日本でもなかなか食べないものです。実家で食べた記憶はありません。きっと母が食わず嫌いで、あっても買ってこなかったんだと思いますが・・・。
イタリアの前菜で、メロンと生ハムは有名ですが、これと生ハムも美味しいのです!!!そしてこの時期にしか食べられないものなので、ジャムにしても美味しい!!
今までジャムなんて作った事もないのですが、なぜか今年は保存食作りにはまってます。(^^;;
一番最初はりんごのジャムを作り、その次に桃のジャム、そして例のトマトの瓶詰めを作り、アンチョビと唐辛子のあわせたものも作りました。
去年までの私とは、人が違ってます!(爆)
という訳で、美味しさを十二分に楽しむために、熟すのを待ってからジャムにしました。
買ってきた日から、さっちゃんは興味津々で、「これは何!?」「いつ食べるの!?」ばかり連発です。
ジャムにするからね〜と言っていたら、ますます興味がわいたようで、歯磨きのたびに品質チェック!!
そして今朝・・・「ママ!!!あの紫のやつにね〜、白いポツポツが出てきたよ!!」って教えてくれました。熟す早さが違うので、熟れ過ぎたやつの皮にはカビが生えてきちゃったようです。
ってことで、今日あわてて作業をしました。(^^;;
「あの紫のもの」とは・・・

これです。わかりました??そう、イチジクです!!
これの皮をきれいにむいて、カビが生えていた部分も切り取って、レモン汁を少しかけて、お砂糖を少しだけ加えて・・・

弱火でグツグツと煮るだけ。
1kgくらいのイチジクだったと思いますが、

このビンひとつと、あとほんの少しだけできました。入りきらなかった分をなめてみたけれど、まぁ〜甘いこと!!!ほんの少しのお砂糖なのに、イチジクの本来の甘さが強いようで、かなり甘いです。
色もきれいですね!!
学校から帰ってきた二人もこれを見つけて、思わず味見!
「ママ、もっと〜〜〜!!!!!」
このビンを開けたら最後、直ぐに終わってしまいそうです!
またどこかでイチジクを見つけたら、ジャムを作らないと!
でも簡単にできるから、いっか!
店頭で販売されているジャムは、超〜甘い!!
砂糖の甘さで、本当のフルーツの甘さが潰されていて、砂糖を食べているような気がします★
なので、私もジャムは作るようにしていますが、まだまだ基本の物ばかり!!
私も始めたばかりなので、冒険心(欲)がありません。(汗)これからもっと勉強しなきゃっ!!
日本の値段は分かりませんが、私が買ったこの一箱で、約7ユーロでした。高いととるか、安いととるか。(値段はレジで分かったんですよ、でも・・・)
この日は、甘夏のようなオレンジが、10kg=17ユーロで売られていましたが、あまりにも量が多くて、ジャムを作るにも皮むきでばてそうで止めました。(^^;;
真冬にイチジクのジャム・・・ちょっとした贅沢ですね!
イチゴのジャムは作りませんでしたが、手作りだとお砂糖の量も自分でコントロールできるので、買うよりいいですよ〜。熟しきったイチゴだと甘いですから、お砂糖の量もそれほどいらないのでは?
今日はこのジャムの入らなかった分を、お昼に出したのですが、さっちゃん・みーちゃんは待ちきれないほどでした。甘いものは一番最後に・・・といっているので、ほかのものを食べるのも早いこと!いい餌になりそうです。(^^;;
このジャムも、「足りなければ後から足そう・・・」って感じで、少しだけお砂糖を入れて作り始めたんです。途中で味見をしたときに、「やば〜、あれだけのお砂糖でも、多すぎたかも!?」って思うほど。
今回は白いお砂糖を使ったので、色もそのままに出て、いい感じに仕上がりました〜。
このイチジクのジャムは、と〜〜〜〜っても簡単ですよ!皮を剥くのがちょっと大変だけど、でも後はそのままでOKです。一度お試しください!