2010年03月23日

MRSA



MRSAという言葉を聞いたことがあるでしょうか・・・?日本語ではメチシリン耐性黄色ブドウ球菌と言うそうなのですが・・・、現在この物質がオランダの農業界で問題になっているようです。

オランダに来た日本人は、「オランダの医者は薬を処方してくれない!藪だ!」と思うと思います。私もその一人でした。でもオランダの考え方が分かると、薬なんかそうもそうも飲まないわよ!・・・ってなるんですよね。

オランダで医者にかかる場合は・・・子供の場合は熱が3日下がらないとき、セキ・鼻水が1週間止まらない時・・・というのが最低限でしょうか。これだけ待てば(まぁ〜1週間も待てば)風邪の症状が確定して、判断できる・・・と言うわけですが、これで医者に予約を取って診てもらったとしても、薬をもらえる確証はありません。

日本では子供には風邪を引かないように気を使いますが、オランダでは・・・子供は風邪をひいて体が強くなると言い、風邪をひいたからといって(もらったからと言って)文句を言う人はいません。

そして風邪をひいたからと言って、風邪薬を飲む人も・・・いないですね〜。飲むとしても、鎮痛・解熱剤のパラセタモールくらい。

そんなオランダですが、オランダの家畜は抗生物質漬けだとのことなんですよ!その対策がメチシリン耐性黄色ブドウ球菌なんだとか。

でもこのメチシリン耐性黄色ブドウ球菌というのは、対抗性が強くって、ある程度の期間を過ぎると、抗生物質が効かなくなるんだとか。

するとまた別の抗生物質を処方して・・・という悪循環。


そしてその費用が、EU内では一番高く、1つの獣医の診療所だけで285,000ユーロになるんだとか。(これって単純計算でも3千万円!?)

そしてもっと悪いことに、薬漬けのお肉を食べている私たち。生焼けのお肉を食べちゃったりすると・・・特に鶏肉が危ないんだとか・・・生命の危険に直面するらしいです。

そして家畜農家の人が、人から人への感染を気に留めずに病院に行ったりした場合は、院内感染も起きてしまうそうです。健康な人であれば大丈夫でも、体が弱っている入院患者さんたちが危なくなるってことですよね。

そして実際、仕事が出来なくなり、生活保護を受け、世話をしてくれる人が必要になってしまっている人たちもいるわけです。


さて、自分の食べているお肉のこと・・・どれだけ分かっているんでしょうか・・・?怖くなってきましたね。


 


posted by ニコラ at 05:13 | Comment(7) | TrackBack(0) | オランダ
この記事へのコメント
牧場などを小さい頃から見ていて、しみじみ、そう思っています・・・また、自分自身でも頭痛がするので、また、腰痛があるので、痛み止めを飲むと、胃や腸を壊してしまい、胃薬や胃腸薬を飲む・・・などなど、悪循環をおこしていました。今は、ほとんど、薬を飲みません。オランダの医療は、素晴らしいと思います。薬は、良い面もありますが、悪い面もありますから、気をつけて使わなくてはいけませんね。
Posted by ぽん at 2010年03月23日 08:20


 オランダはよく知りませんが、
とても怖い所ですね。 日本ではもの凄く現在は色々と厳しくことに農薬とか家畜の餌さも凄く厳しいですよ。 其れを食べていても沢山の患者さんが出ないのが不思議ですね、 私達には考えられませんね、でも食ずに要られず困りますね。 何かできることがあれば協力しますよ。
Posted by ダルマ at 2010年03月23日 08:25


MRSA忘れられません。
母親が最後に感染したのがこれでした。 まあ、一応は消えたのですが...

日本では院内感染などでけっこうメジャーですね。

たしかに抗生物質が効かないので大変です。そして今はもっと強力な物がでていますね

家畜も人間もできればご勘弁願いたいですね
Posted by root at 2010年03月23日 20:27


ぽんさん
鎮痛・頭痛薬でも、それなりの副作用はありますからね。体が自然と直そうとする力・・・それで治るのが一番ですよね。でもどの病気でも、それだけで治るわけではないので、薬も必要なわけですが。
日本では生卵を食べられますが、鶏が薬漬けらしいですよね。ヨーロッパでは生卵は覚悟をして食べないと・・・危ないですね。というか、普通では食べないです。サルモネラが繁殖しすぎると、中にクリームが入っているチョコレートも、販売を中止するほどです。
同じように、肉関係も出来ればいいのですが、生産性を考えると・・・やはり薬の頼ってしまうのでしょうね。でもその薬を、間接的に食べる私たち・・・。大丈夫なんでしょうか。
Posted by ニコラ at 2010年03月28日 07:20


ダルマさん
日本の生産者の方たちが、どのように対処しているのかは分かりませんが、日本も結構薬漬けなのではないでしょうか。
病気になってからでは遅いから、予防しよう・・・ってことで。
やはり自宅の庭に畑を作って、ベジタリアンになるのが一番かも!?
Posted by ニコラ at 2010年03月28日 07:22


rootさま
そうだったのですね。一応消えたとはいえ、後遺症は大丈夫だったのでしょうか・・・?
オランダの医療水準は高いけれど(技術の面では)、最近はぼろが出始めています。やはり怖くて、病気になれないですね。
Posted by ニコラ at 2010年03月28日 07:24


予後は悪かったと言いますか、手術を繰り返すことになしたね... 病院の衛生管理が悪かったのだと想いますね

抗生物質は福音をもたらしましたが、相手もどんどん対抗してきますね 困った物です
Posted by root at 2010年03月28日 18:45


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