2006年02月15日

冬の名物料理・・・2



普段の生活では、五右衛門がオランダ人だ!!と感じることは、あまりないのですが、この冬の名物料理の名を聞くと、人が変わります!!(^^;;

一応納豆も食べられるし、美味しくないと感じるものでも何でも食べてしまう五右衛門。そう、食事を作る身としては、楽なのでありますが(!?)、腕は進歩しないのであります。

その五右衛門が、オランダ人丸出しになるその料理。




えんどう豆のスープ。オランダ語では「エルテンスープ」といわれるものです。エルテンがえんどう豆のことで、結構北欧のほうでも食べられるようですね。



オランダでの作り方は・・・

まず必要なものはこれ。



左上から、根セロリ1個、たまねぎとジャガイモが2個ずつ、にんじん1本、乾燥えんどう豆1箱(500gあります)、長ネギ2本、骨付き肉とベーコンをあわせて500g程度、ソーセージ2本、それから写真にはないですが、セロリの葉っぱを40g程度。

まず下準備として、乾燥えんどう豆をよ〜〜〜〜〜〜く洗います。私はお湯を使って、がしゃがしゃとお米を研ぐ要領で洗います。この時にかなり青臭い匂いがしてきますが、ひるむことなく洗います。


(これが乾燥えんどう豆)


それを大き目のボールに入れて、たっぷりのお湯を入れて、最低でも12時間、出来れば24時間程度浸します。(箱には、浸すことなく使えると書いてありますが、オランダ人に言わせると、「大嘘!」との事なので、浸します。)


(お湯の量に注目しておいてくださいね!)


1日経つと・・・



これくらいになります。
えんどう豆がふっくらしたのが、見えますか??


このえんどう豆と、骨付き肉・ベーコンをお鍋に入れます。私が作る時には、約5リットル入るパスタ用のお鍋を使いますが、これくらい大きい鍋のほうが良いです。





この状態で、水を浸るくらいプラス少し・・・で鍋を火にかけ、他の野菜を切っていきます。

にんじんは縦に2回切って、2・3mmの厚さのいちょう切り
ねぎも縦に2回切って5mm程度のざく切り
根セロリは皮をそぎ落として(皮は剥けません!)5mmくらいの厚さに切って、5mm画くらいのさいの目切り
ジャガイモも皮をむいてから5mmくらいのさいの目切り
たまねぎは大きく切る

切ったら鍋に入れていきます。順番は関係ないです。(その辺は適当なオランダ人です〜)



こんな感じになりますが、水が少ないようなら、鍋の際ギリギリになるように足します。


水が温まってくると、えんどう豆から泡の灰汁がたくさん出てきます。青臭いのが嫌いな方・苦手な方は、出来るだけすくった方が良いですが、たぶんオランダ人はしていないかも。(私はアワアワした分はすくってます。)

これで蓋をして(少し斜めにしておく)、2〜3時間ほど弱火で煮込みます。(途中でかき回してくださいね。じゃないと、コゲますから!)

煮込んでいる最中に、水分が飛んで少なくなったら、コップいっぱい程度・・・足します。あまり水分が飛びすぎると、ドロドロになりすぎるので、少し調整します。

2〜3時間ほど煮込んだら、中のお肉を取り出して、骨や軟骨を出来るだけ取り除き、小さく切ります。




それをお鍋に戻して、ソーセージを薄く(5mmくらいかな>)切り、お鍋に入れます。




それに、セロリの葉っぱをざっくりと切って入れ、かき混ぜます。



するとこんな感じです。




ここで多少の塩コショウをします。

この状態で、さらに30分ほど煮込みます。



すると、





こんな感じに、きべらが立った状態の濃さになります。
写真が瞬間芸だって!?

ちがいますよ〜〜!!この写真を撮るのに、2分くらい掛かったのですが、このままず〜〜〜〜っと立ってましたよ〜!!

で、30分ほど経てば出来上がり!!


これをオランダ人は、1晩寝かせます。屋外の寒気にさらす人もいます。日本でカレーが翌日のほうが美味しい!というのと一緒です。

でももちろん作ってすぐ食べても美味しいですよ!



このスープには、roggebroodという黒いライ麦パンに、ベーコンハムをのせて一緒に食べます。こうして食べると、と〜〜〜〜っても温まります。なにせ、火からおろしても、3時間くらいはぬくぬくとしているスープですから、体内でもぬくぬくです。でもですね〜、これを食べると・・・何せ根野菜が多いので、お腹の活動が活発になります。お腹の下りやすい方は、気をつけたほうが良いですよ。


それでは、「Eet smakelijk!!」(いただきます!)




posted by ニコラ at 05:44 | Comment(4) | TrackBack(0) | 美味しい世界
この記事へのコメント
遊びに来ました(^^)
スープは寒い冬の定番!
これは具沢山でコクがあってんまそー。
うちもスープの時は
野菜をザクザク切っては鍋に放り込んでます。
テーブルクロスがキュートですね。
Posted by エミリア at 2006年02月15日 15:06


どうも、エミリアさん!

私も普通の野菜スープは、2週間に1回とかは作るのですよ〜。でもこのスープは、普通の野菜スープよりも、もったりしている分、腹持ちもいいのです。

おまけに、これは2日分の量なので、毎回2日連続食べます。だから頻繁に作ると・・・飽きるのだ!(少なくとも私は)五右衛門は「ウヒ〜〜!!」とか言っていますけどね。(^^;;

この量の半分にすれば、1日分になると思いますが、それでも食べなれないと、多いかな?

テーブルクロスは、さっちゃんと、みーちゃんとで汚くして、穴もあけて・・・悲惨な状態なんですよ。新しいのを買わないといけないんですが、テーブルが大きいので、切ってもらわないといけないんです。(ビニール製なので)でもなかなかシンプルなデザインのがなくて・・・。(花柄はいっぱいあるけど)
Posted by ニコラ at 2006年02月15日 18:53


このお豆スープ、ドイツでいえばErbsensuppeですよね〜 繊維質が豊富!
私が知っているErbsensuppe は豆とブイヨンスープ、人参、たまねぎ、いためた微塵のベーコン、で作ります。ソーセージを入れたり入れなかったり。
豆はやはり乾燥ものを前日に水で洗い、24時間かけて元に戻します。いつか自分で作ってみようと思っているのですが、ひとりで鍋一杯分のErbsensuppeを食べるのはちょっときついかな(^_^;)
ところで Rockenbrot を食べてるの?Schlesienbrotは入手不可?
Posted by よね at 2006年02月16日 01:33


Schlesienbrot・・・食べていない気がしますね〜。Schlesienといえば、やっぱりドイツのほうがつながりが深いからじゃないでしょうか??

Erbsensuppeのほうが重くなくって、食べやすいと思うけど、どうかしら??
今度「スープパーティー」を開いて、「ドイツの風」を感じてもらうのはどうかしら??

そのときはお声をかけてくださいね!
Posted by ニコラ at 2006年02月16日 04:01


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