2006年03月10日

オランダ人の名前



オランダ人の代表的な名前は、「ヤン・ヤンセン」だと、オランダ人なら口をそろえて言います。

なんやら、「ん」が多く付く名前やな!?・・・って思われました??(笑)

これを分解すると、多少意味が分かります。



まず、日本で言う下の名前に当たる「ヤン」。これは英語で言う「ジョン」に当たります。出生届に書かれている名前が、この「ヤン」かどうかは別にして、確かに50代以上の方たちだと・・・「ヤン」という人が多い気もします。

注:オランダ人の場合、出生届に書かれている正式な名前と、「通称」というものがあり、それぞれが出生届に書かれています。そしてこの「通称」のほうを、日常では使うので、人によっては正式な名前と通称が全然違う人もいます。

たとえば、正式な名前は、真理子だけれど、通称では・・・サーシャにするとか・・・ね。


五右衛門の従兄弟に当たる人は、正式な名前はヤンのようですが、通称としては・・・他の人とちょっと差をつける意味で、ジョンと呼んでいます。



そして苗字に当たるヤンセン。


まずオランダ人が苗字をつけるきっかけとなったのは




ナポレオンの時代だといわれています。ナポレオンがオランダに来たときに、どいつもこいつも「ヤン」ばっかりで、全く区別が付かなかったから、「どのヤンか分かる様にせい!」って感じで苗字をつけるように命令が出たというよりは、市民登録のために苗字が必要になったようです。

その命令を無視していたオランダ人ですが、フランス人が本気だと分かって、とっさに思いついた名前を登録していったとか。

とっさに思いついたとは言え、フランス人がいる間だけの応急処置だと思っていたうえに、冗談が大好きなオランダ人。中には怖い名前から、恥ずかしい名前、うらやましい名前まで色々あります。

その中でも一番多かったヤンセン。最初はヤンソンだったとかも言われるように、「ヤンの息子」(Jan's son)って感じで付けたようです。(オランダ語では、zoonになりますが・・・)

デンマークやスウェーデンの名前でも、同じような苗字があるので、根拠は一緒ですね。(^^;;

というのも、オランダのフリースラント州は、独自の言葉でフリースラント語があります。このフリースラント語は、デンマーク語と親戚関係にあるために、この両地区の人達は通訳なしで、会話が出来てしまうのですよ〜。



話を元に戻して、ヤンがいっぱいいたから、ヤンの息子もいっぱいで、ヤン・ヤンセンがたくさんいるようです。

実際、ユトレヒトのドム教会のピアニストの方は、ヤン・ヤンセンさんだったような記憶が・・・。













posted by ニコラ at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | オランダ語の世界
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