2006年06月10日

スポンサーロープ



オランダの小学校では、最低でも1年に1回は、この「スポンサーロープ」というものが開催されます。

何かと言うと、スポンサーの意味は日本語でも同じのスポンサー。ロープはオランダ語で「歩く」という意味。

決められた時間内に、決められたところを歩くわけですが・・・・



先ず学校では、このスポンサーロープの前に、ビデオを見るようです。世界中には、こんな風に困っている子供達がいますよ〜というのを、見るそうです。

それが終わると、手紙と封筒を貰ってきます。封筒には、本人の名前が書いてあり、その下には住所と名前が書ける欄があります。

そして子供達は、この封筒を持ってご近所様達のところを回ります。

なぜか・・・?

それは、子供達が歩くことで、寄付をしてもらうからです。

金額はそのスポンサーが、1周いくらと決めることが出来、最高いくらまで・・・というのも決められます。また、頑張ってやったら、定額でいくら・・・といのもありです。

ということで、子供達はたくさんの寄付を貰うために、歩くというよりは、「走る」事になります。

そして昨日、6月9日がその日でした。手紙も封筒も1週間前には貰っていたけれど、ご近所様のところは行っていなく、前日の木曜日に、3人でご近所様のところを回った私達です。(^^;;

それでも5家族からスポンサー契約をしてもらい、ニコニコのさっちゃんとみーちゃん。当日の朝、その封筒を担任に渡しました。

そして3時半開始にあわせて、五右衛門もカメラ持参で再び学校に。(二人とも下学年のためお昼まで)

そして3時半前から、どのようにするか説明がありました。というのも、意一番最初にはグループ1・2の子供達が走るので(日本の幼稚園生)、細かい注意が必要です。

みーちゃんも他の子達と一緒に、自分のペースで走りました。持ち時間は、それぞれ15分。1周するとスタンプを貰い、その時間が無くなるまで、もしくは、もう駄目〜〜〜と思うまで走ります。

グループ1・2の子供達で、一番多く走った子は、8周だったかな?1周が500mくらいあるので、結構この年齢の子達には、長い距離だと思うけれど、頑張りました。

みーちゃんは4周ほど。顔を真っ赤にしながら、声をかけられるとテレながら、頑張りました。

その次はさっちゃん。「スタート!」の声は聞こえたけれど、スタンプを貰う所になかなか現れないさっちゃん。どうしたのか見回すと、歩いているんです!!!

「ほら、がんばれ〜〜」といろんな人に声をかけられても、もうギブアップ寸前!?と思ったら、また走り出したさっちゃん。かなり苦しかったようですが、頑張りましたよ〜〜。

スタンプを貰うのをあまり見れませんでしたが、それでも5周ほどしたとか。

走り終わったら、スタンプカードを担任に渡して、シールを貰います。そのシールを見せて、ジュースを貰います。でもそのジュースだけでは足りないんですよね〜。持参した1リットルのジュースを、二人で飲み干してました。何せ昨日の気温は25度くらいはあったと思います。そこを15分もの間走った訳ですから、喉だってカラカラです。

月曜日には正式に記録された「周」の数が書かれた封筒を、また受け取り、それを持ってスポンサーになってくれたかたがたの所に行きます。そして現金を受け取り、封筒に入れ、またそれを学校に持って行きます。

学校はその封筒を全て集めて、この催し物を企画したユニセフに渡します。それをユニセフは、アフガニスタンの女の子達のための学校建設に使う予定です。(今回はその名目でしたので)

ただ寄付をするのではなく、このように走った結果で寄付をしてもらう・・・という方式は、こちらではかなり普通のことです。今回は走りましたが、泳ぐ時もあるようです。一人では出来ないことでも、子供達自身が何かをして、それによって寄付をしてもらい、他の子供達を助ける・・・とってもいい企画だと思いました。

日本でもこのような形の寄付が、実施されるといいと思います。


posted by ニコラ at 18:10 | Comment(8) | TrackBack(0) | 学校の世界
この記事へのコメント
 さっちゃん みーちゃん頑張りましたね、私の国ではそのようなこと聞いた事がないです。あれば良いと思います、現在は子供が来ても皆さんしないような気がします、前もって学校から連絡でればよいのですが、二人ともよく頑張りましたね、みんな一緒なので又頑張れたのでしょう、此れからも何事も頑張るように願っています
Posted by ダルマ at 2006年06月11日 07:24


これは、すばらしいです。感動しました。さっちゃんもみーちゃんもすばらしいです。日本では、こういうことは、ないですね。先日、娘たちの小学校でも寄付を募集するのがありました。インドネシアの地震に対してのユニセフ募金です。でも、ただ、「ジャワ地震に寄付して下さい。」という紙が回ってきて、代表委員の子供が朝、立っていただけです。私は、これでは、気持ちもこもっていないし、どうにもならないと思うんです。でも、オランダのこの制度は、すばらしいです。感心しました。
Posted by ぽん at 2006年06月11日 16:54


ダルマさん
最初は恥ずかしがっていた二人ですが、近所のお友達の家に行って、「お願いしま〜〜す」って自分で言ったのですよ〜。

オランダの学校であれば、この手の企画はあるので、自分の子供もお世話になるから、やはり持ちつ持たれつで、皆さんスポンサーになってくださいます。
それに自分達が学校で楽しい思いをしているので、たくさんお金を集めて、行かれない子にも学校に行ってもらおう!って思ったようです。
Posted by ニコラ at 2006年06月12日 03:04


ぽんさん
オランダでは、ジャワ地震の寄付のとき、「寄付をしないほうが変」という風潮で、テレビ放送もたくさんしていました。でも、学校は学校で、また別の企画で寄付をしました。学校らしく、「学校を建設しよう!」ということでしたが、特定の場所の、特定の学校で・・・ということでした。

同じユニセフでも、日本とオランダとでは、寄付の募り方が違うのですね。確かにオランダは、寄付にたいして寛容ですが、日本はちょっと冷たいと感じるときがありますよね。
次回が何時になるかはまだ未定ですが、本人達はまた走る気でいます。明日の月曜日には、封筒を貰って帰ってくるのですが、「家の周りをまた走るの!?」などと言ってましたから・・・!(^^;;
Posted by ニコラ at 2006年06月12日 03:08


さっちゃん みいちゃん 二人とも 少し恥ずかしがりやですが。
そのようなことも一人で話せるようになったのですか。凄いですね
又な寄付を集めに行くのですか
感謝ですね。頑張れお二人さん
ご両親もそのようにお育てになったことでしょう。
Posted by ダルマ at 2006年06月12日 07:16


ダルマさん
クラスでは、封筒を持ってくると、お友達は皆に見せるのですよね。「私は何人よ!」って事で。さっちゃん・みーちゃんもそれを見ていて、「私も!」と思ったようです。私は付き添いで一緒に歩きましたが、「次はこのお家!」って二人で先に行ってしまって、着いていくのが大変でした〜。(^^;;
Posted by ニコラ at 2006年06月12日 17:37


お子さんは二人ともとても良く育っていますね、積極的にかっどうをし始めてとてもいいことです、
学校で皆さんの前で競うので自然と積極的になりとてもいいことです。此れからも元気で過ごせますように祈っています。
Posted by ダルマ at 2006年06月13日 07:31


ダルマさん
一人では出来なくても、二人一緒だとできることってありますよね?なんかみていると、そんな感じです。
でももうそろそろ年齢的にも、一人で出来る・・・になって欲しいけど。
Posted by ニコラ at 2006年06月13日 16:26


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