そしてこのピート達はずっこけています。(^^;;
道化よりもずっこけていると思います。
結構お馬鹿なことも言ったり、したりするのですが、シンタクラースは怒りません。結構まともに受けて・・・交わしてます。
そのシンタクラースは、必ずあの帽子をかぶり、先が丸くなっている長い杖を持ち、赤いケープを羽織り、白い手袋をして、白い馬に乗ります。日本語では葦毛といいますが、オランダ語では「カビ」って単語と同じ単語を使います。
そしてシンタクラースは必ず・・・
シンタクラースは、日本の「なまはげ」の様な部分もあり、いい子にはプレゼントをくれるけれど、悪い子には・・・プレゼントを入れる麻袋に入れて、蒸気船でスペインまでつれて帰り、1年間地下室に入れてしまう・・・という言い伝えもあります。
今ではこの部分はかなり省略されていますが、お隣のおじいさんが子供の時には、もっと怖い話も聞いたとか。(80歳はと超えているおじいさんです〜)
でもどうやって、Aちゃんが良い子で、Bちゃんは悪い子だって分かるか・・・???
それは閻魔帳がちゃんとあります!!!
オランダ語では「本」(Het boek)と言われているものです。そこには日ごろの行いが書かれています。
たとえば我が家の場合だと・・・
ユトレヒトのxx通りに住む4月生まれのさっちゃんは・・・
みーちゃんによく意地悪をする。でもお勉強は頑張っているようで、九九は終了できた。シンクロではみーちゃんと一緒に頑張っている。
芽キャベツが嫌いで、食べるのが遅い。
その妹のみーちゃんは・・・
よくお姉ちゃんのさっちゃんにいじめられるけれど、耐えている。学校では読みのレベルがAVI2をとった。書き方も筆記体を頑張っている。
シンクロではさっちゃんと一緒に、フローニンゲンで頑張った。12月にはクリスマスショーでまた頑張るかも!?
トイレの後の手を洗うことを良く忘れる。
・・・なんて感じでしょうか?(^^;;
そして昨日のシンタクラース到着では、この閻魔帳を別の都市においてきてしまいました。つまりは、どの子が良い子で、どの子が悪い子か・・・分からないんです!!!
ピート頭がその本を取り戻すために、本領発揮!?となるはずですが、そこはピートですから、どうなることやら・・・。
その本が無ければ、プレゼントは貰えない筈だけど・・・???(笑)
我が家は「日曜日だからシンタクラースもお休み」とか、「まだ本が見つかっていないから」と言ってます。果たしてプレゼントは来るのでしょうか!?
お子さんお二人とも頑張っている様子ですから、きっとプレゼントを貰える事でしょう☆
3歳上のお兄様と取っ組み合いのけんかですか!?結構お転婆だったのですね!我が家は取っ組み合いの喧嘩はしませんが、意地悪がひどいです。自分がされたら泣いて騒ぐようなことを、平気でみーちゃんにしています。「やり返されるよ」とは言っているのですが、効果なしです。あと数年すれば、落ち着くのかしら・・・?
今回の航海で、なぜかその閻魔帳が濡れてしまったのです。それを乾かして、大事に保管していた「変なピート」が、静かな町を調べているうちに(到着地のミデルブルフかどうか)、船は再度出港してしまったのです。
取り残されたピートは、市長の取り計らいで、何とヘリコプターでその町から救出されて、シンタクラースの元にたどり着けたのですが、ヘリコプターに乗る際・・・上からロープがたれてきたために、その閻魔帳を道路に置いてロープを上っていったんですよ!
果たして閻魔帳の行く末は・・・?(今日のニュースを見ていないので、分かりません〜〜!!)
我が家に来るはずのシンタクラースは、もう何ヶ月もプレゼントを探しているはずなんですが、合うものがなさそうなんですよね〜。それか蒸気船のどこにしまったか・・・忘れているとか。(^^;;
12月5日用のプレゼントは、全く分かりません。これから五右衛門と計画をしないといけません。二人が学校に行っている間に、それでも何かは購入できるので、多少は楽だし、まだシンタクラースを信じているので、上手く行くと思いますよ。