2006年02月04日

オランダもとうとう

昨夜はオランダの国会にて、「軍をアフガニスタンに派遣をするか」の論議、採決が行われ、内閣が希望したとおり賛成多数にて、派遣が決まりました。

内閣は3党からなり、右党と左党が混在すると言う、ややこしい〜状況です。まず首相の(自称)ハリー・ポッター似のヤン・ピーター・バルケネンデ氏は、キリスト教民主党(CDA)より、他には金持ち向けの党と言われているVVD、さらには1966年に旗揚げをしたD66です。


(首相のバルケネンデ氏)

前回の選挙では、D66のスタンスとして、CDAとVVDとは手を組まない・・・でしたが、CDAか労働党(PvdA)が内閣の中心になるか・・・というなかで、CDAとVVDが手を組み、過半数を得るためにあと少しの議席が必要だと言う中で、D66を上手く丸め込み(?)組閣をしたのでありました。

D66は、レフレンダム(直接投票というのでしょうか?)や、市長の直接選挙(現在は指名されている)など、より民主的に・・・と言うのがうたい文句で、アフガニスタンへの派遣も、与党なのに反対の立場をとっていたんです。

そこを、SP党のヤン・マライネッセン氏(SPの第1指名者で反対の立場)に突っ込まれ、D66のディートリッヒ氏(D66の第1指名者)はたじたじになると言う場面も。五右衛門は膝をたたきながら、見ておりました〜。(^^;;

ヤン・マライネッセン氏ボリス・ディートリッヒ氏

(左がマライネッセン氏、右がディートリッヒ氏)

オランダの質疑応答は、日本の国会と違い、意見を述べている人・・・党の第1指名者であっても、大臣であっても、に対して、直接質問が出来(名目は「議長を介する」そうですが)、質問を受ければ、その場で答えなければいけません。そのために、質問席には6台くらいのマイクが設置されています。昨夜はD66のディートリッヒ氏に対して、2名が厳しい質問をした程度でしたが、論議が白熱すると、その質問席は各党の第1指名者によって、埋め尽くされてしまいます。(^^;;


(写真中央の議員席の右側の1本の線のようなものが、質問席です。写真右側の部分には、大臣たちが座ります。その上のほうに写っている部分に、議長が座り、真ん中の丸い島には、記録係が座ります。)


一晩明けて・・・午後4時のラジオでは、このディートリッヒ氏が第1指名者を辞任するとの事でした。離党するかはまだ未定、D66が内閣に残るかもまだ未定のようです。

たまたまオランダにいらしていたアフガニスタンの大臣は、「派遣が決まってうれしい。」とコメントをされていましたが、派遣をされる1200名の兵士の方々、またそのご家族・・・不安な日々が続くと思います。派遣は決まってしまったので、これが覆ることはないと思いますが、1日も早く無事に帰国できれば良いですね。(まだ行ってもいないけれど、本当にそう思います。)





第1指名者って・・・
posted by ニコラ at 05:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする