2008年10月17日

ロッテルダムの新市長



昨日の事ですが、来年の2009年1月1日就任のロッテルダム新市長が決定しました。現在のロッテルダム市長は、前ユトレヒト市長だった方。

「市長はその市に住む」と言うのが決まりなようですが、この市長が就任したときには、まだユトレヒトに住んでいたとか。「いつ引っ越すのかな・・・?」と思った覚えがあります。(^^;;

その市長も満期に近づいてきて、新市長の選出がされました。

とはいえ、これまで2回ほど、市民による直接選挙がありましたが(そのうち一回はユトレヒト・・・その模様は「こちら」)どちらも失敗に終わっています。

ということで、今回のロッテルダムは市議会が決定する事になりました。

その結果・・・


ロッテルダム市議会の第一党は、労働党(PvdA)です。第二党はレーフバーロッテルダムという、暗殺されたピム・フォータウン氏の流れを組む党です。

そして今回の市長選は、元ジャーナリストで、アムステルダム市議会内で社会問題を扱い、高い評価を得、現在は社会省の副大臣を務めている・・・アハメッド・アブタレブ氏が選出されました。

そう・・・お名前から分かるとおり、モロッコ出身で、現在はモロッコとオランダとの二重国籍だとか。

そしてこの方は、オランダ初のモロッコ出身の市長となるんです!


それでなくてもロッテルダムとアムステルダムは、犬猿の仲。ファイヤーノールト(ロッテルダム)対アヤックス(アムステルダム)のサッカーの試合は、何事もなく収まる試合が少ないような印象を持ってしまうほど、サポーター同士は仲が悪いです。(実際、殺人事件になってしまった事もあります。)

そんなアンチアムステルダムの地に、アムステルダムから市長がやってくる!と言うだけでも大変なのに、モロッコ出身と言うのだからもう大変です。

レーフバーロッテルダム党は、移民反対を掲げていたピム・フォータウン氏の流れを汲むわけですから、今回の市長の選出方法やら、なんやかんやと、いちゃもんをつけている様子です。

当のアハメッド・アブタレブ氏は、EUの会議の為(?)にマルセイユにいらっしゃる模様。なんか自分の知らない間に、とんでもない場所の市長にさせられちゃった・・・、って思っていらっしゃるのでしょうか・・・?(^^;;


「こちら」(NOSのサイト)に、写真や動画があります。



今後どうなるのか・・・ちょっと気になるニュースでした。



 
posted by ニコラ at 23:45 | Comment(4) | TrackBack(0) | オランダ
この記事へのコメント
日本であれば市長を直接選挙以外で選ぶことは考えられない気がします。 また、状況によって選出の仕方が変わるというのはもっと想像がつきません。 ちゃんとルールが決まってはいるのでしょうがいろいろあるのだなと思いました。

犬と猿が少しでも仲良くありますように。
Posted by root at 2008年10月18日 08:52


rootさま
市議会のテレビ放送を見ていると(ユトレヒトの場合)、市長の役目は議長のようなんですよね。市長の旗振りの下、意見を言い合う・・・なんか学級会みたい。(^^;;
市長は国政とつながりがあるので、政権をとっている党の人がなる・・・という意味合いもあるそうです。なので、直接選挙ではないとか。
そんな背景があるからか、直接選挙の機会があったときも、投票率が満たずに無効になってしまったようです。
どちらが犬かサルかは分かりませんが、難しいと思いますよ。日本だと・・・どこになるんでしょうね〜。
Posted by ニコラ at 2008年10月19日 06:00


オランダと日本では随分と統治(?)の仕組みが違うのだなと思いました。 勉強になることばかりです。 ちょっと簡単・単純には比較できないかも知れませんね。
Posted by root at 2008年10月19日 17:08


rootさま
直接選挙の私たちからすると、とても勝手な選び方のような気がしたのですが、市議会が選んでいるんですよね。その市議会議員は、私たちが選んでいるので、間接的には私たちが選んでいる事・・・にはならにか。(^^;;
システムには完璧はないので、こういうのもありなんだ〜・・・と、おぼえてください〜。
Posted by ニコラ at 2008年10月20日 00:21


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