日本で発売になるものは、値段的に見たら・・・こちらでは100ユーロレベルのもののようですが、これを高いととるか・・・安いととるか・・・。(^^;;
オランダ人にとっての100ユーロは、かなり「高い」と思います。通過はユーロに変わっても、まだまだ「ギルダー」で考えているオランダ人。五右衛門もそうだし、実は私も・・・。ユーロになった時に、ギルダーの値段がそのままユーロになったほどの「便乗値上げ」があったわけですが、それがあったがために・・・?ギルダーでまだ考えています。
つまりは・・・100ユーロは220ギルダーの価値があり、これは円では2万2千円の「感覚」になります。
でもこの100ユーロを出さずに、欲しいセンセーオが入手できるとしたら・・・、どうしますか??もちろんそれを試してみますよね!
でも・・・ちょっとやそっとじゃ〜出来ないんです。なぜなら・・・
先ず、センセーオを開発したのが「フィリップス社」と「ダウエ・エグベルツ社」というのを、覚えて置いてください。
ダウエ・エグベルツ社は頭文字をとって、DEと表現されます。また、前にも投稿しましたが、コーヒーと言えばここのコーヒーをさすほど、浸透しているコーヒーです。
ではなぜ、ここまで浸透できたか・・・?
先ずは「歴史」があると思います。どのくらいあるかと言うと、ざっと250年くらいになるそうです。正確には1753年に創業すね。日本で言うと明治維新より前です!
そして購買意欲をそそるキャンペーン・・・。それは、コーヒー・紅茶(ここの紅茶部門は、「ピックウィック」といいます)それぞれに、「ポイント」をつけていて、それを集めて商品と交換、もしくは現金のように使えるようになっているのです!!
そして集めたポイントを「使わせる場所」として、「Geschenkwinkel」(present shop・・・って感じですね)が存在します。
さて、我がユトレヒト市には、このDEのコーヒー工場があり、風の向きによっては、コーヒーのいい香りが、雨の日などでは・・・重ったるいコーヒーの香りが、辺り一帯に充満します。そしてその工場の直ぐそばに、この「プレゼントショップ」があります。
そしてこのお店では、毎年「カタログ」も用意してあり、ここでのみ買える商品を用意しています。たとえば、DEのロゴ入りカップ・ソーサー・紅茶用やビスケット用缶や、デザイナーズカップ、また色々な種類のコーヒーメーカーなどなど。
どんなものがあるか、詳しくごらんになりたい方は、「こちら」よりどうぞ。
このページの左上は字のマークの下にある「Bekijk Koffie&Kado boekje」をクリックすると、カタログの内容がページごとにご覧になれます。(別ウィンドウで開きます)
ページ右下の「volgende pagina」をクリックしたら出てくるページの右側に見えるのが、ポイントです。コーヒー500gで20ポイント獲得!
そして24・25ページにあるのが、例のセンセーオ達。安いものは69ユーロですが、高いものは159ユーロとか!
それをポイントで購入すると・・・、69ユーロは10,800ポイントで、159ユーロのものは28,800ポイント必要となっています。
そう・・・現金を使わずにセンセーオを入手する方法とは、これです!!ポイントを「長年掛けて溜め」て、商品と交換。
28,800ポイントを溜めるには、500g入りのコーヒーで1440袋が必要です。さて・・・何年掛かるのでしょうか!?が、最低100ポイントあれば、差額を現金で払って「交換」も出来ますので、この手を使うのも・・・?(笑)
無料だなんて、美味しい話はないですよね☆
ポイント制ですね☆
そこで質問ですが、500g入りのコーヒーを1440袋購入した場合は、いくらですか??
センセーオを正規の値段で購入するのと同金額ですか??
美味しい話は・・・やっぱりないんですよね~。
1440袋を購入すると、5000ユーロは掛かりますね〜。それを高いととるか、儲けものととるか・・・?確か100ポイントが1ユーロとか2ユーロとして計算されるので、それだけたくさんのポイントが必要なようです。
でも、美味しいコーヒーを飲んだ後の「副産物」と思えば、儲けもの!?になるかもしれませんね~。なにせ、五右衛門ですらこのポイントを溜めていて・・・もう20年分くらいいある様子です・・・軽くポイントだけで、このセンセーオに交換が出来るくらいですから!