お誕生日は12月6日ですが、オランダ・ベルギーでのお祝いは、1日繰り上がって12月5日です。お隣のドイツは、12月6日です。
シンタクラースがオランダに到着してからは、人が集まるところには、バンドやピート達が繰り出します。子供達にはペイパーノーチェスやちょっとしたお菓子を両手いっぱいくれます。
シンタクラースは、日本語・英語のサンタクロースの原型となった名前だと書きましたが、まだニューヨークが「ニューアムステルダム」だった頃・・・?、アメリカ大陸に渡ったオランダ人たちがこのシンタクラースをお祝いしていたのが、サンタクロースの始まりだとか。
しかし、シンタクラースとサンタクロースの大きな違い・・・それは
サンタクロースは・・・
北欧から(これも伝説だけど)、トナカイのそりに乗って、空を飛んでやってくる。プレゼントを配るのは、12月24日のクリスマスイブだけ。
シンタクラースは・・・
スペインから蒸気船に乗ってやってくる。プレゼント配るのは、期間中いつでも!!!
そうなんです!!!!1回だけではないんですよ!!!
シンタクラースの気が向けば、連日やって来てくれるし、気が向かなければ全く来ないし・・・。
ただし子供達は・・・

こういうものを用意しないといけません!
字が書けるようになった子は、「欲しいものリスト」とニンジン。リストはシンタクラース用で、ニンジンはシンタクラースの馬用。(^^;;
リストとニンジンが・・・プレゼントに変わっていれば、シンタクラースが来た証拠!
そして12月5日の日は、「プレゼントの日」と言われていて、「シンタクラースの袋」が届けられます。

(こんな感じの袋です。)
普通の時には小さなプレゼントでも、この袋にはた〜〜〜〜くさん入っていますよ!

これは2年前に我が家に届いたもの。シンタクラースはこの日は忙しいので、姿を見ることは無く、ドアのノックとベルで分かるのですが、いつ来るかは分からないので・・・・!
このときはあまりにも驚いたみーちゃんは、大泣きになり大変でした。(^^;;
これは家庭でのことですが、学校やシュペールザールなどでも必ず行われることがあります。
それはまた明日〜。
子供達が喜ぶのも解るような気がします〜☆
二人のリストは・・・
さっちゃん・・・馬・スケーター(ローラーが縦に4個並んでいるローラースケートみたいなもの)・それを使うときのプロテクション・自分専用の作業机・自分専用の洋服ダンス・おもちゃのティーセット・おもちゃの洗濯機など・・・20個くらいかな?
みーちゃん・・・同じくスケーター・そのプロテクション・・・などなどほぼさっちゃんと一緒。(真似したのかな?)
でもこれらのおもちゃは・・・貰えないと思います。(^^;;
五右衛門に、「置く場所が無いから、おもちゃはもうもらえないよ!」って言われていますので。
果たして12月5日は、何が到着するのでしょうか!?
我が家、五右衛門のほうのジジ・ババがいないので、到着するプレゼントは少ないのですが、両方のジジ・ババがそろっている家庭は大変なようです。それを反映して、お店は大変な混雑だし、お店のほうもお金を使わせようとする作戦が、エスカレートしています。
お便りは(リスト)は、シンタクラースに自分の欲しいものを、明確に伝えるためです。何でも知っているシンタクラースは、そういうリストは要らないのでは・・・?と私は思うのですが、この時期になると一生懸命にリストを書いている子が多いようですよ。
ニンジンはシンタクラースが乗っている馬へのご褒美です。「シンタクラースをつれてきてくれて、ありがとう」ってことですね。
ニンジンが入っていない場合、靴がおいてあっても、プレゼントは来ないので、馬も行く場所をちゃんと分かっているようですよ!
11月20日ごろから、12月5日まで・・・プレゼント漬けなので本当に大変です。日ごろから目を光らせてはいても、探すのも大変だし、隠すのも大変だし・・・。(^^;;
12月5日当日は、どうやって袋を家の前に置くのか・・・ご近所様とつるんだりする場合もあるようですよ。
靴は・・・きっとですが・・・、昔の人は靴は脱いで寝たけれど、靴下は履いてい寝たから・・・?違うかな・・・?(^^;;