2006年09月20日

Prinsjesdag




(撮影はANP、写真は王室の公式HPより)


今日の9月第3火曜日は、オランダではPrinsjesdag(プリンシェスダーハ)と呼ばれるとても大切な日です。

なぜなら、この日には女王が、来年度の政策の指示をし、それに伴って国会が開会されるからです。

今年で27回目のPrinsjesdagを迎えるベアトリクス女王。昔の国会議事堂である「Ridderzaal」(騎士の間)が、女王が内容文をお読みになる場所です。今年内装を新たにし、今までとはちょっと趣が変わりました。

この場所は、Binnenhof(内宮)と呼ばれるところで、女王の執務室のあるNoordeindeからは約1.5kmの場所にあり、移動は金の馬車・・・というのが、しきたりです。

女王の移動にあわせて、オランダ国歌が流れます。馬車も、今日の式典の責任者達、女王の妹ご夫妻・女王ご自信に皇太子ご夫妻が、指定されたお馬車に乗って移動されます。

時間にして15分強ですが、その沿道には朝7時ごろから駆けつけた方たちが、旗を振ったり、手を振ったりしながら見守ります。

この日は、式典のような祭典のような日で、皆さんとてもにこやかです。

またこの日の見所は、金のお馬車や皇太子ご夫妻(得にマキシマさん)だけではなく、騎士の間にいる女性達の頭にも注目が集まります。なぜなら、「お帽子」がエチケットになっているのです。義務ではないですが、かぶっている方がとても多いです。
その様子は、「こちら」のスライドショーにて、ご覧になれます。

1.ベアトリクス女王
2.皇太子ご夫妻
3.プリンセス・マーグリートご夫妻
4.プリンセス・ラウレンティン
5+6.大臣達
7.白い帽子の女性が、フェルドンク大臣です
8+9.議員達
10.D66の院内代表のファン・デア・ラーン女史
11+12+13.議員達
14.道端の人
15.テレビ番組BNNの人



また、ベアトリクス女王がお話された模様は、「こちら」にて、ご覧になれます。また画像の下のテキストは、女王が読まれた原稿です。

内容的には、

11月22日の選挙のこと
派遣されている兵士達への慰安
発展途上国で活躍をしているオランダ人達へのサポート
介護の向上
働いている親達へのサポート
その関係で、学校の始業前・終業後の施設への補助
中退者が多いため、義務教育を18歳にまで引き上げ


などなど、内容はたくさんあります。

読み終わられると、万歳三唱のオランダ版・・・

Leve de Konigin! (誰か分からないけれど、一人が言うと)
Hoera!
Hoera!
Hoera!

・・・と、3回ほど、右手を斜めに動かしながら言います。


これが全て終わると、女王はまた金のお馬車で執務室に戻られ、


(撮影はANP、写真は王室の公式HPより)

バルコニーに出られます。


一方で、



こういうものを、財務大臣が国会に持ち帰ります。(今年は12年連続で、例の「鮭大臣」が持ち帰りました。)その後はこの開封作業を経て、国会討論が始まります。


この日は、象徴でいらっしゃる天皇と、国家の主権を握っている女王の「差」を体験できる日ですね。

ただし女王にとっては、とても難しい日だと思います。先見の目を持って、より良い国づくりのための指針を示さなければいけないわけですからね。

そして内容によっては、泣く人・笑う人がいるわけです。

五右衛門が録画をしておいたものを見て、さっちゃんは・・・「この人、泣きそうだね〜」と言いました。その人は、現在の法務大臣ですが、11月の選挙後は・・・どうなるか分からない人です。何を考えながら、聞いていたのでしょうか・・・?






posted by ニコラ at 05:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治の世界
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