とはいえ、グループ1・2の子供達には難しいので、一連の作業すべてに参加をしているわけではないようですが・・・。
グループ5(日本の3年生)以上のクラスは、1クラスが1政党となっています。クラスで政党の名前を考え、スローガンを決め、ポスターも製作し、選挙運動もします。
学校のホールに行くと、すべての政党のポスターが貼ってあり、どのような名前にしてあるとか、スローガンは何かとか・・・親御さんたちにも分かるようになっています。
そして先週の金曜日には・・・・
2ヶ月に1回くらいの割合で、日本で言う学芸会のような会が開かれる時間を利用して、各党の売り込み合戦が開かれたようです。
党を代表する子供達が、ホールに集まったグループ1から4の子供達に対して、自分達の党を売り込む・・・と言うことらしいです。そしてみーちゃんは、

こういうものを持って帰ってきました。
グループ5から8までの各党のポスターのコピーです。
このコピーを見ながら、各党の話を聞いたのだとか。みーちゃんは姉思いのようで、「さっちゃんのクラスに投票するからね!」ともう宣言をしているようです。(^^;;
さっちゃんのクラスのスローガンは、「SL?B」だとか。(覚え切れません!)
S=snoep=お菓子・・・現在チョコ・チップスなどのお菓子は禁止です
L=leuke dingen=楽しいこと
?=なんだったのでしょう??
B=bouwen=建設する・作り上げる
ポスターは真ん中辺のお化けのようなものです。(^^;;
投票は大人が投票をする22日にするとか。開票作業もちゃんとして、結果発表もするとの事。
こうして民主主義の基本である「選び出す」(選挙)というシステムを勉強するようです。
私が学生の頃は、クラスの委員を決めるにも投票。何かを決めるにも投票・・・としていた覚えがありますが、二人の学校では委員もないし、子供達が投票をして決めることがありません。(担任が順番を決めてしまってあるので)
と言うわけで、このような形で選挙を勉強するようです。
大人の選挙のほうは・・・また別の機会に投稿しますね!
お子さん頑張りますように。
「党」を代表する子供達も、ちゃんと選出されているようですよ。さっちゃんは違うようですが、クラス全体として、どんなことを目的とするか、どんなことを言うのかなど、話し合いも持ったそうです。
オランダの政治は、若者のもの・・・という印象があります。こういうところからも、選挙に親しみを持っていくのでしょうね。
投票はいつするのか、だれが数えるのか・・・などは、全く分かりませんが、二人とも投票日が待ちきれないようです。(^^;;
学校の方針で、「民主主義」のことをかなり小さい学年から勉強をしているので、社会で起きていることを「身を持って体験」で切るいいチャンス・・・ってなわけで、実践です。日本の子だったら、「はずかし〜〜」とか、「めんど〜〜」とか言いそうですが、オランダの子はそんなことは無く、すごく楽しんでいるようです。
選挙結果は分かり次第報告しますね!