それを見てびっくりしたので、忘れる前に投稿。(^^;;
10年前と言えば、1996年のこと。日本でこのニュースを見たか・・・?と聞かれても、覚えがないとしかいえません。でも今は、もっと大々的に発表キャンペーンをしても、良かったんじゃないの?って思います。
なにせ、環境にやさしい商品ですからね!
日本では別の形で、同じ形態のものの研究がされていたと記憶しています。使うものはアルコールだったと思いました。サラダ油だったこともあったでしょうか??
そう、10年前に発表になった商品は・・・
電動自動車です。
おもちゃのではなく(^^;;、外から見ているだけでは、ガソリン車との違いは全く分かりません。
開発をしたのは、ジェネラル・モーターズだとか。
電機で動く車なので、充電が必要です。アメリカのガソリンスタンドでは、充電が出来るコーナーも用意されていました。
「遠出はちょっと無理だけれど、普段の生活には何の支障もなし!」と、購入された方は言っていました。
しかし・・・湾岸戦争で急騰していた石油の値段もだいぶ落ち着き、GMを含めてより大きな車をデザインし、購入意欲を高める方向に傾いていきました。
その背後には、電動自動車を買った場合の税金控除は、4000ドル程度であったけれど、大型のガソリン車を買った場合には、その倍以上の10,000ドルくらいの控除が適応されたとか。
環境にはやさしくても、お財布にはやさしくないので、やはり大型ガソリン車を購入する人が増えたのは当然のことです。
そして今や・・・その電動自動車の存在を知っている人は、数が限られているとか。取り巻く背景から、頷ける事実ですね。残念なことですが。
しかしこの特集の最後には、とっても素敵な女性が登場しました。アメリカの政界の人たちに、ちゃんと聞いて欲しいことを言っていました。
その女性の家は、電動自動車のために屋根をソーラーにしてあります。1ヶ月に2ドル程度・・・電気会社に支払うだけだとか。ほぼ自給自足の電気環境。(オランダにもソーラーの屋根が簡単に取り付けられたら、私は直ぐやりたいよ!!)
「アメリカは石油のために戦争をするけれど、電気のためには戦争は必要ないのよ!」
さて、これから車業界はどう動くのでしょうか・・・?
「平和」の為なのか「自己満足」の為なのか??
一日も早く、世界平和へ繋がる事を祈るしかないです。
この投稿の後、色々調べてみたのですが、車に使うバッテリーが環境破壊につながると言う意見もあるようですね。
でも率直なところ、限りある資源を使い切るよりも(戦争をしてでも入手しようとして)、別の道を考えたほうが・・・50年後には海底になるかもしれない場所に住んでいると、思います。
そんな中、車王国のアメリカでも、自然エネルギーを取り込もうとしている人がいて、「やるじゃん!」って思った次第です。(^^;;
お〜、考えていますね。さまのところにも書いたのですが、一長一短のようですね。でもアメリカでも多くの人が、「自然エネルギーを使おうよ!」って言い出せば・・・と、ちょっとした希望を見た特集でした。