2008年09月12日

アフリカの鶏肉・豚肉



昨日に引き続き、ちょっと堅い話です。(^^;;

テレビの特集にて始めて聞いた話。それもアフリカでの事。オランダとアフリカのつながりは、いろいろな面であります。一つは・・・これまたドッキリな事実なのですが・・・アフリカのどの国であったか、もう記憶のかなたなのですが・・・

オランダで家電製品を買うと、「廃棄料金」を払います。テレビならいくらで、冷蔵庫ならいくら、ドライヤーならいくらで・・・と全て決まっていて、その料金を払わないと購入できません。

そんな事実があるので、私の意識の中では、「リサイクルできるように」何かをしているのだろうと思っていたら、実は実は!!廃棄するべきそれらの家電製品を全て集めて、コンテナーに積んで、アフリカにまで持っていっているのです。そしてそこでは、何の処理もされていないそのものが、地元の人によって廃棄場に運ばれ、山積みになっているんです。そう、色々な化学薬品が垂れ流しなんですよ!

これだけでも、アフリカを軽視しているのが分かりますが、鶏肉・豚肉でも同じことが言えるのです。

どういう事かというと・・・

オランダでも日本と同じで、豚の頭や足などは食べません。一種のごみになってしまいます。それを集めて、やはりコンテナーに積んで、アフリカにもって行き、ただ同然の値段で売っているのです。

地元の養豚農家の豚の耳が、1つで100円だとすると、オランダから持っていったものは、1つが10円とか・・・そんな感じです。

すると何が起きるかというと・・・想像が付くと思いますが、地元の養豚農家がつぶれるんですよ。だって、消費者側からすれば、10円で買えるものがあるのに、100円も出したくない・・・というのが本音ですからね。買ってくれなくなるわけです。

需要と供給のバランスがずれてくるわけです。

これと同じ事が、鶏肉でも行われていたとか。養鶏農家は殆どなくなったとか。そして今度は養豚農家。

その国の政府が、養鶏農家・養豚農家の保護に踏み切る前に、肉が到着してしまった感じです。


五右衛門は、「これは東インド会社のときのメンタリティーだ」と言います。まぁ〜それくらいじゃなきゃ、あれだけの黄金時代は築けなかったともいえますが・・・。


でもこのままじゃ駄目だ!!ってことで、対策を練る人が・・・これが苦肉なことにオランダ人なのですが・・・動き始めたとやっていました。


今から20年くらい前でしょうか・・・?日本でもアメリカ・オーストラリアの圧力で、牛肉の輸入を始めましたよね。

日本は外交関係もあって、市場公開になったわけですが、大国の圧力で、肉の輸入と言う意味では、なんか似ているような気がしました。でもアフリカの場合は、自国の産業が壊されてしまったので、結果はもっと酷いものですが。




 
posted by ニコラ at 04:03 | Comment(6) | TrackBack(0) | オランダ
この記事へのコメント
これまた落ちた話というかひどい話です。

廃棄物の方は日本も似たようなことが問題になっています。リサイクルされずに不法投棄されたり山積み...

そちらの場合は、一応はアフリカの国が買ってくれるのでしょうか?

豚の足の話も似たようなものですが、ちょっと違うのはこれはあるいみダンピングですね 工業製品ではないので、よくわかりませんが、もしも工業製品にたいして、草むら大統領のお米の国でやろうものなら、即黒判定で法外な関税を課せられますね...

どちらもオランダからみたら合法なのかもですが...

人道的にというか道義的には問題が大きい気がします

オランダ人の五右衛門さんは当然のこととおっしゃるのでしょうか? オランダ人ですからお気持ちはわかりますが、ちょっとねー とも思ってしまいます...

日本の場合も同様に安い海外産品にそうとう痛めつけられているのは事実でしょうね
Posted by root at 2008年09月12日 12:23


私も、家電製品の廃棄料金は
リサイクルするためのものだと思ってました!
アフリカに捨てに行ってるとは、ショッキングな話ですね・・・。
オランダの安い豚や鶏が、
現地の農家を圧迫してるという話もなんだかなぁという感じですよね。
輸出入って本来不足分を補うためにあるべきだと思うんですけどね・・・。
新しい対策で状況が良くなるといいですけどね。
Posted by zebra at 2008年09月12日 18:54


rootさま
アフリカが買ってくれている訳ではないと思いますよ。港から廃棄場まで、何かを持っていけば(運べば)、賃金がもらえる・・・くらいでしょう。
・・・ってことは、私たちが払っている廃棄料は、船賃ってことでしょうか・・・?

五右衛門は鶏肉・豚肉の事実に関しては、当然の事とは思っていませんよ。東インド会社のときのやり方を、今でもやっていると批判しています。(ご安心ください!)

捨てる神あれば、拾う神ありかもしれませんが、犠牲者を出してまで・・・というのが普通なら感じる事ですよね。
Posted by ニコラ at 2008年09月13日 04:31


zebraさま
あまりにもアフリカの国々を、軽視しているのに、怒りを感じてしまいますよね。
オランダでは、実際に豚の耳や脚は食べないから、ゴミになる部分ですが、それを美味しいと食べているところに安く持って行って、そこの産業をつぶすのは、非人間的だと思います。
でもそう思う人も中にはいるわけで、手助けをする組織も誕生したようです。
Posted by ニコラ at 2008年09月13日 04:34


五右衛門さんの件安心しました。 失礼致しましたm(_o_)m

船賃ですか...
合法的(?)不法投棄って感じでしょうか...

おかしな現実、歪んだ現実とですね...
Posted by root at 2008年09月13日 06:02


rootさま
ペットボトル・ガラス瓶・紙・古着・古電池などのリサイクルは、結構進んでいると思います。けれども、廃棄料金を払っている家電製品は、リサイクルがされていないようですよね。アフリカにまで持っていっているわけですから。そしてアフリカでは、ゴミの山。これは全然想像していませんでした。
その延長なのか、オランダでは食べない肉や部分を、アフリカにもって行き、経済構造を変えてしまっているわけです。絶対何かおかしいですよ!
Posted by ニコラ at 2008年09月14日 04:21


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