーだ・喧々諤々やっていました。
選手の足にどれだけ負担が掛かるのか分かりませんが、そのような氷であっても「立地条件」は最高だとか。
ヘーレンフェイン・・・海抜0m
ハーマー(ハーマル?)・・・・・忘れちゃった・・・
カルガリー・・・・海抜1000mくらい?
ソルトレイク・・・・海抜1500mだったかな?
と、もう記憶はあいまいですが(汗)、ソルトレイクは一番標高が高いそうです。(旧ソ連には、もっと高いところにひとつ・・・あったそうですが)つまりは、空気抵抗が少なく、良いタイムが期待されるんですね〜〜!!
そして今回も、世界記録が更新されたわけです。
と、結果はとても良かったのですが、テレビ観戦をしていて気が付いたこと・・・。それは、
会場が静か!!
かと思えば、試合の最中だというのに歌が流れ始める!!
ヘーレンフェインでの試合では考えられないことです!!
会場はオレンジで埋め尽くされ、仮装している人たちも居るし、会場ではトランペットでの応援もあるし、拍手もたくさん!!!!
選手だったら、「やるぞ〜〜!!」って気になるのではないでしょうか!?
でもソルトレイクでは、会場の半分以上が空いている状態ということで、「関係者の家族は、招待された」とか。この関係者の家族とは、選手達だけではなく、大会運営の関係者も含む・・・ってことでした〜。
それでも・・・会場はガラリ〜〜〜〜。日本的に言えば、閑古鳥がないている状態!?
おまけに、テレビクルーはオランダのNOS(ニュースやスポーツの放送をメインにする会社)から派遣されたとか。(地元ではスピードスケートを撮れるカメラマンが居ないのでしょうか?)
カルガリーでの映像は、「なんだこりゃ!?いったいどこにカメラが居るの!?」って言う画像が結構ありましたが、今回の映像は・・・確かに見慣れているアングル。
さすがオランダ〜〜!!って所を運営の側からも、アメリカの地で見せ付けてくれましたね〜〜!!
会場がオレンジで埋め尽くされるのを快感と思い、オランダのテレビアングルに慣れてしまい、日本の選手達の名前より、オランダの選手の名前のほうがすらすら言えるようになってしまった自分を発見して、嬉しいやら・恥ずかしいやら!?
こうして日本から少しずつはなれていってしまうんですね〜。(寂)