さてさて、「12年ぶりの天然氷だ!!!」とオランダ人魂が破裂していた時期には、12年ぶりのマイシューズを屋根裏部屋から出してきた人も多かったと思います。しかし大人だけではなく、小さな子供でさえもマイシューズを持っている確立が高いオランダ。その現実を目にして、驚いた外国人も多かったことと思います。(日本人では、多いはずですよね〜)
「足のサイズが決まってから・・・」なら分かるけれど・・・と躊躇するのが日本人だとすると、「しっかりとしたスケート靴で、しっかりと基本をマスター」と言うのが、オランダ流なんでしょうね。
そのオランダ流をサポートするシステムが実はあったんですよ!
さっちゃんは6月・9月・11月と足のサイズが大きくなったと投稿しましたが、こんな調子でスケート靴も買い換えることになったら、大変ですよね!普通の靴であれば、まぁ〜30−50ユーロくらいだと思いますが、スケート靴となれば最低でも100ユーロ。これもピンきりなので、高いものは250ユーロとか500ユーロなんてものも。
そして天然氷だ!!と騒いでいたときには、お店から在庫が消えるほどでした。お店でも、いつ入荷するか分からないと言うほど、需要と供給の比率が崩れていました。
そういう時には、多分前にも書いたと思いますが、マーケットプレイス(Marktplaats)と訳せるサイトにて、不必要になった人から購入をします。
我が家もそこを通して、さっちゃん・みーちゃんのスケート靴を購入しました。(^^;;
子供用のであれば、やはりほかの人も1年使っただけ・・・というのが多いはずなので、それほど古めかしいものはないんですよね。それに一応靴なので、現物を見て、試して、合わなければキャンセル・・・と言うことも出来るんです。
しかし「お古」(セコハン)には変わりはありません。「そういうのは嫌だな〜」と言う人でも、マイシューズへの道はあるんです。
まず1回はフルの値段でスケート靴を買わなければいけません。氷も溶けてしまったこの時期であれば、選び放題とは行かないかもしれませんが、それほど値段を出さずに足にあった・気に入った靴があるかもしれません。
そして買ったときの「箱」と「レシート」をとっておきます。これは普通の靴を買ったときと同じですね。そしてスケート靴は「あまり汚くならないように」使います。
そしてそのスケート靴が足に合わなくなったら、買ったときの状態にして・・・つまりは靴を箱に入れて、レシートを添付して・・・買ったお店に行きます。そしてその靴をお店に戻して・・・中古品として売る形になりますよね?・・・、新しい靴を購入になります。
その際には、新しい靴の金額を全額払うのではなく、その一部・・・40−50ユーロくらいが平均のようですが・・・を支払うだけでよいと言うのです。
こうすると、足のサイズが決まるまで、新しい靴を入手することが出来、おまけにちょっとはディスカウントしてもらえることになるので、お得感はあるように思えます。だって、中古品を買うんであっても、やはりそれくらいの値段はするんですからね!
どうですか?とってもオランダ的だと思いませんか??
足の為+お財布の為=やっぱりオランダ的な合理主義
・・・って思うのは、私だけではないと思いますが・・・?(笑)
(注)これがオランダ全土で出来るかはわかりませんが、ユトレヒトのお店では100%保障で出来ますよ!
先日アメリカの方(余った?)クリスマスプレゼントの話をしたのですが、その時に一般的な物品の話になり似たような交換システムの話を聞いたような気がします。
日本では、リサイクルショップかオークションしかないのかもしれませんが...
兄弟・姉妹がいれば、使いまわしも出来るでしょうけれど、期間限定とはいえ、季節物ですからね〜。買う立場の身にとっては、大変ですよね〜。子供成長は嬉しいけれど、「もう〜大きくならないで!!」って言ってますよ。(^^;;
みーちゃんは殆どがさっちゃんからのお下がりですが、今回もなんですよね〜。でも別の方からのもの。でもそれほど古い感じはなく、値段も手ごろなので購入しました。でも来年はもう履けないので、別のサイズが必要になりますね〜。
多分お店が引き取った靴は、「セコハン品」としてお店で販売をするのではないでしょうか?それを購入するとしても、お手軽値段になると思うので、お財布にはやさしいですよね。