2009年03月01日

命がけ



いつのニュースで聞いたのか・・・もう曖昧ですが、びっくりする内容でしたので。

現状としては、世界中で、いろいろな国からいろいろな物を、輸出入していますよね。その輸送方法は、航空便もあれば船便もあります。

重いものを大量に運ぶ場合、やはり船便が便利です。その場合は、コンテナーに物を入れて、密閉をした状態で港に運ばれ、通関を切り、船に乗せられて出港。場所によっては何週間もかけて・・・ロッテルダムから日本の港までは、私の経験では4週間が平均でしたが・・・目的地に着くわけです。

もくてきの港に着けば、船から降ろして、コンテナーを置いておく場所にもって行き、通関を切り・・・と、また色々な手順が待っているわけです。

そして今回のニュースでは・・・

世界の主要港の一つであるロッテルダム港。日本で仕事をしていたときに、ドイツ本社からの荷物は、90%がこのロッテルダム港からでした。(残りはハンブルクやルートビヒハーフェンなど)

でも今回問題になったのは、出港のほうではなく、入港した荷物のほうです。つまりは外国からの荷物。そしてその荷物は、食品がメインではないかと思われるんです。

というのも・・・本来ならば、コンテナーを移動させるの運転手は、輸送がメインの仕事で、コンテナーの書類は持っていても、中身に関しては責任がないと思うんです。(どのような状態で、どんな風に入っているか・・・と言う意味で)

にもかかわらず、通関をする為に、「どくろマーク」がついているコンテナーであっても、何の装備もないままにコンテナーを開けさせられ、その後は仕事が出来なくなってしまった、という運転手がいると言うのです。

どうしてそうなったかと言うと、コンテナーの中には野菜・果物が入っているとします。海外からの輸入になると、輸入したい野菜・果物だけではなく、それについている虫までも輸入してしまうことになります。

でもそれだと、オランダ国内・・・もっと広い意味で考えると世界的な意味では、生態系が狂ってしまう可能性があるわけです。実際に、どこからどのように入ってきたか分からない生物が、オランダ国内にも結構いるとのことですから。

それを出来るだけ避けるために、コンテナーをガスで充満させるそうです。このガスが何なのかは、明言していませんでしたが、ある種の毒ガスである感じがしました。

そのために、コンテナーによってはどくろマークがついているとのこと。つまり、どくろマークがついている場合は、特別な施設にて、きちんと装備をした人がコンテナーを開けなければいけないわけです。

にもかかわらず、コンテナーを開けさせられ、運転手は現在もその後遺症に苦しみ、仕事が出来なくなったとのことです。

どのような状況でコンテナーを開けなければいけなくなったのかには触れていませんでしたが、税関の横暴さが垣間見える内容ですよね。

運転手の勤めていた会社も間接的には被害者。社長と思われる人は、相当怒っていました。


税関はどう処理するのでしょうか?
その結果はニュースにならないと思いますが、謝罪はしてほしいですよね。



 







posted by ニコラ at 08:06 | Comment(2) | TrackBack(0) | オランダ
この記事へのコメント
深刻といいますか お役人主義といいますか 困ったことだと思いました。 たしかにどくろマークが免罪符隠れ蓑というのがあるからでしょうが、安全に処置しないといけませんね また荷物もパーになって2重3重の被害を引き起こしているのではともおもいます。 もちろん健康被害が一番問題ではありますが
こまった官僚主義ですね
Posted by root at 2009年03月03日 18:42


rootさま
そうなんですよ!人事とはいえ、いつかは自分にも降りかかるかも!?と思うと、怖い・・・ですよね。
この一種の毒ガスの中にあった果物や野菜を、スーパーを通して食べているわけですしね。洋服やベットなどのマットレスであれば、身に着けて、呼吸で吸っているかもしれないし。
「安全ですよ!」と言う保証は全くないわけだし。
実際にガスを吸ってしまった運転手は、体調が狂っているわけですからね。
いくら税関とはいえ、手順を踏まないと駄目ですよね!
Posted by ニコラ at 2009年03月05日 06:53


コメントを書く
お名前 (name):

ホームページアドレス (website / blog):

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバック