(日本のニュースに疎くなっているので、助かってます!)
何でも日本では、「外国人参政権」なるものについて議論されているようですね。
現在オランダに、外国人として住んでいる私にとっては、他人事ではない言葉です。(^^;; なぜなら、とある条件を満たせば、外国人であっても、参政権があるからです。私もその条件を満たしているので、参政権があるんですよ。
その内容を少し・・・。
(今までの投稿とダブルかもしれませんが・・・)
まずオランダはEUに登録をしているので、外国人(非オランダ人)がEUか非EUかに分かれます。
もしEUからの外国人であれば、その相手国との約束事によって、選挙権が与えられます。これを相互主義と呼ぶそうです。
つまりA国が、A国に住むオランダ人に対して、xヶ月以上なりx年以上住んでいれば、参政権が発生しますよ・・・としているのであれば、オランダに住むA国人も、同じ権利を貰えると言うことです。
そして非EUからの外国人の場合・・・たとえば私たちのような日本人。この場合は、「オランダに連続5年在住」しているのであれば、選挙権が貰えますが、「住んでいる自治体に限る」との制限付です。
つまり私の場合、住んでいるユトレヒトの市議会議員選挙や、ユトレヒト市の関係の選挙であれば、選挙権がある・・・と言うことになります。
この場合住んでいる自治体が途中で変わっても、5年連続であれば選挙権が発生します。
なぜ5年か・・・?
オランダで5年在住・・・・というのは、いろいろな意味を持ちます。まず国籍取得の申請が出来ます。日本の場合、多重国籍を認めていませんので、日本国籍を破棄することになりますが、オランダ国籍の取得の為の申請が出来ます。(必ず取得できるとは限らない)
また無期限の滞在許可証の申請が出来ます。それまでと言うのは、1年・2年・5年・・・という期限付きで、パートナーの保護の下に・・・という条件付ですが、5年経つとそれを外すことが出来ます。
そして上記のような、住んでいる自治体での選挙権も発生します。
この5年という意味は、「5年もあれば、オランダのシステムや言葉の理解・習得が可能」な期間・・・とのこと。EU以外と言うのは全世界が対象ですから、たとえば文字の文化の無いとあるアフリカの国からの難民もいれば、ハーバードの卒業生もいるわけです。そういう外国人・・・非EU人ということでひとくくりにして、出身国によって差はあるにしても、5年もあればオランダを理解するだろうから・・・ってことのようです。
そしてその非EUというのを、国によって差別はしていません。
一方の日本で言われている外国人参政権とは、これとは少し違うようですね。
多分・・・日本の場合、在日の中国系や韓国系の方たちへの配慮・・・という意味合いがあるのでしょうけれど、それは差別になる配慮ですよね。
そういう参政権・・・本当に必要なのでしょうか・・・?
このことを考えていたとき、「このサイト」を見つけました。
オンラインの署名もやっているようです。
日本が日本人のものでなくなる日・・・というと語弊もあるし大げさな気もしますが、国政に外国人が参加をしたらどうなるか・・・。よ〜〜〜く考えた方がいいと思います。
今度は大丈夫だと思うのでやってみて下さい。
OKです!
今送ったのですが、大丈夫のようです。
こちらも、TBの受付を済ませました!
お手数をおかけいたしました!