2006年09月28日

PTA



パソコンと格闘ばかりはしていられず、昨日はさっちゃんのクラスのPTA会があり、参加してきました。

とはいえ二人の通う学校では、2学年で1セットにしているので、合計で3クラスの説明会、およびPTA会という感じですが。

まず最初に、2学年の担当している教員5名が自己紹介。オランダ全土でか、それとも二人の学校だけかはわかりませんが、1クラスには二人の担任がつきます。

グループ5            担任A・C
グループ5・6(合同クラス)   担任B・C
グループ6            担任D・E

こんな感じでしょうか?

そしてこの2学年単位での予定が組まれたり、1クラス単位での予定が組まれたりします。



ただし学校の方針として、「Vreedzame school」というものを取り入れているので、その関係の授業も、レベルに合わせて受けるとか。

これはテレビでCMも流れているのですが、天道虫がシンボルの「暴力をなくそう」という動きです。身体的な暴力・精神的な暴力をなくすにはどうしたらいいか・・・ということを、レベルに合わせて学習していきます。

最初はグループ4でだったと思いますが、コンフリクトをどうやって克服するか・・・という手段を考えるところから始まり、グループ7でトレーニングを積んだ子達は、グループ8になると順番で「トラブル仲裁役」を担当できるまでになります。(午前中の休みのときだけですが)

その一環にて、「シチズンシップ」についても勉強をするようです。オランダ憲法でも保障をされている「民主」とは?から始まり、平等・社会にまで話を進めていくそうです。

裏を返せば、それだけ問題のある大人の社会を映し出している証拠でしょうか?

大まかな話が終わったら、自分の子供の教室に移動し、どんなことを、どんな方法で勉強をしているか・・・どんなルールがクラスにはあるのか・・・など、子供を通して聞いている話しと、教師側からの話と、食い違いがあれば突っ込んだ話を、教師が思っていることを進めるには、ある程度親の了解も必要だとか、そのクラスに限っての話を聞きます。(もちろん時には反論も!)

前にも書いた

57−33=60−36にしてから、「24」と答えを出すのを、「年齢算」というそうな。(年齢の差はいつまでたっても一定だから)

また足し算の・・・

36+24=40+20にしてから、「60」とするのは、「観覧席算」というとか。(観覧席にいる人が、右から左に移動しても、合計数は一緒だから)


足し算・引き算に九九をしっかりとさせてから、分数に入るとか。
この話の時には、親たちが習った方法と、学校が選んだ方法がかなり違うので、「どっちが良いんだ!」とかってことで、かなり白熱した議論をしてました。が・・・私はやっぱり蚊帳の外・・・?ってなことはないですよ!ほかの親たちと同じ方法で、私も勉強していたことがわかりましたから!
(国を隔てても、昔はやり方が一緒だった!)


8時のコーヒーから始まったこの会は、和気藹々と予定の9時半を過ぎて、やっと終了しました。

普段は会えないパパさんたちも、参加している人がいたので、お近づきにもなれたいい機会でした。

また新しい子が3人ほどいるので、どうやったらもっと馴染めるかというのを、担任は考えているとか。

でも、上学年のほうに移動して、グループ8でのCITO試験が視野に入ってきています。子供のレベルにあった方法で、みんなが「平均以上のレベル」になれるように、教師も必死のようです。

分からないまま先に進ませないという姿勢の現われですね。計算・読み・・・などでは、自分のレベルをしっかりと把握させ、そのレベルにあった問題集をさせ、それが終わればまたその上のレベルへと、子供たちにとっては高い目標も見せて引っ張っていくようです。

人によっては理解する時間が違う、理解できる分野も違う・・・という「差」を受け入れ、サポートするということを、実践しているのが目に見えて安心できます。

今年も担任に恵まれたようです。(^^)






posted by ニコラ at 04:33 | Comment(8) | TrackBack(0) | 学校の世界
この記事へのコメント
子供の勉強のやり方が違い難しいですね。主人は鶴亀算を教えれば優しいといいますがはかりません
オランダの子供達は良く出来ますね。お宅のお子さん頑張っていますね。 負けるな頑張れ。
Posted by ダルマ at 2006年09月28日 07:34


すばらしいですね。オランダの子供たちは、すごいです。頭がしっかり、動いている証拠ですね。日本の学習方法は、詰め込み式のような・・・娘たちの小学校の勉強を見ているとそう思います。娘たちの小学校では、10月1日からは、学校参観週間が始まります。
Posted by ぽん at 2006年09月28日 14:43


まず質問から・・・
オランダ全体で、2学年一緒のクラス分けなのでしょうか??
また1クラスは何人ですか??
確かに、勉強方法は、昔私達が習ったのとは違うようですね☆ きっとどちらも善し悪しがあるとは思いますけど・・・
Posted by pineapple at 2006年09月28日 23:47


ダルマさん
鶴亀算は日本独自ですよね。オランダにもあるのでしょうか・・・?亀はいるけど、鶴はいないからな〜。
でも私はやり方を忘れてしまったから、やり方を探さないと!
Posted by ニコラ at 2006年09月29日 05:16


ぽんさん
学校参観ですか!オランダではないんじゃないかな?小学校の間は、保護者が連れて行く・連れ帰るので、担任とも何か問題があれば、すぐに連絡ができます。
また二人の学校では、定期的に学芸会のようなものをやっているし、手芸の会というのも親の参加の元に催されているので、子供たちがどんな風にすごしているか、よく観察ができます。

計算はできたほうが良いけれど、その手順を理解するほうがまず最初・・・という感じで、授業を進めているように思えます。それも子供たちに発見させるようにして。
でも、学校での「例」として出た話を、まじめに受けた子は、家で母親に「それはだめよ!」と言い出したりして、背景を知らない母親はびっくり!なんてこともあるようです。
(例で出たのは、フライをするのに、フライパンには1つずつしか入れてはだめ!ってことでした)
Posted by ニコラ at 2006年09月29日 05:22


pineappleさま
オランダ全体で、2学年でセットにはしていないと思います。二人の通う学校でも、数年前に「ためし」として、日本で言う小学校の学年でも、幼稚園部のように2学年合同クラスを設置しました。
結果が悪ければ、単一学年クラスに戻す予定でしたが、思ったよりも結果がよかったようでした。また、子供たちも合同クラスのほうがいい!と、人気も高く、学校側は合同クラスのシステムを維持しています。
これだと、1学年の人数が少ない場合でも、2学年合わせて合計人数をクラス分けできるので、学校側としても都合がいいようです。

二人の通う学校は、幼稚園部から1クラスは30人以下にしているようです。学校自体もこじんまりとしているので、4歳で入学のときに、人数を絞っているはずです。
さっちゃんのクラスは25名くらい、みーちゃんのクラスも・・・確か25名くらいではないでしょうか。(日本のように名簿がないので、よく把握ができません・・・)

オランダでも昔は、九九は呪文のように暗誦(でもちゃんと式として言うんですよね!)、計算も上に書いたような「xx算」なんて方式は使わず、53−49=4と直接計算をしていたようです。
Posted by ニコラ at 2006年09月29日 05:30


フライパンには、1つだけは、笑えました。でも、子供には、しっかり、覚えられるほうが良いことは、確かですもんね。
Posted by ぽん at 2006年09月29日 19:30


ぽんさん
掛け算の概念を植え込むのに、「2個ずつ揚げたら」って言うのを、最初は一個からはじめたんだと思うんです。でも親はその背景を知らないので、言われてびっくり!ってことでした。
まぁ〜その子にとっては、それだけ鮮明な記憶となっていたわけですが・・・。
Posted by ニコラ at 2006年09月30日 03:52


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