2006年10月11日

インターネットバンキング



オランダの銀行は、ありとあらゆる点で、「手数料」を取ります。アメリカの銀行のように、口座を保持するための手数料はありませんが、キャッシュカード兼デビットカードを持つためには、3ヶ月ごとに銀行で定めた手数料が必要になります。

そのため、日本でのように、一人で合計10個もの口座を持って・・・なんて事はしません。大抵は、大手の銀行にひとつ、そして郵便局にひとつというのがスタンダードだと思います。

そして銀行系の口座番号は、銀行の名前が分かるシステムになっているので、請求書をもらっても、書いてあるのは「支払先の口座番号」とその口座の名義人の名前です。

そして日本の銀行では、支店に行くとずら〜〜〜〜〜っとカウンターが並んでいますが、こちらの銀行ではそういうところはありません。

入ると受付があり、その受付の人が済ませられる要件の場合はそのまま、他の人が受けなければいけない場合は番号札や、担当の人を呼びに行きます。

口座を開こうと思った場合、日本では身分証明書を持っていけば、直ぐに開けたと思いますが、オランダでは先ず、口座を開くために予約をします。その時間に、身分証明書とSofi番号と呼ばれる税金支払い番号を持って行きます。(その番号が証明できるもの)

そしてたくさんの書類に書き込みをして、サインをして、数日すると口座が開けました〜って連絡が来ます。



その連絡が来てからしばらくすると、「カードが出来ました」と再度連絡が来るので、身分証明書を持って、口座を開く手続きをしたところに行きます。

そして口座を開くときに必要なことは、「インターネットバンキング」が出来るようにすることです。

これが出来ると、自宅での残高照会も出来れば、支払いも出来ます。また定期口座間との移動も出来ます。

つまり・・・自分ですることによって、手数料を省いているわけです!

個人の場合は、この手数料がサービスになっていたりしますが、会社相手の場合は全く話が違います。

1支払いに付き・・・0.0005ユーロ
Acceptgiroの場合・・・0.0010ユーロ
カウンターでの引き出し1回に付き・・・xxxユーロ

移動の証明用紙・・・送料も含めてxxxユーロ

なんて感じです。

なので、五右衛門の会社の請求書の支払いも、同じ会社への場合はまとめ払いです。なにせ手数料のことを考えると、請求書ごと・・・なんてやってられません!


さて、この便利なインターネットバンキング・・・オランダでは利用している人がかなりいます。そして昨日のニュースによると、これからはもっと利用者が増えるとの事。

その理由は・・・

とある中型(?)銀行が、目の不自由な方たちのための「デジパス」というシステムを開発したからです。これは通常は「目」で確認をするコードを、「耳」で確認できるようにしたもの。弱視の方たちへの配慮もしてあり、カードを差し込む機械の数字の書いてあるボタンは、かなり大きめにしてあります。

またこの機械が読み上げるコードの機密性も重視して、イヤホーンを利用して使うこともできるようにしてあります。


今はまだ若いと思っている私も(^^;;、30年後には老人の仲間ですから、このようなシステムが開発されてくれていると、「こっそりへそくり」もネット上で出来ますね!(爆)






posted by ニコラ at 04:24 | Comment(6) | TrackBack(0) | オランダ
この記事へのコメント
あ、それは、良いですね。日本では、ハンディがある人に対しての詐欺とかたくさん、ありますもん。自分で確認出来て、自由に考えることが出来るのは、ありがたいことですよね。日本も早く、そうなれば、良いのでしょうが・・・
Posted by ぽん at 2006年10月11日 11:26


このサービスは、とても現実的で良いですね☆
将来、そのようなサービスがアメリカにも導入されれば良いのですが・・・
Posted by pineapple at 2006年10月11日 15:15


ぽんさん
オランダでも老人を狙った詐欺は多いですよ。知らないのを良い事に、つけこんでいるようです。
でもこれからは、私達のようなパソコンに慣れている世代が、老人になったときでも、自分でお金の管理が出来る手段があるだけでも、すごい!って思えますね!
Posted by ニコラ at 2006年10月12日 03:08


pineappleさま
テレビを見ていると、アメリカではまだまだ「ペイチェック」って方式のようですね。(請求書など)
オランダはそれほどクレジットカードは普及していないし(アメリカや日本に比べて)、使える場所も限られているし、銀行からのカードで、ほとんどどこででも支払えるので、それを利用します。(ドイツやベルギー・フランスでも使えるらしいです)
その管理にインターネットバンキングを利用する人は多いので、これからは減る市場ではないですからね。ますます使いやすくなっていくのでは・・・と、思います。
アメリカでのネットバンキングは、それほど普及していないのですか?
Posted by ニコラ at 2006年10月12日 03:12


アメリカでもネットバンキングが普及していますが、確か支払って処理するのに、数日掛かるので、時間の余裕を持って支払わないといけないのと、支払先に予め断らなくてはいけない時と、手数料がかかる時があるようですよ。(まるで人事ですが・・・)でも、銀行側の戦略は、ネットバンキングを利用してもらい、自分達の仕事を減らそうと試みているような気がします。
何処の国も一緒でしょうが、やはりアイデンティティーセフトの問題が一番ネックになっているようです☆
Posted by pineapple at 2006年10月12日 15:02


pineappleさま
オランダの場合は、国が狭いのと、アメリカに比べても人口が少ないので、同じ銀行間の支払いであれば・・・即時、他銀行であれば翌日、銀行と郵便局間であれば、中1日・・・というくらいです。
ネットバンキングを利用して払うのに、手数料がかかるというのは、びっくりです!所変われば、かなりやり方が違いますね!
Posted by ニコラ at 2006年10月13日 04:56


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