まぁ〜、フライングの危険性がとっても高いマリアンネ・ティンマー選手。「静止」が苦手のようで、フライングの時には、必ず膝が動いています。「動かないでくれよ!」って今日はみんなが叫んでいたと思います。
しかし!!!!
なぜか1回目がフライングととられてしまいました。ピストルが鳴った後に、韓国の選手とほぼ同時に動き出したように見えるのですが、スターターの目には違ったようで、フライングの判定。
数年前までは、一人の選手は2回はフライングが出来たのですが(変な表現だけど)、ここ数年は、「2回目のフライング判定を受けた選手は、その選手にとっては最初のフライングであっても、失格となる」という規定になっています。
ということで、ティンマー選手にとっては、もう後がない状態での2回目のスタート。本人が一番分かっていたはず。
しかし、ノルウェーのスターターとのタイミングの相性が悪かったのか、ピストルがなる前に膝が動いてしまい、「2回目のフライング」としてカウントされ、上の規定により失格となってしまいました。
会場のオレンジ軍団からのすごいブーイング!
そりゃ〜〜〜そ〜〜ですよ!!!
コーチも一応は抗議をしたようですが(1回目のフライングの真偽の確認をということでらしい)、コーチも「規定は規定だし、動いたことも事実」として、大涙をのんだのでありました。
ティンマー選手は涙を見せまいとしてはいましたが、やっぱり悔しさは隠せず。暫くしてから控え室に行き、そのまま宿舎に戻っていきました。