裏事情としては、フェルドンク大臣が書いた事情説明の手紙、ヒルシ・アリ女史にあてた手紙(その手紙にサインをすれば、パスポートを渡すと言うもの)、国籍を戻すに当たり、それが法的な根拠でなのか、政治的な根拠でなのか・・・などなど。
当のヒルシ・アリ女史は、現在アメリカに滞在中とのことで(どこのパスポートで出国・入国したのかな〜??)、アメリカの特派員がインタビューをしたのですが、その中で、「自分の意思でサインをした」とは言っています。が・・・事情を考えると、それは表向きのことで、実際にはパスポートが必要であるから、サインをしたのでは・・・?との憶測が、国会議員たちにはあるようです。
そして無理やりサインをさせたのは・・・パスポートが欲しければ、サインをしな〜・・・ってことで・・・、フェルドンク大臣ではないのか??
フェルドンク大臣の所属するVVDは、日本の衆議院に当たるTweede Kamer(意味は「2番目の部屋」。「1番目の部屋」は、参議院に当たる)での党代表が新たに決まったのですが(つい先日)、その代表は・・・実は国会議員ではなく、大臣補佐のような地位の人です。(副大臣ともいえるかな?)
国会議員ではないために、昨夜のこの国会には参加はできず、前代表が質疑応答をしていたのですが、凄く厳しい質問を受けていました。
あんたのために、何でこんなことしなきゃいけないんだよ〜〜!!って、私だったら言いたくなるような内容でした。(^^;;
内閣からは、バルケネンデ首相とフェルドンク大臣が参加をしていましたが、討論の中で、ザルム副首相=大蔵大臣の答えが必要だと言うことで、真夜中にもかかわらず召集されたようでした。(寝てしまったので、実際に来たかどうかは知りません・・・)
また、バルケネンデ首相の一言から、新たな展開になりました。
それは・・・
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