2006年12月14日

またもや政界の危機



Rita_Verdonk.jpg
この女性を覚えていますか??

「やっぱり嘘は駄目」にて矢面に立ったリタ・フェルドンク大臣です。

このフェルドンク大臣・・・昨日はまたもや矢面に立ち、白熱する国会討議。

最終的には「不信任案」を受け、辞任か解任の道をたどることになったのですが・・・



事の発端は・・・どこから始めればいいのかわかりませんが(^^;;、11月22日の選挙で、どの連立であれば過半数が取れるようになるかが謎のままということでしょうか。

逆に言えば、それまでの与党連立2党では、過半数にならないということです。

また日本の組閣と違い、時間の掛かるオランダの組閣。今そのプロセスを進んでいる真っ只中で、現在の内閣は「臨時」のもの。

そして選挙の後の一番最初の国会での討議では、


組閣が終わるまで、難民移民申請を却下された人たちの強制送還を中止せよ

の点で、75−74にて、野党が勝ち、内閣は中止をせざるを得なくなったのですが・・・。

移民に厳しい政策を打ち出している与党2党。そのまま続行をさせたようで、昨日の国会では、「今後24時間の強制送還を中止せよ」との議題で対立。

内閣は、「法律にのっとり送還」というけれど、国会側は「そんな法律はない」と対立。権力を誇示している、権力乱用、など色々な意見が聞かれました。

その結果、「不信任案」が採られ、野党側の大勝利という結果に

そしてフェルドンク大臣が辞任もしくは解任のはずですが、ご自身では辞任はしないとのこと。また彼女が所属しているVVDは、彼女が解任・辞任となれば、内閣から離れるとの表明もしています。

状況的に一筋縄ではいかないものがあり、内閣は今日1日かけて協議。午後10時からその結果を国会に報告となっていましたが、遅れている模様です。

フェルドンク大臣一人の辞任、もしくは解任で終わるのか、VVDが党として内閣から離脱するのか・・・その辺の駆け引きもある上に、現在の内閣は臨時のため、その臨時内閣の大臣が辞任や解任をされるのか・・・?という素朴な疑問もあるようです。

が、国会が内閣の上に位置するために、内閣は国会の意思を重んじなければいけません。

果たしてどうなるのか・・・。

これからまたまたテレビ中継にかじりつきます〜。


<追加>正確には移民というより、「難民・亡命者」を限定しているようですので、言葉を変更いたしました。








posted by ニコラ at 06:23 | Comment(6) | TrackBack(0) | 政治の世界
この記事へのコメント
ニコラさんは、多方面にご興味を持たれ、素晴らしいですね〜☆
政治問題、特に移民関係の討論は、何時自分たちに降りかかってくるか分らないので、どうしても気になりますね☆
アメリカも以前ほど、移民の受け入れを歓迎しなくなりましたから、以前に比べたら、肩身が狭くなった気がします〜☆
Posted by pineapple at 2006年12月14日 06:42


pineappleさま
いえいえ、やはり「男だな~」と思う五右衛門が見ているので、私も気になってみてしまうのですよ~。それに、オランダの国会中継は、日本のものより数段面白いし、白熱してしまいます。(^^;;
私自身は、難民でも移民でもないですが、5年以上も「待っている」人たちがいると思うと、やはり応援したくなります。祖国を捨てなければならない上に、自分の将来が未定のまま、5年以上も生きていく・・・。ものすごく強い人たちだと思います。
その弱みにつけ込んだ対応は、非人間的としか言いようがありません。
日本人とオランダ人のカップルでも、結婚は許可されても、滞在は許可されない場合もあるとか。ご主人のオランダ人は、きちんと仕事もして、定期収入もあるにもかかわらず。これはかなり厳しくなった現われだと思います。
Posted by ニコラ at 2006年12月14日 10:15


最初の展開で「やったー。フェルドンクのオガンが2カマ離れた」と思ったら、この展開なので「うーん」という感じ。
ちなみにインテグレーションコースから呼び出しがかかり、今週から再び学生です。日本人は免除されたという噂も聞いたけけど、何だかよくわかりません。
とりあえず宿題するしかない状態。
Posted by lente at 2006年12月14日 16:51


昔のアメリカのグリーンカードは、一生ものでしたが、最近は移民が増えた理由からでしょうか、偽装結婚阻止の為、結婚歴が短い(2年以内)と仮のグリーンカードが発行され、2年後に再度正規のグリーンカードに更新しなくてはなりません。その後、正規のグリーンカードを発行されても10年に一度更新しなくてはならないので、面倒臭くなりました。
あれっ?? ニコラさんは、移民扱いではないのですか??
Posted by pineapple at 2006年12月14日 18:03


lenteさま
我が家でも、不信任案が可決した時、五右衛門は大拍手、私は万歳してました!!しかしその後の解説や状況把握の放送を見てて、「なんだか雲行きが怪しい・・・」となりましたね。
まぁ〜臨時内閣をつぶすことは出来ないのは理解できるのですが、大臣を解任できない首相も・・・なんとも情けない状態。
インテグレーションコースとは、例のオランダの政治状況とか体制、民主主義とは・・・?というのを習うほうですか?
私はそのコースは、「日本からだから行かないでいいわよ!」って行かせてもらえませんでした。なので、オランダ語のクラスで分からないこととかもあって、五右衛門にあーだこーだってしつこく聞いたことがあります。(^^;;
オランダ語のコースであれば、生活に必要ですからね。頑張ってください!
Posted by ニコラ at 2006年12月14日 19:09


pineappleさま
「移民」の定義がはっきりと分からないのですが、オランダで使っているのは、難民・亡命者を中心だと思います。オランダ語の単語で、「保護が必要な人」というので。
オランダで仕事をしている人と結婚、もしくは同居をするために申請するビザは、「パートナービザ」となるんです。「xxの保護の下、オランダでの滞在を許可します」という滞在許可を貰うことになります。もちろん、許可が下りれば・・・ですが。最初の5年間は、1年後と、2年ごとなど申請時期や許可が下りる時期によって、滞在許可証の有効期限が違います。5年経つと、「無期限の滞在許可証」の申請が出来るようになります。(申請が出来るだけで、許可が下りるかはまた別問題)

私の場合は、オランダで仕事をしているオランダ人の五右衛門の下で、結婚生活を営むために滞在が理由でしたので、このパートナービザからスタートでした。オランダで仕事をしているのが日本人で(たとえば駐在の方達)、その奥方達もこのパートナービザを申請するのですよ。

アメリカではアメリカ人との結婚でも、移民扱いになるのですね。もう少し移民の定義を勉強しなきゃ・・・。(^^;;

グリーンカードの件は、全く知りませんでした。かなり厳しくなったのですね。それだけ違法なカップルが増えてきた証拠になりますね。オランダでも結婚許可を取るのが、相手の出身国によっては大変だと聞きます。(もう何年も前から)どこでも愛は国境を越えられる・・・なんてのんきなことを言えない時代に突入でしょうか。
Posted by ニコラ at 2006年12月14日 19:19


コメントを書く
お名前 (name):

ホームページアドレス (website / blog):

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバック