ニュージーランド生まれで、ニュージーランド・ドイツ・オランダのパスポートを持つ13歳のラウラ。2年間掛けて、単独世界一周の航海に出ようと思っていたのですが、いろいろな機関からストップが掛かりました。
現在の単独世界一周航海は、17歳が最年少だとか。その記録行進の狙いもあったのですが、話題になったのはやはり13歳と言う年齢でした。
かなり小さいときから単独でヨットを操っていたようなラウラ。ご両親の考えは、ラウラの行動からしか分かりませんが、出来ることをさせる・やりたいことをさせる「機会」は、多分普通よりも与えていたように思えます。
が・・・今回問題になったのは、13歳と言う年齢。まだまだ義務教育の年齢であるし、13歳なのに単独で2年間も世界一周をすると言うことが問題になりました。
このニュースが飛び出したときには、「9月の新学期からは学校には行かずに、単独で・・・・」と言っていたラウラですが、
義務教育は?学校の勉強はどうするの??
−−今はヨットでもインターネットが出来るから、勉強はするのよ。
ちゃんと課題も貰っているし。
と回答をしていたのですが、親としての義務を果たしていないと言うことなどなどで、裁判沙汰になりました。
どうしても行きたいラウラは、オランダでの市民登録をニュージーランドに移すという手段に出たのですが、市役所は市民登録の削除を受け付けませんでした。
そんな状態でも、行くんだ・行かせない・・・の駆け引きが行われ、今日は裁判所からの判断が下されました。
結果は、ラウラを児童保護局(とでも言うのでしょうか)の保護下に置くことにしたのです。とともに、2年間の単独航海中の精神面および肉体面の影響を調べるようにし、結果は10月16日までに出すようにしました。そして、単独世界一周航海も、児童保護局の合意が必要となりました。
このニュースに関しては、オランダ国内でも意見が分かれています。「何を優先させるのか」だけではなく、親の役目や子供の希望・・・どこまで行政が介入できるのかなどなど。
運よく?さっちゃん・みーちゃんは、単独xxをしたいとは言いませんが、もし言ったとしたら、ラウラのご両親のように出来るかどうか・・・考えてしまうニュースでした。
ちなみに、17歳が現在の最年少でそれを更新する動きがアメリカなどであり14歳くらいまで計画があるとか、ニュースは競争の過熱を心配する声がでていると言った感じで締めくくられていました。
さて、いずれさっちゃん・みーちゃんも、単独xxをしたいと言い出すことでしょう。 さて××はどんなことになるでしょうね 親としては うれしかなし ですね
アメリカなどは、「自習」が認められているので、学校に必ずしも行かなくても良いんですよね。でもオランダでは行かないとだめなんで、今回は問題になったようです。
世界が注目をしているようで、ユトレヒトの裁判所の前には、いろんな国のバンが止まっていたそうです。
世界記録・・・本にもなっていますが、あおっていますよね〜。
二人の単独xx・・・なんになるんだか。本当に、親としては嬉・悲し・・・ですね。