2006年09月13日

5年が経って



2001年9月11日。この日を知らない大人はいないと思います。この日を忘れられる大人もいないと思います。びっくりすることが起きた日ですから。

丁度この日、私は車の教習があり、五右衛門が家にいて、子供達と遊んでいました。ドアを開けた途端に、五右衛門の叫び声・・・「早く来て、見てごらん!」

何かと思ったら、飛行機がTWCに突っ込む映像でした。

最初は何がおきたのか分からず、ぼ〜〜〜〜っとしました。だって、誰があんなことが起きるって、想像しましたか??

何かの映画のシーンかとも思いました。映画なら、コンピュータを使って、そういう映像も作れますからね。

でも五右衛門は、「これは実際に起きたんだよ!」と。



この日から今年は5年経ちました。そしてドキュメンタリーも放送されました。見て・・・驚きました。そしてやはり思いました。

アメリカの政治の世界は、信用できないし、汚すぎる、と。


五右衛門が録画したドキュメンタリーのひとつを見ただけですが、目・耳を疑うような内容でした。そのドキュメンタリーで見たこと・聞いたことの10%が事実だとしても、恐ろしいことだと思う内容でした。

ドキュメンタリーを制作したのは、マイケル・モーアという方。アメリカでは知れ渡っているお方のようです。(実は私が知らないだけかも・・・?)

そしてそのドキュメンタリーで挙げられていた事実とは(事実とされていること)、

・9月11日のアタックは、その10年前から計画されていた
 クリントンが大統領になったために、日にちが先送りになった
・大統領選でフロリダでの票取りで接線となったけれど、貧しい地域の黒人達は、投票できる人のリストに名前が載っていなかった
・その件で、アフロ・アメリカンの色々な会の方たちが、国会を訪れて抗議をするけれど、国会議員の誰一人として、その抗議をサポートする人はいなかった。もし一人でもいれば、別のプロセスを取る必要があり、時間も掛かった上に、結果もどうなっていたかわからない。
・9月11日、ブッシュ大統領は小学校を訪れていましたが、その最中にWTCアタックのことを聞きます。しかし・・・訪問を中止することなくそのまま続け、朗読もしました。
  なぜ中止をしなかったのでしょうか?
・9月11日のアタックのあと、アメリカ国内の飛行場は全て閉鎖されたけれど、特別処置にて1機だけ飛び立った飛行機があった。それには、アメリカ国内にいたビン・ラーデン家のメンバー23名が乗っていた(在アメリカサウジ大使も認めています。)
・ブッシュ家とビン・ラーデン家は「石油」関係にて、太い絆がある
・イラクに派遣されている兵士の方たちは、いわゆる貧しい地域の若者達。500名以上いる国会議員のうち、たった一人だけが、自分の子供をイラクに派遣している。
ブッシュ大統領も、ベトナム戦争の時代には、派遣されませんでしたからね〜。
・イラクは今までに、アメリカを一度の攻撃をしたこともなければ、アメリカ人を殺したこともないけれど、フセインと言う名の下に、アメリカはイラクを攻撃した。
・イラクの復興を推進する会が、リクルートを希望する会社を招いて、投資の契約を取り付けるという会を開きました。リクルートを希望する会社は口をそろえたように、「石油がもっと出てくれば、どんな巨大な利益になるか分からない」と言います。
・ブッシュ大統領の下で、経済関係のアドバイザーとか顧問をされていた方が、今ではイラクの頭首となっています。アメリカの有利に傾かないわけがない・・・。
・そうしたドサクサの間に、アメリカはパイプラインを建設し、石油を港まで運搬しています。どこの国かからは、正確には忘れましたが、確かアフガニスタンだったと思います。海から離れた国で、パイプラインは3・4カ国を通過します。
そしてオランダは、そのパイプラインを守るために、アメリカに協力をしているわけです。そして数名の兵士の方々が死亡しました。
(シェルはオランダの会社なので、石油を入手するには、参加をしないと分け前に預かれないってことでしょうか・・・?)
・9月11日以降、法務大臣が「国家安全」という名の下に、盗聴をしても良いと言う法にサインをしました。しかし、その内容を国会議員たちは全く知りません。なぜなら、国会議員たちは、内容を読まずに通過させているからです。この法律以外にも、そういう法律がたくさんあるそうです。

などなど・・・。2時間のドキュメンタリーでしたので、まだまだ上げられていたことはありますが、覚え切れませんでした。(^^;;


事実をつなぎ合わせて、見方を変えてみると、ニュースで聞いていることや、政府が言っていることとは違う面が見えてきますね。

「恐怖は人をコントロール・誘導するのにはいい凶器」と言います。


デモクラシーという名を使った・・・なんと言うのでしょうね、こういうのを・・・デモクラシーとは全く逆のもので、政治を動かしているように見えました。


世界の4分の1の人口で、半分の量の石油を消費しているアメリカ。世界中が石油使用を少なくしようとしている中、投資金額が大きすぎるとのことで、産業界から反対をされ、京都議定書にはサインをせず、より大きな車をデザインし、それをかっこいいと言って購入する人がいるアメリカ。50年後には海底になっているかもしれないオランダにいると、「ちょっと違うんじゃないの!?」って思うのですが、だめでしょうか・・・?

クリントン大統領の不倫スキャンダルには、180万ドルが使われたそうですが、ビン・ラーデン捜査には、60万ドルが今までに使われたそうですね。この金額を聞いたときには、「捕まえる気がない」と思いましたが、どうでしょうか・・・?


政治の世界は、裏の部分が9割くらいあると思います。ニュースで流れてくることは、ほんの一部で、実際には裏がある・・・と。

日本にいると、アメリカ寄りのニュースになると思いますが、オランダではそんな事はないために、アメリカの裏の部分も見ていると思います。だからか、アメリカ嫌いの人も多い印象を受けます。

私もそのうち、それとも「もう」、アメリカ嫌いになっているのかな?

でも一般のアメリカ人は、普通の良い人たちだと思うんだけど・・・。






posted by ニコラ at 05:31 | Comment(8) | TrackBack(0) | 政治の世界
この記事へのコメント
マイケル・ムーアの「華氏911」ですね。見たいんですが、まだ見てないんです。
ニコラさんのレポートを拝見していると、オランダはすごくリベラルな感じがしますね。世界がきな臭くなっている今、ほっとするひと時です。
PS
昭和天皇の映画、そちらで上映されました?もし上映されてたらそちらの評判など教えていただけたらうれしいです。
Posted by MEMORIZERS管理人 at 2006年09月13日 08:24


5年前の出来事は、かなりショックでした。
丁度TVを観ていた時に起こった出来事でした。
そしてその日は、何処に行ってもその話で持ち切りでしたから・・・
私もマイケル・ムーアのドキュメンタリーは、未だに拝見しておりません。(汗)
ニコラさんの感想を伺っていたら、きっと観た後にアメリカ政府に対し、考え方が変りそう〜。
確かに、物事を正当化し、戦争を開始するのは一番汚いやり方。私は、アメリカ在住の為、アメリカでの情報しか入手する事が出来ませんが、こうして世界各国の方の生の声が聞けると言う事は、本当に有り難い状況だと思っています〜☆
Posted by pineapple at 2006年09月13日 15:10


本当に、日本は、アメリカよりのニュースが多いような気がしますし、現内閣総理大臣がそう言う考えですから、そうなるのも少しは、分かります。戦争は、してはいけませんね。人類は、二度も大きな戦争を経て、何も勉強していないわけではないはずなのに・・・悲しいです。
Posted by ぽん at 2006年09月13日 16:47


MEMORIZERS管理人 さま
そうです、「華氏911」です。もし機会があれば、是非ご覧ください。一部小さい子供にはふさわしくない映像が出てきますが(大人にとってもですが)、ほとんどが嘘だと仮定しても、首をひねるないようです。
オランダだけでなく、ヨーロッパの国・人は、かなりアメリカ嫌いな傾向にあると思います。でもこのドキュメンタリーは、アメリカ人が製作をしたという点で、かなり意味のあるものだと思います。

昭和天皇についての映画ですが、映画の宣伝はめったにないので(さすがにダ・ヴィンチ・コードはありましたが・・・)、五右衛門に聞いてみたところ、「うわさも聞いたことがない」とのことです。もしかしたら、公開の予定は今の所ないのかも。
Posted by ニコラ at 2006年09月14日 03:19


pineapple さま
確かにアメリカに在住をされていると、私達が見聞きしている面とは違う面を、体験されるし、見聞きされますよね。
今回のドキュメンタリーは、仕事がジャーナリストだから・・・とはいえ、同じアメリカ人が、「政府の言っていること・やっていることを、鵜呑みにしないほうがいいよ」というメッセージを発している意味では、重要だと思いました。
このドキュメンタリーの中には、イラクで息子さんを亡くされた方が出てきますが、「知っていると思った。だけれど、何も知らなかった。”なぜ”なのか・・・??」と泣き崩れていました。
私達が聞いている出兵理由は、建前であって、本来の理由はやはり石油。石油会社を持っているブッシュ家ならでは、なのか、アメリカ大統領は・・・なのかは分かりませんが、盗まれた当選にて大統領になり、フォトショップなどのソフトにて写真に手を加えて、世界に嘘をついて出兵をしているということを思い出すと、やはり裏があったのね・・・と思ってしまうのも事実です。
またこの出兵には、無職の若者達への手当ても関係があるようなことを、言っていました。無職率を減らす目的とか、手当ての金額を減らす目的とか。
起きている事はひとつでも、関連していることはたくさんあることを、再認識させれましたね。
Posted by ニコラ at 2006年09月14日 03:29


ぽんさん
人類は確かに大きな戦争を2つ、経験していますね。今日のニュースでは、ドイツもレバノンに兵士を派遣すると発表したと言っていましたが、イスラエルを考慮して、海軍だけだとか。
これも過去の教訓ですね。
現在のブッシュ大統領が、大統領になったとき、とっさに「戦争が始まる」と思った記憶があります。でもその時の理由として、産業界にプッシュされて、兵器を試さないと駄目だからしか思いつかなかったのです。新しい兵器のデモンストレーションの場として、戦争をすると。
このドキュメンタリーでは、その点については触れられてはいませんでしたから、思い過ごしのようです。
出兵している兵士の方たちも、「この曲がなかったら、引き金を引けない」と言っています。(mother f***erがたくさん出てくる曲)本能で、人を傷つけてはいけないと、思うのでしょうね。
早く皆さんが帰国されることを、願いますね。
Posted by ニコラ at 2006年09月14日 03:38


ニコラさん、ありがとうございます。

>映画の宣伝はめったにないので

えっ、そうなんですか。
うるさいくらいに宣伝する日本とはかなり違いますね。

PoWの問題があるので、そちらの評判はどうなんだろうと思っていたのですが・・・。
日本では普段映画を見ないような年配の方も見にいらしているようで、昭和を過ごした人間としては、こちらもやっぱり見に行きたいです。
911で世界が変わってしまいましたが、昭和のような戦争の時代にはしたくないですね・・・
Posted by MEMORIZERS管理人 at 2006年09月14日 13:11


MEMORIZERS管理人さま
テレビや雑誌・路上の宣伝については、「コード」で規制されているので、多分映画なども、何かの理由があるときだけ、CMが流れると思います。
映画に関しては、ポスターは路上にも貼られるので、見逃すとは思えないのですが、昭和天皇に関する映画のポスターは、目にした覚えがなかったのです。

確かにオランダと日本は、対戦中・終了後と、インドネシアでのことがありますので、中には日本嫌いの方たちもいらっしゃいます。ハーグにある日本大使館前では、定期的に抗議行動が行われているようで、大きな抗議行動の予定の前には、なるべく来ないように呼びかけているほどです。

「平成」と言う名号を選ばれた今上天皇の思い通りになって欲しいですね。
Posted by ニコラ at 2006年09月15日 03:19


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