2009年01月07日

浮かれる一方で



連日の氷点下の天気で、氷の厚さが気になる人たちのニュースが先行しているオランダですが、浮かれてばかりいられないニュースもあります。

実は天然氷を楽しんでいたスケーターが、行方不明になり、遺体で発見されたというニュースがありました。この方は一人でスケートをされていたようですが、大自然の中では何が起きるか分からないので・・・特に氷の厚さは上からでは分かりませんので、気がついたら冷たい水の中に落ちていた・・・なんてこともあるかもしれませんし、道に迷ってしまう場合もあるでしょうから、一人ではスケートを楽しまないように言われています。

このニュースとは別にあったのが・・・


日本では新宿の地下街がかなり有名で、やはり寒くなるとテレビで見た覚えがあるのですが、オランダではそのように有名な場所はないにせよ、やはりホームレスの方たちはいらっしゃいます。

どんな理由でホームレスになったかはここでは取り上げませんが、やはり都市部にはいらっしゃるようです。ユトレヒトに関しては、夜の9時過ぎ頃から?でしょうか・・・中央駅のバス停で待っていると、「今夜泊まらせてもらえますか・・・?」と聞いて回る人たちがいます。

まだオランダ歴が浅い頃・・・夜の時間のオランダ語学校に通っていたときに、帰りは必ず聞かれたので、「いいえ」だけははっきりという練習にはなりましたが、一方で大変だな〜とも思いました。

運がよければ駅で一晩の宿を見つけられますが、運が悪いと自分で見つけないとだめですよね。確か11時とか12時までに、ホームレス専用の宿泊所に行けば、泊まれる場所もあるようですが、アル中・ドラッグ中毒の人はだめだとか、泊まれる人数も限られているとかで、かなり競争率も高いようです。

するとやはり自然の中で夜を過ごさないといけなくなるわけですが、やはり救いの手というのは存在するようです。

日本ではクリスマスの時期によく目にしたと思うのですが・・・横浜ではダイヤモンド地下街に続く階段の上に、毎年年配の方が立っていました。トレードマークはベル・大きななべ・軍服です。

そう、救世軍の方たちです。オランダではこの救世軍は、日本よりも広い範囲でお仕事をされているようで、いろいろな場所に施設を持っています。

そういう施設を利用しない人・出来ない人に、パン・スープ・コーヒー、毛布や寝袋も持参して、ホームレスの人たちが寝ている間に凍死しないように、体が暖められるようにと活動をしているそうです。

私なんぞは寒がりなので、家にいても寒いよ〜〜と震えてしまうときもあるけれど、こういうニュースを見ると、あぁ〜なんて贅沢なんだと思ってしまいました。


11都市を回るスケートマラソンが開催されるかどうか!?と浮かれているニュースの影に、毎晩命をかけている人たちもいる・・・もしかしたら自分でその状況を選んだかもしれないけれど・・・忘れてはいけないですね。


 





posted by ニコラ at 05:05 | Comment(8) | TrackBack(0) | オランダ
この記事へのコメント
今朝早くにニコラさんのホームページを見ようと思開いたが何かの都合でつながらず心配をしました。 天然の氷ですと気よつけなければいつ割れてしまうかとても恐ろしい事ですよね。さッちゃん
みーちゃんあれを見て私も心配をしました。主人も心配をしていましたよ。其れは五右衛門さんがいれば安心ですよね。その辺の事は良くご存知でしょうからね。ニコラさん一人では心配ですね。
Posted by ダルマ at 2009年01月07日 10:49


 そちらにもニュースが届いているかもしれませんが、日本では日比谷公園でボランティアが年越し村をやりました。 結果的に想定を大きく上回る500名近い人が集まり、お役所が講堂を臨時に開放したりその後は使わなくなった学校を期限付きで開放したりしていました。 また報道はされませんが、昔から日雇いの待ちであった大阪あいりん地区もちょっと質が違うかもしれませんが厳しかったことでしょう。
そんななか、タダメシを食おうとしている奴がおるんちゃうか!、これを利用してワシら(権力側)に文句を言おうとしているんちゃうか!
とKYなコメントだし、たたかれて速攻「スンマヘン 現場見てませんでした... すんまへん すんまへん」というKY政治家が現れたりです。
現況はこうなるのが判っていて首切りをした経営側のやり口ですが、幸いにも凍死者が出たという大きな報道はないようです。 しかしもしも大量に凍死者がでたら、未必の故意で殺人罪にはならないものか とさえ思いたくなります

さて、天然氷のスケート危険な面もあるのですねこちらでもたまに報道されますね。 また北欧などでは遺体が春になって発見されるとかも聞いたようにおもいます。

ちなみに私の母は占領時代の韓国生まれの日本人ですが、子供の頃やはり天然氷のスケートを楽しんだそうです。靴はロングとかいってましたね。 そして、氷が割れて冷たい思いをしたことがあるようなことも言っていました。 楽しみは注意しながら楽しんでくださいね

さて最後に
バス停での問いかけに 「OK」という人は、それなりにいるのでしょうか? OKと言える人はすばらしい人だとは思いますが、私は OK という自信はちょっとありませんね... 多少の顔見知りでも素性と理由が明らかでないとOKとは言えません... 冷たい人間ですね...

Posted by root at 2009年01月07日 12:24


こういった事故は、付き物ですよねっ。
こちらでもありましたもの。

ホームレスの方々。。。
大寒波の時は、さすがに外で過ごすのは危険と言うことから、市では非難場を提供していましたよ。
また、普通の時でも、食料を衣料を渡しているボランティアたちもいるようです☆
Posted by pnapl at 2009年01月07日 23:57


ダルマさん
氷が割れても、水泳のディプローマがあるので大丈夫な二人ですが、何せこちらの池などは水が汚いので、そっちのほうが心配です。
五右衛門も一緒にいましたが、カメラを持っているので、カメラを放り出して二人を助けるか・・・ちょっと微妙な気がします。(汗)
Posted by ニコラ at 2009年01月08日 21:41


rootさま
KYなコメントのことは知りませんでした。いろいろな事情があって、ホームレスになったのに、なんとも心無い発言ですね。先頭きって、暖かいものを確保すべき立場の人たちなのに。
韓国・朝鮮の寒さは日本の比ではないとか。北部中国もそうですよね。今でも大変なのに、昔だったらもっと大変だったでしょうね。でも冬の間はスケートを楽しんだのですね〜。
バス停で、「良いですよ」という人も中にはいる印象でした。だからそうやって回っているのでしょうね。
見ず知らずの人を、かわいそうだと思って泊めてあげて、被害にあったら大変だから、女性は・・・なんだとは思います。先のことを考えると、自分のみは自分で守らないと・・・、ですからね。
Posted by ニコラ at 2009年01月08日 21:47


pnapl さま
真夏でも、個人的にボランティアをされている方もいるようです。でもやはり個人なので、限りがあると言ってました。
ほかにも小さな食堂が、1週間に1回だけだけれど、暖かい食事を振舞ったり。
でもそこに行くバス代がなかったりすると、行かれませんので、救世軍の方たちのように、目の前に持ってきてくださると、ありがたいですよね。
Posted by ニコラ at 2009年01月08日 21:49


日本の政治家はどうも自分の為にまずなんでも用意するようですね... 政治屋さんばかりですね
人の出会いはいろいろですが、安心して知らない人を家に泊めて上げられるような時代になりたい、もどりたいですね
Posted by root at 2009年01月10日 09:48


rootさま
確かに日本の政治家は、派閥争いをして、日本の為より派閥や党のため・・・に色々している印象がありますよね。
知らない人でも泊めてあげられる時代は、今となってはもう夢のような時代ですよね。
Posted by ニコラ at 2009年01月11日 04:14


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