しかしこれまた予定は大きく変わり、時間は定かではないのですが、夜中ごろに首相からの回答が、国会にてありました。
それによると・・・
野党側の要求を受け入れ・・・
5年以上滞在している人たちで(2001年以前に申請をした方たち)、子供のいる家庭、および審査の最終段階にある難民
内閣の人員はそのまま残るけれども、リタ・フェルドンク女史は移民関係の大臣から法務関係の大臣へと移動(役職を交換した形になりました。)
今日はこれから首相からの事情説明とか、国会討議がまた行われる予定です。
内閣は国会の意思を尊重して、方向転換をした形となりました。「難民
今後はまたどのようになるかは不透明ですが、左派連合で人道的なオランダに戻れるでしょうか。
<追加>正確には移民というより、「難民・亡命者」を限定しているようですので、言葉を変更いたしました。
オランダ政治家たちの迫熱ぶりが、こちらまで伝わってくる感じです♪
それに比べて、日本の国会中継は、迫熱する議員達の傍ら、居眠りしている議員達も中にはいるようですからね☆
オランダの国会議員たちは、若いのですよ!日本の「当選何回」とか、「名誉のために立候補」なんて法則は通用せず、ディベートで党の中でも這い上がらないと、自分の場所は作れない雰囲気です。
朝は10時ごろから国会は始まり、一番長い夜は朝5時半ごろまで続いた国会討議。私は翌日のことを考えて寝ましたが、五右衛門は夜通し見ていましたね。確かにオランダの国会中継を見ていると、面白いですから、見入ってしまいます。
日本の国会では、質問するほうもその質問を用意しておいて、だらだらと読み、答えるほうも用意をしておいて、それをまただらだらと読む・・・そんな感じですが、オランダでは質問があれば、「その場で」質問が出来ますので、ディベート術がなければ、かわせません。
一言ミスれば、内閣陥没や国会の解散を招きますからね。内閣のほうも大変です。その分、日本より馴れ合いがないので、民主主義の意気込みを目の当たりに体験できますよ!