2006年08月18日

日本からのお客様



日本での報道の加減は分かりませんが、オランダから見た感想をちょっとだけ。

ベアトリクス女王からの招待で、昨日の17日からオランダに滞在をされている日本の皇太子ご一家。オランダ王室の宮殿に滞在をされているとの事。場所はアペルドールン。


グーグルで見ると、空からだとこんな感じですね。

そして今日はここの宮殿に、招待をしたがわ・・・ベアトリクス女王を筆頭に、ウィレム・アレキサンダー皇太子ご一家を交えての、短い写真撮影と懇談会がありました。(その辺は詳しく報道されていると思いますので、はしょります。)


(写真はこちらより・・・下のほうにある6枚の小さな写真をクリックすると、大きくなり、スライドショーで観覧できます。)

その写真撮影のときの模様を、オランダのテレビ局でも放送をしたのですが・・・



日本からのカメラマンの多いことにびっくり!オランダ王室の方が、何処かにお出かけになると言っても、多くても数十人程度のカメラマンがいる程度。それに比べて、「わが社だけのスクープ画像を!」ってことで、300人とも400人とも言われているカメラマン達が、物凄い勢い・速さでシャッターを切る姿を見ると、ちょっと異様に感じました。

写真撮影の後、そのカメラマン達や、記者の人たちにインタビューをしていたのですが、その答えが皆一緒。


雅子様は海外に出られて、生き生きとされている・・・。

本当にそうなんでしょうか・・・?

美智子様が海外に出られているときには、天皇陛下と手をつないでお歩きになったり、日本では見ることが出来ないような「自然な微笑」を見た記憶があります。

でも一歩日本に戻ると、

女たるもの、3歩下がって・・・
主人の影を踏んではいけない・・・

その様なしきたりがあるためか、お話しをされるときにも、言葉を選んでいらっしゃる感じを受けるし、無理しているお姿・・・という印象を持っていました。

美智子様は民間からのお妃になられた第一号ですから、その時の風当たりと言うものは、雅子様が体験されたものとは、比べ物にならないと思うのです。

そもそも風当たりとは・・・?


オランダの皇太子妃は、アルゼンチン出身です。父親に当たる人は、疑惑のある元政治家です。それがために、皇太子との結婚は危ぶまれました。
ベアトリクス女王のご主人は、ドイツ人でした。ベアトリクス女王の父親も、ドイツ人でした。(ロッキード疑惑があります。)

その出身を快く思わない人は、もちろんいると思います。オランダ人だから、王室のファンだ・・・なんてことはないと思います。でも王室に興味のある人は、と〜〜〜っても多いです。そしてその興味の対象が、日本とはちょっと違うと思います。

今年あったトリノ冬季オリンピックでは、皇太子妃のマキシマさんは、髪を振り乱してオランダの応援をされていました。(本当に髪の毛がボサボサになってました。(^^;; )その姿を見て、オランダ人たちは微笑みました。でも日本の皇室の方がもしされたら・・・・?


私が日本人だと知っていて、今回の日本からの皇太子ご一家の滞在を知っているオランダ人は、口を合わせたかのように同じ質問を私にしてきました。それは、

日本の皇太子一家は、何時・どこで、在オランダの日本人達を招待するのか・・・?

「なぜ??」と聞き返すと、

せっかくオランダに来ているこの機会に、交流を深めるのは普通のこと。なぜしないの・・・?


そういわれれば、王室メンバーとのインタビューは、日本とは全く違います。ウィレム・アレキサンダー皇太子の斜め横に代表者が立ち、マイクを向けて、直接質問を投げかけられます。(シンポジウムの後など)

もちろんベアトリクス女王とは、計画を立てて、テーブルを挟んでのインタビューになりますが、それでも距離はテーブルの幅だけ。質問に関しては事前の打ち合わせもなく、その場の流れで行われます。

そして日本では絶対にない習慣。それは毎年クリスマスに行われます。

王室メンバーと交流のある方たちだと思うのですが、クリスマスには招待をされます。そして、招待した側・・・として、ベアトリクス女王じきじきに、チョコメル(ココア)を招待客たちに注いで差し上げます。他のメンバー達も一列に並んで、クッキーやらケーキやらをサーブされます。

そしてその時の様子は、とある一家のクリスマス会・・・なのです。


オランダ王室のメンバーは、「一般市民」でもあります。生まれれば市役所に届けを出し、親は子供一人に付いくらと言う補助金も貰い、子供用の保健所での成育の検査を4歳までは受け、海外に行く時にはパスポートを持ち、プリンス・プリンセスであっても個人の仕事を持ち、65歳になれば年金も貰います。


もし雅子様・美智子様たちが、海外では生き生きとされているのであれば、そうできる環境なのでしょう。日本の習慣・風習・伝統・・・いろいろな物が混ざり合って、人間らしく生きられない環境なのでしょう。

もしその環境が変えられたら、雅子様のご病気も早く治るような気がするのですが・・・・。






posted by ニコラ at 20:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 王室の世界
この記事へのコメント
今朝の新聞に載っている写真を見限りとてもリラックスしているようにお見受けします。愛子様もとても素敵な笑顔ですし雅子様も今までに見せたことが無いような笑顔の写真が載っていました。少しオレンダでご静養なさりお元気に為れれば良いと思います。
Posted by ダルマ at 2006年08月19日 08:56


ダルマさん
最初は緊張をされていたようですが、次第にリラックスをされたようですね。プリンセス・アマリアのお転婆振りを見て(!?)、愛子様も4歳のお子さんになったようでしたね。
しばしの間でも、時間に追われない生活をしていただきたいですね。
Posted by ニコラ at 2006年08月20日 04:04


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