2009年04月30日

誰が犯人か・・・



今日もちょっと硬い話題ですが・・・、現在「デヴェンター殺人事件」と呼ばれる事件がありました。

警察は色々と捜査をして、「犯人」と呼ばれる人を逮捕し、裁判も行われ、服役もしました。(2003年に12年の刑が言い渡されました。)

が、この「犯人」とされている人は、最初から無罪を主張しています。確かに確実に犯人とされている人でも、無罪を主張したりしますが、この人の場合はちょっと違います。




ErnstLouwes.jpg
この人がその犯人とされている人です。名前はErnest Louwes(アーネスト・ラウウェス・・・かな?)です。

この人が犯人とされている理由は・・・

1.被害者の女性のブラウスに、この人のDNAが残っていた
2.殺害された時間に、携帯電話の記録から、デヴェンターにいた「だろう」とされている
3.殺害された部屋が荒らされた形跡がない・・・知り合いにより殺害された・・・被害者のファイナンシャルアドバイザーだったこの方は、顔見知り

・・・だったでしょうか。


ですが!!!
1・・・殺害されたときに着ていた青いベスト?カーデガン?が無くなっている。着ていたブラウスは、証拠品であるにもかかわらず、誰もが触れる状態であった。とった体液の量は、正確なDNAが分かるほどはなかった。
このDNA鑑定に関して、アメリカの専門家がオランダに来て、そのように言っているようです。

2・・・「いたとされる」理由としては、使っていた携帯電話が使った「アンテナ」が、デヴェンター周辺らしいので、それから判断すると、デヴェンターに「いたらしい」との結果のようです。

3・・・顔見知りは他にもたくさんいるし、凶器とされるナイフに関しては、何にも聞かないんですよね〜。
埋葬するときに、「庭師」とされる人が、セカンドバックを持っていたけれど、少ししたらそれを持っていなかったので、棺おけに入れたのでは?との疑いも・・・。


にもかかわらず、2008年3月18日にオランダの最高裁が、デヴェンター殺人事件については捜査を再開せず、「犯人」はあと1年刑務所にとどまるとと決定をしました。

それを受けて、2009年4月22日に自由の身となり、翌4月23日に「有罪」を出版しました。



この彼を信じて、真犯人は「庭師」だと言っているジャーナリストもいますが、この件に関しては何も言ってはいけないとか、書いてはいけないとの裁判所命令があるとか。

な〜〜〜んかきな臭いですよね〜。

このまま真犯人は謎のままになるのか?
この彼は真実を語っているのか?
それが真実だとしたら、それを証明できるのか?


彼の弁護士は手を尽くしているようです。


これから数年後〜10年後くらいに結果が出るのでは?とは思いますが、最近警察関係で人生が狂ってしまった人を良く見ます。


明日はわが身かも・・・。



 


posted by ニコラ at 06:31 | Comment(4) | TrackBack(0) | オランダ
この記事へのコメント
日本では、殺人まで行かなくても痴漢(女性にとっては殺人に等しいかもしれませんね)ではえん罪は多く服役後真犯人が分かった例がありますね

ちなみに、舞鶴では昨年だったとおもいますが、女子高生が夜中に殺され放置されました...
その犯人は犯行否認、直接的な証拠はなしで、逮捕起訴されました。 状況証拠の積み上げのようです。
確かにいろいろな前歴があり服役中の逮捕だったようですが

また、和歌山の毒カレー事件も、状況証拠の積み上げで死刑が確定しました。 こちらは再審請求の嵐であと何十年も執行されないのではないかと思いますが

いずれにしても怖い話ではあります。

映画ではよくありますが、突然罠にはめられることだってありえますね...

そうでなくても、絶対にグレイなことはしないことですね 李下に冠を正さずですね
Posted by root at 2009年04月30日 12:47


rootさま
検挙率を上げたりするために、犯人「だろう」と思われる人を逮捕して、裁判をして、刑務所に入れる・・・。どこでもあることかもしれませんが、本来ならばあってはいけないことです。
五右衛門は、「人は全員が人権を持っているが、その人権を認めてもらうには、えらく大変だ」といいます。
これもその一例だと思います。
Posted by ニコラ at 2009年05月01日 03:59


なるほど、五右衛門さんの仰る通りですね
映画と現実を混同してはいけませんが、
それでもぼくはやってない
を見て強く感じました。
女性弁護士が奮闘し、元カノまで全面協力してもダメでした...
Posted by root at 2009年05月01日 22:10


rootさま
五右衛門の話だと、アメリカの刑務所にいる黒人は、無罪なのに・・・という人が多いとの事です。黒人だから、たまたまそこを通ったから・・・などとの理由で、犯人扱いをされているそうです。
犯人扱いをされても、リッチなOJさんのような黒人は数少なく、無罪を証明してくれる弁護士を雇えないとか。
この方の担当をしている弁護士は、時たまテレビにも出てくるし、豪腕な弁護しなようですが、果たしてどれだけ請求しているかは・・・謎です。
それだけ無罪証明・人権を守ることは大変なんですよね。
Posted by ニコラ at 2009年05月02日 05:54


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